アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

今年も一年ありがとうございました

2021-12-31 17:24:01 | みんなの花図鑑
今年も一年間ご覧くださりありがとうございました!
今年は 時間の都合で 1月~6月半年間の画像をピックアップしてみました。



ガーベラ


1-05 @西尾市憩の農園



ジンチョウゲ 1-05 @西尾市憩の農園




ユリオプスデージー 1-05 @西尾市憩の農園





ロマネスコ




アメリカセンダングサ 1-06




セイタカアワダチソウ 1-13




ロウバイ 1-20 @於大公園(東浦町)



ソシンロウバイ 2-05 @ 安城デンパーク




オステオスペルマム 2-03



サンシュユ 3-01




ウメ 2-25 @岩津天満宮



カリン 3-31




セイヨウミザクラ 3-01



アンズか ウメか 3-01



西洋サンシュユ 3-01



トサミズキ 3-03




コブシ 3-11



シデコブシ 3-14@ 大池公園




ミツマタ 3-11@愛知県緑化センター



ユキヤナギ 3-11@ 豊田安城自転車道




サクラ 4-01



ナシ 4-03




アオモジ 4-01 @ 愛知県緑化センター




イチョウの 雄花(4-03) と 雌花(4-12)




紅花トキワマンサク 4-07 @安城デンパーク



白花マンサク 4-07@安城デンパーク





シナサワグルミ 上:雄花 下:雌花




オニグルミ 4-20 @矢作川




トウカエデ 4-14 @柳川瀬公園(豊田市)




アヤメとダッチアイリス



エニシダ 4-23



ボタン 4-23



クロバイ 4-25 @彦左公園




ナガミヒナゲシ 5-08



カンパニュラとホタルブクロ 5-12



スイレン 5-12 @ 南部小メダカ池




アメリカフウロ 5-23



ノラニンジンとレースフラーワー 5-23



ゴデチア 5-25 @西尾市憩の農園








上:ノリウツギ
中:ヤブデマリ
下:ガクアジサイ




ベゴニア 雄花と雌花 5-29@西尾市憩の農園




フクシア・ヒブリタ 6-06@幸田憩の農園




タイサンボク 6-10 @ 愛知県緑化センター




グラジオラス 6-19



スウィート・ピー 6-19




ニューサイラン 6-26 @安城デンパーク

窓の外にジョウビタキ

2021-12-30 10:29:03 | 野鳥
ジョウビタキ

先日来、庭でピットを掘っていたら来てくれたジョビタ君。



きょうは 居間でパソコン作業をしていたら、窓の外にきて
「もう穴掘りしないの?」
とでもいうかのように、窓の向こうからこちらをうかがってます。




「ああ、穴掘りは未完成だけど、疲れてしまったからもう終わりだよ」



「ふーん、そうなんだ。もっとミミズが食べたかったのになぁ」




シジュウカラ

こちらは庭のいちばん奥のムクゲの木に来たシジュウカラたち。



集団でやってきた。




なんとムクゲの実の殻を食べている。




シジュウカラの雌雄はネクタイの太いほうが雄、細いほうが雌だそうです。
ということは 1枚目と上は同じ個体だから、この子はオスですか?


続・つかの間の雪景色でした

2021-12-29 08:00:00 | みんなの花図鑑
12月27日の朝の雪景色のつづきです。


ナンテン

9:50前後の撮影です。



このころになると、お日様も出てきて道路の雪はほとんどとけてしまいました。



葉っぱにだけ雪が残ってる状態です。








ユズ




ウキツリボク(チロリアンランプ)

ウキツリボク(浮釣木)の名は、花の姿が魚釣りの浮きに似ていることから。
別名のチロリアンランプは、チロル地方のかわいい赤いランプに例えた呼び名。




アメリカヒイラギモチ

今朝の発見はこれ。
SS寺近くの知人宅のアメリカヒイラギ ’サニー・フォスター’ です。




いままで家の前を何回となく通っていて、全然気が付きませんでした。
クリスマス・ホーリーの一つなので、雪が似合います。




センリョウ











ヤブツバキ?

最後は火の見櫓の下にあったヤブツバキです。




つかの間の雪景色 でした

2021-12-28 08:00:00 | みんなの花図鑑
ソテツ

朝起きて庭を見たら 一面の銀世界でした(12/27のことです)。
当地で12月中に雪景色を見るのは本当に久しぶりのことです。
南天の向こうに葉を広げてるのは ソテツです。
このソテツは 何を隠そう沖縄本島に自生していたソテツです。
もってきたのは1980年代ですからもう40年近くなります。




ソテツの自生北限は宮崎県の都井岬だそうです。
それもあって、沖縄から持ってきたばかりのときは室内で鉢植していたのですが、父の管理が良くてどんどん大きくなり、もはやどんな大きな鉢にも入らなくなり庭に露地植えしたのです。
もう何回も雪をかぶっています。同じような観葉植物にアオドラセナがあります。




ハクチョウゲ

きょう(12/27のこと) は ほんとは今年最後のパソコンクラブがあるんですけど、山のほうから来る人が雪で来れないと言ってきたのをきっかけに、LINEのグループトークで「どうしよう?」ということになって、「車の運転が危ないのでやめようか」ということになり、代わりに雪景色の撮影に出かけることにしました。
最初はおとなりさんの生垣のハクチョウゲです。



ちょっとでも触ったらハラハラと落ちてしまいそうなくらいやさしく枝又に乗ってます。


ハクチョウゲというのはこんな花を咲かせるアカネ科の木です。

2021-05-16




陽が差してきて雪はどんどん解けていく気配なので、とりあえず一番近くの神社へ。



ネズミモチ

境内の木です。




そして朝日を受けて光る落葉です。













クロガネモチ

神社の横は公園です。



ユリノキやモミジバスズカケノキ(プラタナス)や サザンカがありますが、きょうは このクロガネモチが主役です。




写真を撮っていたら、知り合いの Yさんが見えました。公園の保全美化を頼まれている方です。
「これ何という木だん?」(何という木ですか)
「クロガネモチといって縁起がいいので家の庭に良く植えられている木だけど」
「ほっか、そんなことよりちょっと聞いとくれん。」(そうか、そんなことよりちょっと聞いておくれよ)
内容は グラウンドゴルフの会でいざこざがあって、会長を辞めようかと思ってるということだったのですが、その話を聞いてるうちにも雪がどんどん解けていく。
悪いけど、つづきはまた今度聞くので、きょうはここまで、
と無慈悲にも話を中断し、残り雪を求めてSS寺へ向かいます。





これは ずっと前の1月2日に、SS寺で撮った雪景色です。
きょうもこんな雪景色を撮ろうと向かったのですが。。
もう雪はほとんど解けてました。



アラカシ

日陰の葉の上の雪は残ってたので、撮れた写真はこんなのばかりです。





後半へ続く

穭稲(ひつじいね)‐ 光るイネ科

2021-12-27 08:04:37 | みんなの花図鑑
(朝起きたら、庭に雪が積もってました。
 この冬初めての雪です。)



昨日のメリケンカルカヤのつづきで「光るイネ科」第2弾、「イネ」です。



このイネは、秋の刈り取りの終わった後、耕さなくてそのまま残っていた切り株からまた出てきた稲穂です。



二番穂」という呼び方が分かりやすいと思うのですが、
(ひつじ・ひつち・ひづち)とか
穭稲(ひつじいね)
という呼び方がWikipediaに載ってます(wiki「稲孫」)



木の切り株や根元から生えてくる若芽のことを「(ひこばえ)」というのですが、これをイネにあてはめ、
「樹木ではないが、刈り取った稲の株から生える、稲の蘖(ひこばえ)に相当する芽を(ひつじ)と呼ぶ。」



むかしは 稲刈りが終わったら、切り株を掘ってました。
私は使ったことないのですが、
「株を削り根を掘る(しゅをけずりねをほる)」
という表現があるそうで、意味は
《「戦国策」秦策から》災いの原因などを、残すところなくすべて取り除く。
という意味だそうで、最近は切り株掘りはしないので災いがいつまでも続いてる?と考えると恐ろしくなります。
でも、冬の水田に水を張るなんてこと、昔はしてなかったですよね




メリケンカルカヤ - 光るイネ科

2021-12-26 08:13:02 | みんなの花図鑑

メリケンカルカヤはイネ科。



1940年頃に愛知県で初めて確認されたという、新参者。




光が(夕日が)当たって光る。



イネ科だから 茎が中空。




メリケンカルカヤを光らせているものはもちろん太陽。
インドネシア語で「太陽」は「マタハリ」。
「太陽に照らされて」は Disinari matahari
「お日様に当てて乾かせ!」は Jemur di matahari!



今年もジョウビタキが・・・

2021-12-25 10:11:11 | 野鳥

今年も庭にジョウビタキがやってきて、こんなに「いっぱい」。。。




いえ、毎年我が家にやってくる一羽のジョビタ君なんですが、今年は「いっぱい」撮らせてくれました。




というのも、今、庭木の枝払いをしたのを埋めるピットを掘ってまして。。。




ムクゲの木の下で汗を流して作業していると、ムクゲのいちばん高い枝にとまって、私の作業を眺めていたらしいんです。




というか、ほら、田んぼをトラクターで耕しているとアオサギやセキレイたちが集まってくるでしょ?




あれと同じで、土の中から出てきたミミズに興味があるんでしょうね




こちらのカメラがコンデジなので、粒子が荒れまくりでごめんね。

これはセイヨウヒイラギではありません

2021-12-24 18:03:53 | みんなの花図鑑
夢の島熱帯植物館さま
2021/12/21 (火)
突然のメールすみません。
愛知県在住のものですが、gooブログのフォロワーの方が こんな画像をアップされました。



撮影場所は「夢の島熱帯植物館」で、タイトルに「セイヨウヒイラギ」としてあります。
植物館さまのほうでも 樹名板とかあって
「セイヨウヒイラギ」と名うってあるのですか?
もしもですが、樹名板にそう書いてあるのでしたら
それは日本でよくあるまちがいです。
これはセイヨウヒイラギでもアメリカヒイラギでもありません。

正しくはシナヒイラギ(チャイニーズホーリー、ヤバネヒイラギモチ)です。

ブロガー様にもコメント差し上げたのですが
お返事いただけず、気になったものですから。
こちらに直接問い合わせていただきました。
もしも正しくヤバネヒイラギモチとか明記してあるのでしたら
失礼をお許しください。


  Gooブログ アブリル
https://blog.goo.ne.jp/avril_kanabun


ちなみに上の画像をスマホの Google Lensアプリで検索させてみると
以下のように候補を挙げてきます。

第1候補が ヤバネヒイラギモチ、
第2候補が セイヨウヒイラギ。。。
ギリギリ、セーフ、です (´∀`)
Google Lens の画像にもあるように、ヤバネヒイラギモチ(シナヒイラギ、チャイニーズ・ホーリー)とセイヨウヒイラギ(狭義のクリスマス・ホーリー)とは 葉の形状が大きく異なります。
ヤバネヒイラギモチのほうは角ばった葉をしていて角(コーナー)の所に棘が出ています。
対してセイヨウヒイラギ(モチ)の葉はヒイラギモクセイに似て楕円形の葉の縁から棘が出ています。



日をおかず、別の方からも 同様の間違い投稿がありました。

これも、セイヨウヒイラギではなく、ヤバネヒイラギモチ(シナヒイラギ、チャイニーズ・ホーリー)です。


いったい、これはどうしたことでしょう?
ネットでは、もう少し学術的な、図鑑的な記事でさえ、この間違いが散見されます。
昨年、いささか挑発的なタイトルで、このことを指摘しました。

(クリックすると元記事にジャンプします)


後記
夢の島熱帯植物館さまからは
貴重な情報有り難うございます
すぐ修正します
とのお返事をいただきました (^_-)-☆


南九州ドライブ旅 (3) 開聞岳

2021-12-24 10:04:56 | 小旅行

旅行最後の4日目は あいにくの空模様。
これは 長崎鼻(後述)から見た開聞岳です。



指宿海岸

3日目は桜島、鹿児島をドライブして指宿につきました。
左:鹿児島側
中:噴煙を上げる桜島
右:大隅半島




上の画像のつづきです。





指宿いわさきホテルでは 砂むし風呂を楽しんで…
翌朝、部屋の窓から外を見ると、トンビが気持ちよさそうに飛んでいました。





長崎鼻より開聞岳を見る

長崎鼻は指宿を代表する観光地のひとつ。
約10万年前に噴火した阿多カルデラ(後述)より、さらに古い火山噴火の名残なんだそうです。



位置関係map(Google Earthより作成)




開聞岳
「山麓の北東半分は陸地に、南西半分は海に面しており、見事な円錐形の山容から別名薩摩富士とも言う。」(ウィキ「開聞岳」)



開聞岳は,市の南西部に位置する標高924mの活火山。今から約3,700年前の縄文時代に誕生した。複数回の噴火で溶岩や火山砕屑物などが積み重なって形成された円錐状の成層火山の頂上部に,粘性の強いマグマが盛り上がりできた溶岩円頂丘がのっている。(指宿まるごと博物館> スポットを探す > 自然 > 火山銀座探検隊 > 開聞岳 より)



海に突き出ている成層火山なので、とてもよく目立ちます。
沖縄からフェリーで帰るとき、一晩海の上で寝て、翌朝デッキから見える開聞岳は素晴らしかったです (^_-)-☆



付図・阿多カルデラ

(前掲「火山銀座探検隊」よりお借りしました)

阿多カルデラ(あたカルデラ)は、鹿児島湾南端にあるカルデラ。姶良カルデラと鬼界カルデラの中間に位置する。

薩摩半島南部と大隅半島南部に広く分布する阿多テフラと呼ばれる火山噴出物の起源として、池田湖の北西部に延びる鬼門平(おんかどびら、おんかびら)断層を西北端、大隅半島西岸を東南端とする南北約14km、東西約24kmの楕円形領域に広がるカルデラを1940年代に松本唯一が提案し、西側の指宿カルデラと東側の肝属カルデラが複合したものと考えられていた。その後1980年代にかけて調査が進み、阿多テフラはこのカルデラより約20km北側の鹿児島湾内にある別のカルデラから噴出したと考えられるようになった。南側のカルデラは阿多南部カルデラ、北側のカルデラは阿多北部カルデラと呼ばれる。(wiki「阿多カルデラ」)

南九州ドライブ旅 (2) 桜島八景

2021-12-23 10:55:53 | 小旅行

旅行2日目、霧島連山巡り(もちろんドライブで)した後、チェックインした霧島観光ホテルの窓から見えた桜島です。
Exif 情報によれば撮影時刻は 17:17 でした。



霧島神宮

この目も覚めるような紅葉はどこでしょう?!
9年も前のことなので、すっかり忘れていました。
2日目の霧島連山ドライブの最後に行った霧島神宮の紅葉だったのです。



カミさんが写ってますが、モミジの葉で顔を隠してもらいました(画像修正しました)。




宮浦宮(福山のイチョウ)

ここからようやく3日目です。
最初に訪れたのは 霧島市福山町の大イチョウです。



樹齢1000年ともいわれる大イチョウが2本あります。夫婦イチョウともいわれ、県の天然記念物に指定されています。



桜島

国道220号を南下していくといよいよ桜島が大きくなってきました。
(電線が邪魔なので画像修正して消してます)



「道の駅たるみず」で 足湯につかりながら、桜島の噴煙を見上げます。




桜島はしょっちゅう噴火しています。
たとえばこの年(2012年)の年間爆発回数は885回、その前年は996回、その翌年は835回です。
私が頻繁に鹿児島空港から鹿屋まで通っていた前世紀末も、噴煙で1m先が見えなくなって車の運転ができなくなってしまったことがあります。




桜島は大正3年の大噴火により、大隅半島と陸続きになりました。
裾野台地を走ります。





鹿児島行きフェリー乗り場近くより



桜島大根









桜島俯瞰図 (Google Earthで作成)



フェリーのうえから桜島を望む







仙厳園

鹿児島市では旧集成館反射炉跡などを見学しながら、仙厳園(せんがんえん)を訪れます。
仙厳園は島津家19代光久によって1658年に築かれた島津家の別邸です。
28代島津斉彬は西洋式の反射炉や溶鉱炉・鑚開台を建設し、鉄製大砲を製造しました。
その砲台にジョウビタキが止まっていました。



ジョビタ君ですね




仙厳園は 桜島が築山で、錦江湾が池なんだそうです \(^o^)/
(電線が邪魔なので消しています💦)



水力発電用のダム跡です。
実際に、ダムから落ちる水で水車を回して、29代藩主島津忠義が建てた就成所(しゅうせいじょ)に、送電してました。




仙巌園の磯山にある切り立った岩(巌)肌に刻まれている「千尋巌(せんじんがん)」3文字は、27代島津斉興が失業者救済の公共事業として、3ヶ月の日数と人員延べ3,900人を要して彫らせたものだそうです。




ここからも 築山?桜島が見えます。

以上、桜島八景でした。