2日目は 網走まで流氷を見に行ったのですが、ポスター通りの流氷には出会えませんでした(T_T)
そのあと、濤沸湖(とうふつこ)へ 白鳥を見に行きました。
濤沸湖は北海道東部、網走市と小清水町にまたがる一帯にあります。
オホーツク海の荒波によりできた砂州が発達した細長い砂丘によりできた湖で、湖の北西端でつながっており、汽水湖となっています。
後で見るように濤沸湖は 渡り鳥である白鳥の重要な中継地点なので、秋にはたくさんの白鳥を見ることができるのですが、今は 少ないです。それでも、濤沸湖で越冬する白鳥が数百羽はいるので、冬の間でも こうして白鳥を見ることができるのです。
私は 白鳥をいつも見ていないので分からないのですが、くちばしの黄色い部分が 鼻孔の先まであるので オオハクチョウ のほうでしょうか?
オオハクチョウも コハクチョウ も カモ目カモ科に属する長い首を持つ白い鳥です。
オオハクチョウは 全長140cm。
コハクチョウは 全長120cm。
オオハクチョウならば、普段はユーラシア大陸のタイガ(針葉樹林帯)で過ごしていますが、越冬のために約3000km飛んで日本へ南下してくる渡り鳥(冬鳥)です。
オオハクチョウは 秋の10月から11月にかけて南下のため、また3月から4月にかけて北上のため、渡りの中継地に立ち寄ります。
移動ルートはオホーツク海側・太平洋側が多く、秋にはほとんどの個体の道内初飛来地が ここ 濤沸湖 だということです(^^