アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ナンキンハゼ - 愛知県岡崎市

2017-12-31 09:45:48 | みんなの花図鑑

このナンキンハゼの木は大きく、
毎年この時期には 南京玉すだれ?のような実を
いっぱい付けてくれます。

不思議と この時期(大晦日直前)になると
行って 写真を撮りたくなるんです。
ムクドリがいっぱい来て 実を食べていました。


・・・もう、そろそろ 部屋の大掃除をしなければなりません。

みなさん、 よいお年を ( ^)o(^ )


ソシンロウバイ - 愛知県安城市

2017-12-30 17:24:15 | みんなの花図鑑

これは 中心も黄色のソシンロウバイです。
畑の縁に ロウバイの木ばかり10本ほど植わっていて、
2本が ワロウバイ(花の中心が赤褐色)で、
その他はすべてこのソシンロウバイです。

ワロウバイのほうが基本種で、
ソシンロウバイは園芸種 という系譜なんですね。

開花したてのほやほや、
なので、花冠は鮮やかな黄色で
壺のように雌しべ雄しべを取り囲んでいます。

時期が過ぎると、
花冠はやや色があせて皿のように開いてきます。


ワロウバイ - 愛知県安城市

2017-12-30 17:11:05 | みんなの花図鑑

畑の縁に ロウバイの並木をみつけました。
まず、ロウバイの基本種で中心がすこし赤褐色のワロウバイ。

一般に ロウバイの開花期は 12月~2月。
ロウバイは 花の少ない真冬に花を咲かせてくれます。

株によって 中心の赤褐色には 濃さの違いがあるようです。

右下は 春に出来た果実です。
乾いたとっくり形の殻の中に、がま口型の果実が
数個入っているといいます。


ハクモクレン - 安城総合運動公園

2017-12-30 08:36:16 | みんなの花図鑑

散歩していても
手にしもやけが出来そうなほど
寒い!

公園では ハクモクレンのつぼみが
いっぱい膨らんでいます。

ハクモクレンやコブシのつぼみは
北を向くそうです。

その理由は 太陽が南から当たり
蕾の南側の細胞分裂が活発になり
成長するからだ、といわれています。


1枚目の画像のアニメーションGif です


ヤイトバナ(ヘクソカズラ) - 愛知県安城市

2017-12-29 17:27:57 | みんなの花図鑑

調べてないが、今年一番 投稿回数の多かった花は
もしかしたら、このヤイトバナではないかと (´∀`)

花が楽しめ、
果実も うわぐすりを塗った陶器のように光る緑の時代から、
葉も落ちて 黄金色に輝く冬の果実まで、
少なくとも3通りに楽しめる。

過去ログを読み返すと、決まって
果実「と思ったら、これ 蕚なんだって、
先端の 5つのちっちゃな 三角、
萼片なんだって!」
というコメントを載っけてる。

この果実、いつまでもぶらさがってるので
鳥も食わないのかと思ったら、
ジョウビタキが 赤い実を食べつくしたあと、
食べてくれるんだってさ ( ^)o(^ )



以下は このページのトップの画像を Water Effect のサイトで
アニメーションGIF にしてもらったものです ^^


ホオジロ - 愛知県岡崎市 矢作川

2017-12-29 09:26:03 | 野鳥

撮影日:2016-04-22
掲示板でのQ&Aの一部です。
質問:
河川敷の木の枝で、かわいい声で鳴いていました。
ツグミに似ていますが、ツグミはおよそ
かわいいという範疇の鳴き方はしませんよね?
この鳥の名を教えてください。

回答:
ホオジロの雄です。
樹のてっぺんあたりで盛んに囀るところをよく見かけます。

回答(つづき):
縄張り宣言か雌を誘っているのか、どちらかでしょうね。
既婚個体は嘴を水平方向に向けてさえずるのに対し、
未婚個体は嘴を空に向けてさえずるそうです。
この鳥は春だけでなく秋にもさえずります。

質問者:
確かに「嘴を空に向けてさえず」ってました。
未婚だったんですね。
面白い! どうもありがとうございました



カラスウリ - 愛知県岡崎市 矢作川

2017-12-28 22:02:35 | みんなの花図鑑

まだまだりっぱなカラスウリの瓜がなってました。

果実が実ってからだいぶ時間がたつので、
たぶんですが、朱色の果肉も だいぶ苦味が薄れてきた
ことと思います?!

「カラスウリは鳥も食わない」
といわれるくらいだから、まあ、食べることは忘れて、
つぎからは、あの独特の形をした種子を
観察してみよう。
大黒様みたいなので 金運のお守りとして
財布に入れておくといい、ってよく言われてるから (´v_v`)


ナンキンハゼ - 愛知県岡崎市 矢作川

2017-12-28 21:52:26 | みんなの花図鑑

白い仮種皮はロウ質です。
ナンキンハゼはロウを採るために中国より輸入され、
各地で栽培されてきました。

ハゼの木のロウで作られたロウソクは
江戸時代に入ってから庶民にも手の届くものとなり
和ロウソクとして装飾を施したものが作られました。

冬になり 食べる実が少なくなると、
ムクドリたちが群れになって このハゼの実を食べに来ます。
ムクドリなどは皮の部分のロウを消化できるので、
翌年、種子が 至る所で 生えてくるという訳です。