アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

一年ありがとうございました - 11~12月

2022-12-31 06:00:10 | みんなの花図鑑
とうとう大みそかとなりました。
6日間で年一年を2か月づつ 画像で振り返ってきました。
今日は最後の6日目で 「11~12月篇」です。
(なお、一部の写真は 昨年の同月のものです)


11-14 オギと夕焼け


11-16 オギの夕焼け






11-19 河原のススキ


11-30 ススキ






12-26(21)メルケンカルカヤ




12-27(21) 穭稲(ひつじいね)






11-12(21) ヤツデ ウコギ科




11-02(21)トウワタ(唐綿)





11-04(21)コウテイヒマワリ(ニトベギク)





11-03(21)スズランノキ(安城デンパーク)




11-05 ケヤキ (愛知県緑化センター)


11-15(21) ケヤキ (堀内公園)






11-07 名前の分からない木 → アメリカハナズオウ?(リトルワールド)




11-08 モミジバフウ




11-10(21) ムクノキ




11-18(21)ピンオーク(安城デンパーク)




11-20 イロハモミジ(岡崎市・東公園)


11-22(21)イロハモミジ






11-15 ナンキンハゼ(安城市・秋葉公園)


12-01 ナンキンハゼ




12-02 トウカエデ




11-24 イチョウ祖父江



11-28(21) 祐専寺の大イチョウ



11-28(21) 久寿(きゅうじゅ)のイチョウ原木近くにて






11-20(20) メタセコイア(愛知県緑化センター)


12-04 メタセコイア (安城デンパーク)




11-19(21) ラクウショウ






11-23 午後のツワブキ





11-19 ホトケノザ - 秋に咲く


11-24(21) ホトケノザ





11-12(21) ヒヨドリジョウゴ (常滑市・前山ダム)



12-10 セイヨウサンシュユ (安城デンパーク).gif





11-14(21) サザンカ





フウの実を食べるカワラヒワ(安城デンパーク)





11-23(21) モズ




12-12(21) カルガモ (堀内公園)




6回にわたり一年の回顧でお茶を濁しました。
それでは皆様、よいお年をお迎えください \(^o^)/


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一年ありがとうございました - 9~10月

2022-12-30 06:00:10 | みんなの花図鑑
今年も余すところあと2日。
最後の6日間で、今年一年を2か月づつ 画像で振り返っています。
5日目の今日は 「9~10月」です。
(なお、一部の写真は 昨年の同月のものです)



9-14 こんにちは!アレチヌスビトハギ



9-15 おはよう! ツユクサ



9-23(21) ツユクサ




9-02(21)ブラッシカラパとツバメシジミ




9-08 マルバルコウ



9-08 ルコウソウ



9-05 ケイトウ




9-08(21)ポリゴナム・アンプレキシコール




9-07(21)ママコノシリヌグイ


9-22 ママコノシリヌグイ






9-05(21)センニンソウ - クレマチス属




9-06(21)ガガイモ


9-20 ガガイモ - 古事記の昔から




9-12 イタドリ 雌花


10-06(21)イタドリ




9-04 クルマバザクロソウ




10-30(21)ザクロの実







10-06 ヨウシュヤマゴボウ





10-04 ミゾカクシ





10-21 ソバ







9-30 イボクサ





10-04(21) ハナセンナ(アンデスの乙女)



10-04(21) 小葉のセンナ(カシア・コリンポーサ)








10-24(21) ヤクシマリンドウ








10-29(21) ゲンノショウコ - 神輿草






10-09(21) 柿の葉


柿の葉に似ている市街(AlAbed-AbouJarash, Damascus, Syria)



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一年ありがとうございました - 7~8月

2022-12-29 06:00:10 | みんなの花図鑑
今年もあとわずか。
今年一年を2か月づつ 画像で振り返りながら年を越したいと思います。
4日目の今日は 「7~8月」です。
(なお、一部の写真は 昨年の同月のものです)



7-11 ホルトノキ




7-06 斑入りチシャノキ



7-03 モクゲンジ




7-12 ニンジンボク





7-20 アカメガシワ 雄花


7-20 アカメガシワ 雌花



7-10 ヤブジラミ



7-13 ノアザミ




7-16 ヒマワリ(キク科集合花)




7-30 (21)ノアサガオ



8-25 スイレン - 於大公園



8-01(21)本證寺のハス



7-27 伊賀八幡宮のハス




8-07 ハツユキソウ


7-31 (21) ハツユキソウ




8-06 ショウジョウソウ




7-14 メキシカン・ライオンズイヤー - キツネノマゴ科




7-17 八重のムクゲ (アオイ科)



8-06(21)タチアオイ(アオイ科)




8-22 ラバテラ(ハナアオイ)バイカラー (アオイ科)



8-31 ハイビスカス(ブッソウゲ)(アオイ科)



8-23 オクラ (アオイ科)




8-24 サルスベリ



7-26(21) サルスベリ




8-09(21)キクイモモドキの筒状花



8-05(21) トウワタ



8-25(21) トウワタ



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一年ありがとうございました - 5~6月

2022-12-28 06:00:10 | みんなの花図鑑
今年もあとわずか。
今年一年を2か月づつ 画像で振り返りながら年を越したいと思います。
3日目の今日は 「5~6月」です。





6-04 ハナショウブ (碧南市・油ヶ渕花しょうぶ園)




5-02 リキュウバイ




5-05 ヒメウツギ




5-12 ウツギ・マギシェン



5-12 タニウツギ



5-05 バイカウツギ



5-07 オキナワシャリンバイ




5-14 ロドレイア



5-03 ベニバナトチノキ



5-03 トチノキ




5-02 クロバイ



5-23 エゴノキ




5-06 ユリノキ





5-13 ニワゼキショウ



5-13 ムラサキツユクサ



5-11 ナガミヒナゲシ



5-19 ブラシノキ





5-15 ハニーサックル(ツキヌキニンドウ)於大公園(東浦町)




5-10 ツリガネカズラ(安城デンパーク)




5-23


6-03 ティーツリー(フトモモ科コバノブラシノキ属)




6-02 ニンジン



6-02 ノラニンジン



5-26 ウメモドキ(雌花)彦左公園


5-26 ウメモドキ(雄花)彦左公園



5-26 ウメモドキ(雌花)安城デンパーク




6-01 ユスラウメ



6-10 タチアオイ






6-09 ゼニアオイ




6-23 ジャガイモ





6-22 テンニンギク



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一年ありがとうございました - 3~4月

2022-12-27 06:00:10 | みんなの花図鑑
今年ももう終わりです。
今年一年を2か月づつ 画像で振り返りながら年を越したいと思います。
2日目の今日は 「3~4月」です。


3-29 ベニバスモモ(安城デンパーク)




3-07 クロヤナギ (ネコヤナギの突然変異)




3-04 アオモジ - 卒業式




3-05 ヴェロニカ・ペルシカ (標準和名 オオ・イヌノフグリ)




3-18 ビデンス - 輝くセンダングサ




3-12 ウグイスカグラ(愛知県緑化センター)




3-11 シロハラ(愛知県緑化センター)



3-12 ジョビ太くん(愛知県緑化センター)



3-16 梅にメジロ





3-09 シナマンサク



3-10 マンサク(赤花) 安城デンパーク




3-20 マンサク 'アーノルドプロミス'




3-21 トサミズキ - マンサク科 (安城デンパーク)




4-01 ヒュウガミズキ - マンサク科 (安城デンパーク)




3-13 紅梅



3-16 サクランボ(暖地桜桃)



3-21 サクランボ(暖地桜桃)




3-27 陽光桜 (安城デンパーク)






3-31 サクラ (岡崎公園)



4-04 ユスラウメ



4-04 ニワウメ



4-05 ユキヤナギ



4-10 ヒメリンゴ






4-10 ナシ




4-03 エゾキブシ(安城デンパーク)



4-03 ヒサカキ




3-26 シデコブシ(安城デンパーク)



4-12 シモクレン(安城デンパーク)






4-02 カタクリ(カタクリ山・豊橋市)




4-13 アケビ




4-07 オオアラセイトウまたはムラサキハナナ




4-08 ルッコラ



4-11 ダイコン




3-14 マツバウンラン








4-21 ハナミズキ2柳川瀬公園




4-20 ライラック(リラ)



4-25 ヒトツバタゴ




4-17 ハナノキ(花の木)雄花


4-17 ハナノキ(花の木)雌花




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一年ありがとうございました - 1~2月

2022-12-26 06:00:10 | みんなの花図鑑
今年ももう終わりです。今年一年つたないブログをご覧くださり、ありがとうございました!
今年一年を2か月づつ 画像で振り返りながら年を越したいと思います。






1-07 センダングサの仲間




1-07 ユキヤナギ




1-07 キヅタ




1-07 クチナシ



1-07 ビワ



1-07 クロガネモチ




1-10 シクラメン(かがり火花)




1-22 クモマソウ?クモマグサ?




1-24 プリムローズ




21-1-23 アオモジ




1-30 ネコヤナギ





1-15 ベトナムツバキ 海棠(ハイドゥン)


2-16 ベトナムツバキ 海棠(ハイドゥン)




1-27 ツバキ 'マスターピース'




20-1-17 ツバキ'港の曙'




1-17 タイワンツバキ、大東茶、別名ゴードニア




2-16 ツバキ(Camellia japonica)'青い珊瑚礁'





1-14 ツワブキ


2-18 ツワブキ




2-09 ヤドリギ




1-28 ソシンロウバイ (愛知県緑化センター)



1-27 ソシンロウバイ



1-06 ロウバイ



2-27 ニシキギ




2-04 ジンチョウゲ



2-05 ミツマタ




2-20 マンサク




2-06 オダマキ




2-11 ラナンキュラス



2-12 ラナンキュラス・ラックス




2-14 アメリカセンダングサ




2-21 紅梅(岩津天神)



2-22 白梅(岩津天神)




2-25 中国ドウダンツツジ(シャンデリア風)





サザンカとレッドロビン - 堀内公園

2022-12-25 06:00:12 | みんなの花図鑑
サザンカ

堀内公園(安城市)の名鉄電車線路沿いに生垣として植えてあるサザンカです。




唐突ですが、サザンカはなぜ冬に咲くのでしょう??
というのも、サザンカの分布は日本以外では台湾、中国、インドネシアと亜熱帯から熱帯地方なのです。




日本でも自生地は九州~四国です(最近では 山口県の萩が自生北限となっていますが、それまでは佐賀県吉野ケ里が北限でした)。
もともとツバキ科全体が熱帯から亜熱帯に自生する植物だったのです。




私たち日本人にとって身近なサザンカ、ツバキ、チャなどはツバキ科の中では例外的に温帯に適応した珍しい種だったのです。




実際、原種に近いサザンカは寒気にさらされると花を落とすのです。




そういうわけで、寒さに強くないはずのサザンカがなぜ冬に花を咲かすのか?
私には不思議でなりません。




ヒントはサザンカの蜜です。
冬に花を咲かせる理由としてサザンカが鳥媒花であることが挙げられています。メジロがサザンカの蜜を吸いに来ているのを見ますが、他の花が少ないときに花を咲かせて花粉媒介してくれる鳥を独占しようということらしいです。
山茶花の原種は白色ですが、ヤブツバキは赤です。ヤブツバキの花が赤いのは鳥にとってよく見える色だからだそうです。





レッドロビン

サザンカの生垣に、ところどころ混じっていたレッドロビンです。




公園の西側なので夕陽が当たると真っ赤に燃え上がります。

















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ヒイラギ三昧 (3) ヒイラギモチ

2022-12-24 06:00:10 | みんなの花図鑑
メリー・クリスマス!
ヒイラギの名前を持つ木、第3回は 日本でクリスマスホーリーと呼ばれてるヒイラギモチです。


ヒイラギモチの写真は五万とあるのですが、これは私にとっては思い出深い京都府植物園のヒイラギモチです。
おととしの12月5日、東本願寺にお骨納めに行った翌日、レバノン杉を見たくて京都府植物園を訪れたのですが、レバノン杉の右手のヒマラヤスギの大木をレバノン杉と勘違いして帰ってしまいました。




その両シーダの森の手前の小径にこのヒイラギモチはありました。
モチノキ科の仲間はみなこのような赤い実をつけます。そして日本ではこの木がクリスマスの飾りつけに使われます。




こちらは地元の安城デンパークのヒイラギモチ。
ヒイラギモチにはいろいろ別名があって、植物園などでは「ヤバネヒイラギモチ」として紹介していることが多いです。
他には シナヒイラギ(中国原産だから)とか、クリスマスの飾りつけに使うので チャイニーズホーリーとか。




西洋では葉に棘がある木は セイヨウヒイラギでこれが クリスマスホーリーと呼ばれてます。日本ですと モクセイ科のヒイラギが柊(ひいら)ぐ棘のある葉の典型なのですが、西洋にはヒイラギは無いのです。




クリスマスホーリーの「ホーリー」は葉に棘のあるモチノキ科のことで、赤い実が付きます。モクセイ科のヒイラギは赤い実はつきません。赤い実が付かないので ヒイラギはクリスマスの飾りには不向きなのです。
そして地域によってクリスマスホーリーは種類が変わります。
西洋には セイヨウヒイラギ(モチ)があるのでこれをクリスマスホーリーとして使います。
アメリカには アメリカヒイラギ(モチ)があるのでこれをクリスマスホーリーとしています。
そして日本では 中国産ヒイラギモチ(シナヒイラギモチ)をクリスマスホーリーとして使います。




上に挙げた3つのホーリーはクリスマスのころ赤い実をつけることと、葉に棘がある点は共通しています。
しかし、棘の形状は違います。



安城デンパークの ヒイラギモチ(シナヒイラギ、ヤバネヒイラギモチ)の解説板です。





ヒイラギモチは 別名ヤバネヒイラギモチの名の通り、葉の形状が矢を真っすぐに飛ばす為に矢の後方に付けられた「矢羽根」に似ています。
学名も Ilex cornuta といい、Ilex はモチノキ属で、cornuta は「四角張っている、角が尖っている」を意味してます。これは ヒイラギモチ(シナヒイラギ)だけの特徴です。




左が ヒイラギモチ(シナヒイラギ)の葉、右が アメリカヒイラギ(モチ)の葉です。
両方とも赤い実をつけることは同じです。
では、もうひとつの「セイヨウヒイラギ(モチ)」の葉は?
セイヨウヒイラギは日本では見られないので、私は写真を持ってません。見たい人は ウィキペディアの「セイヨウヒイラギ」に写真があるのでそちらを見てください。ほかの日本のサイトは「セイヨウヒイラギ」と言っておきながら、シナヒイラギの画像を掲げてることがあるので信用できません。




もっとも同じヒイラギモチでも 左のように棘がほとんどないこともあれば、右のように ヒイラギの葉にそっくりの刺々しい葉まであります。




これなんぞクリスマスの飾りつけにうってつけですね。




赤い実の付き方が少々寂しいですが・・・




最後になりました。第1回の ヒイラギ(モクセイ科)とヒイラギモチ(モチノキ科)のおさらいです。
両方とも刺々しい葉をもっていますが ヒイラギモチと ヒイラギとは はっきり見分けが付きます。
ヒイラギモチの葉は基本 角が尖った四角形か 五角形なのです。
そしてモチノキ科のホーリーは 赤い実が付くから クリスマスの飾りつけに使われます。
ヒイラギは昔から魔除けに使われてきました。





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ヒイラギ三昧 (2) ヒイラギナンテン

2022-12-23 06:00:10 | みんなの花図鑑
ヒイラギの名前を持つ木、第2回は ヒイラギナンテンの仲間です。

ヒイラギナンテン(マホニア)’チャリティー’

ヒイラギナンテンは属名の「マホニア」と呼ばれます。
元祖ヒイラギナンテン(マホニア)は別にあるのですが、なぜ最初に このマホニア・チャリティーを最初に取り上げるかというと、ちょうどヒイラギの花が咲く師走に黄色い花が咲きだすからです。




マホニア・チャリティーの花期は11月~1月。
上は安城デンパークで、12月4日撮影のマホニア・チャリティーです。




別の年の12月9日撮影。




Mahonia x media ’Charity’
マホニア・チャリティーは 別名セイヨウヒイラギナンテン(学名 : Mahonia x media ’Charity’)と呼ばれ、
Mahonia japonica(ヒイラギナンテン、中国原産) と Mahonia lomariifolia(台湾原産) と を掛け合わせた雑種です。





黄色い花を穂状に咲かせています。




ひとつの花はこんな感じ。あとで比べますが、メギの花にそっくりなんです。




おしべは最初花弁にくっついていて 虫が花に乗ったりするとパッと雌しべを取り巻くように移動するということです。




花の蜜です。




果実です。3月2日撮影です。
この果実(と花)を見て気が付くことがあります。
ヒイラギナンテンと呼んでいますが、花と実はナンテンよりも メギ のほうが似ているのです。





メギ

このメギは 4月14日愛知県緑化センターで撮影したものです。



ごらんのように、ヒイラギナンテンの花によく似ています。




先ほどの ヒイラギナンテンの属ですが・・・
「ヒイラギナンテンは、これまではメギ属の近縁とされながら、複葉(メギ属は単葉)で幹にとげがない(メギ属にはとげがある)点が異なるために、マホニア属とされてきましたが、近年の研究によってメギ属に含まれることが明らかになりました。」(みんなの趣味の園芸「ヒイラギナンテン」)

【追記】上記 メギ属に含まれることになった(つまり Berberis ← Mahonia )という記述について
flowerconnectionさまからコメントいただきました。
「> recent DNA-based phylogenetic studies retain the two separate genera
(最近のDNA検査は、2属を別々のままで置いておく)
となっています。この英語版Wikipediaの記事は、ページの下の方の記載を見れば、2022年11月2日が最終変更日になっていますから、これで最新の情報のはずです。」
私もこの英語版Wikipedia「Mahonia」の記事を日本語に機械翻訳して読んでみました。
「多くの植物学者は、マホニアをベルベリスの一部として分類することを好みます [3] [4] [5] [6] 両方の属のいくつかの種が交配することができ、葉の羽状構造以外の 2 つのグループ間に一貫した形態学的な違いがないためです( Berberis sensu strictoは単純な葉を持っているように見えますが、これらは実際には単一の小葉と複合しており、 「単葉」と呼ばれ、さらに、それらの枝分かれした棘は変更された複葉です[7] )。しかし、最近のDNAに基づく系統発生研究では、単葉葉のBerberis ssが側系統に由来することが明らかになり、2 つの別個の属が保持されています。羽状の常緑の葉を持つ低木のグループで、次の 3 つの属に分けられます。広く外接されたベルベリス(つまり、マホニア、アロベルベリス、およびモラノタムヌスを含む) も単系統性です。[8] [9]」
専門用語が多く機械翻訳では内容がつかみにくいですが、形態的には ベルベリス(メギ属)とマホニアは似ていても、DNAに基づく系統発生研究では 別個の属のままにしておいたほうがよいというような主旨のようです。





また、メギの果実は ナンテンのような丸形でなくこのように楕円です。
その意味でも ヒイラギナンテンを「ナンテン」というより ヒイラギ「メギ」 と呼んだほうが合ってる気がします (^_-)-☆






あとは 駆け足で・・・

ヒイラギナンテン

元祖ヒイラギナンテンです。2月18日の撮影です。



学名:Berberis japonica(Mahonia japonica)
種小名が japonica(ヤポニカ、日本の)であるために、日本原産の植物と思われがちですが、じつは中国原産で江戸時代初期に渡来しました。





ヒイラギナンテン業平(マホニア・コンフューサ)












(マホニア・ビアリー)

安城デンパークにて
面白い果実



樹名板には
 Mahonia bealei
マホニア ビアリー
  メギ科
  中国原産
とかいてありますが、「マホニア ビアリー」でググっても あまり記事がヒットしません。
ひとつだけヒットしたのですが、やはりデンパークのこの木のことでした。




でも 「Mahonia bealei」でググると、
マホニア・ベアレイ(Mahonia bealei)
というタイトルの記事があって、デンパークのこの木と合衆国テキサス州ダラス市「ダラス植物園」のマホニア・ベアレイの写真が載っています。




ヒイラギによく似た、触ると痛そうな葉。
「Berberis bealeiは、レザーリーフマホニア、ビールのバーベリー、またはオレゴングレープとも呼ばれ、中国本土に自生する常緑低木の一種です。この種は、台湾原産のBerberis japonicaと同じ種と見なされてきましたが、この2つは、特定の花と葉の特徴が一貫して異なります。 」(英文Wikipediaの機械翻訳)






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ヒイラギ三昧 (1) ヒイラギとヒイラギモクセイ

2022-12-22 06:00:10 | みんなの花図鑑
きょうから3回に分けて 「ヒイラギ」の名の付く木を特集します。
第1回は 前後に何も付かないただの「ヒイラギ」。


ヒイラギ

クリスマスのシーズンになると、葉に棘のある赤い実をつけた木が園芸コーナーに並びますが、あれはモチノキ科のヒイラギモチ。
本物のヒイラギはこの季節に白い花を咲かせます。




ヒイラギはモクセイ科なので、ネズミモチに似た黒い実をつけます。
赤い実をつけるのは モチノキ科の木です。




ヒイラギの名は「葉の縁の刺に触るとヒリヒリ痛む(古語:疼(ひひら)く・疼(ひいら)ぐ)ことから。」(Wikipedia)




ヒイラギは台湾や日本が原産地で、欧米では見られません。
日本での自生北限は福島県です。




ヒイラギですが、後述のヒイラギモクセイに似たやや棘の鈍角な葉を持った品種です。




葉に棘の無いヒイラギもあります。




歳をとると(丸くなって?)棘が無くなってくると言われてます。






ヒイラギモクセイ

ヒイラギと同じく初冬に白い花をつける樹にヒイラギモクセイがあります。
ヒイラギモクセイはヒイラギと中国原産のギンモクセイとの雑種と考えられています。




花はヒイラギよりもギンモクセイの花に似ています。




でも、ギンモクセイの葉には棘は無いので、こちらはヒイラギの性質が受け継がれています。
一本の木でも、棘が付いた葉がある枝と無い枝があることがあります。








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