私は奥さんを美容室に車で送っていくと、帰りの時間が来るまで近くの伊賀川を散歩するのが日課です。
伊賀川というのは岡崎城の西を南北に流れていて岡崎城の南で菅生川と合流します。
(来年の大河ドラマ『どうする家康』の舞台のひとつ岡崎城です)
ハスで有名な伊賀八幡宮も途中にあります。
きょうはコンデジで目につく花をスナップショットしながら歩いて見ました。
ハナミズキ
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ハナミズキの実が赤く熟し、部分的に真っ赤に紅葉した葉の付いた木がありました。
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草本のショウジョウソウみたいに 苞葉の一部が紅くなるのじゃなくて、一枚の葉が丸ごと真っ赤になってます。しかも全部の葉じゃなく、一部の葉が。
カリン
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まだ青いけれどカリンの実がとても大きくなってます。
コキア(ホウキギ)
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wiki よると コキア Kochia はかっての属名(ホウキギ属)で、現在ホウキギは バッシア属(Bassia)に含められているということです。
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ホウキギの名所は多く、ある記事には以下の9か所が挙げてありました。
▶国営滝野すずらん丘陵公園(北海道)
▶ゆにガーデン(北海道)
▶国営越後丘陵公園(新潟)
▶国営ひたち海浜公園(茨城)
▶国営木曽三川公園(愛知)
▶大石公園(山梨)
▶ひるがのピクニックガーデン(岐阜)
▶びわこ箱館山 コキアパーク(滋賀)
▶県営馬見丘陵公園(奈良)
ムクゲ
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河川敷に咲いていました。ムクゲの花期は7~10月前半。
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我が家の2種類のムクゲもいつまでも咲いています。
ヒガンバナ
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堤防といえば ヒガンバナですね。白いリコリスも野草化してきてます。
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ヒガンバナの学名は Lycoris radiata リコリス ラジアータ。
リコリスはギリシャ神話に登場するニンフ(海の精)の名前からで、ラジアータは「放射状の」という意味だそうです。
「放射状の」というのは花弁の形状からだということですが、私は 雄しべが「放射状」だからと思ってます。
ホシアサガオとツユクサ
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花弁が紫のアサガオがホシアサガオです。よく似たアサガオに白のマメアサガオがあります。
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ツユクサにも シロバナツユクサとか メガネツユクサとかいろいろ種類があるらしいですが、こちらは昔からある ザ・ツユクサのようです。
タマスダレ
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ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)タマスダレ属の球根草。
和名の由来は、白い小さな花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」に例えたことによる。(Wikipedia)
ナンバンカラムシ
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さぁ、これが難題です。Google Lens で何種類か検索して 「ナンバンカラムシ」が一番多かったからそうしたのですが・・・
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よく似た草に カラムシ、イラクサがあります。
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「中国から渡来し、繊維用に栽培されたものが野生化したものとも考えられている。在来種のカラムシと交雑したものも多いといわれ、カラムシに比べ大型である。カラムシの和名をクサマオとし、カラムシをナンバンカラムシの別名とする見解もある。」(三河の植物観察「ナンバンカラムシ」)
ヤイトバナ
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標準和名 ヘ〇〇カズラ
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子房下位で花は受粉すると萼の中で子房が成長し、それとともに 萼が樹脂のようにつやつやしてきます。
ヒガンバナとキアゲハナミアゲハ
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またまた曼珠沙華です。
キアゲハナミアゲハが来て吸蜜してました。
〔追記〕チョウの名前が分からなかったので、最初の画像をGoogle Lensで検索したら「キアゲハ」と言ってきたのでそのまま投稿したら、大間違い。
おばVANさんがコメントを入れてくださったので訂正しておきます
「『ナミアゲハ』の細いシマシマ模様の部分が、
『キアゲハ』では、黒く塗りつぶしたようになっています。」(おばVANさんのコメントより)
産卵中のキアゲハとナミアゲハ
↑ ネット上に判りやすい比較写真がありましたのでお借りします
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蜜は 雄しべの付け根にあります。
シオン(紫苑)
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な~んてゆっくり歩いてたら、折り返しの時間をとっくに過ぎていました。
速足で戻ります。
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で、でも、この花もいかにも秋らしいので、大急ぎで数枚。
美容室まで帰ったら 大汗かいてました。
今年は いつまでも暑いですね
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