アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ユリノキ - 愛知県緑化センター

2019-05-31 20:53:31 | みんなの花図鑑

愛知県緑化センターの本館前の案内板に 見どころの木として 「ユリノキ」が挙がっていました。
どこにあるのだろうと、本館前から眺めると、本館前の芝生広場の横に 背の高いユリの木が 良く見えます。




背が高いので、標準レンズでは 花の写真が撮れません。そんなこともあろうかと、きょうはポケットにコンデジ忍ばせていたので、それで 花をズームして パチリパチリ。





ピントはイマイチですが、ユリノキの「花」の写真が 何とか撮れました \(^o^)/




ユリノキ(Liriodendron tulipifera)はモクレン科ユリノキ属の落葉高木で、北アメリカ原産。





ユリノキは見かけるものは大木ばかりで、その花を上からのぞき込む機会はほとんどない。ホオノキやネムノキと同様に写真を撮りにくい木の典型である。(樹の散歩道 「ユリノキの蜜を味う」
↑ ここに 上から覗いた ユリノキの花の画像があります。実に興味深いです。




標準レンズの画角だと、この程度なんです。



イワガラミ - 安城デンパーク

2019-05-31 10:38:23 | みんなの花図鑑

秘密の花園入り口や 花木園のアーチなど、あちこちにあるツル植物。




丸い粒状のつぼみと 開いた花が面白い形をしている。




クモの足のような雄しべが放射状に出ている。こういう花、みたことがあるぞ(@_@)




そうだ、カクレミノや ヤツデなどの ウコギ科の花に似ている。




しばらく歩いたら、樹名板があった。ウコギ科ではありませんでした!
アジサイ科ってことは 壁にへばりつくガクアジサイだね、こりゃ (´∀`)


シモツケ - 安城デンパーク

2019-05-31 10:30:02 | みんなの花図鑑

バラ科のシモツケと思いますが、シロバナシモツケ?というのか、樹名板が見当たらず品種名は分かりません。
全体に白い花なのですが、一部 紅で染めたようになってるところが! これは何 (#^.^#)




ほらね、ここにも、一点だけ。




つぼみの状態のときにも やはり一点だけ。





おしべが花弁よりずっと長いのが シモツケの特徴です。




よく見る薄ピンクの花のシモツケのほうは 下野の国(現在の栃木県)に自生が多かった(又は最初に発見された)ことからシモツケと命名されました。
シロバナシモツケは 福島県の会津で発見されたため、アイヅシモツケ(会津下野)と呼ばれることがある。



アメリカテマリシモツケ - 安城デンパーク

2019-05-31 10:06:31 | みんなの花図鑑

アメリカテマリシモツケなんて初めて聞きましたけど・・・




さらに 品種名が書いてあって 「ディアボロ Diabolo」という種類というのです。
「ディアボロ Diabolo」ってなんだったっけ??




せっかく書いてあるのだから、せめて簡単な意味くらいは知っておかないと((+_+))

「diabolo」を辞書で調べると《こまを 2 本の棒で回す遊び》また そのこま、空中ゴマ。(研究社 新英和中辞典)
とあります。
ということは、花の形が ディアボロに似てるのかな?




ディアブロ(diablo)はスペイン語で、またディアボロ(diavolo)はイタリア語で、いずれも「悪魔」の意。(Wikipedia「ディアブロ」)





Physocarpus opulifolius ‘Diabolo’
葉は赤ジソのような色で、新芽の時期から落葉するまで観賞することができる。特に、秋の紅葉期は赤みを増して濃いワインレッドに変化する。葉が黄色い品種と一緒に植栽すると、お互いの葉色がいっそう引き立つ。(NHK趣味の園芸「アメリカテマリシモツケとは」)




カルミア - 西尾市憩の農園

2019-05-30 22:23:50 | みんなの花図鑑

いま憩の農園に行くと、広大な園内のあちこちに カルミア を見ることができます。旬の花なんですね。





ツツジ科の常緑低木で、日本で一般にカルミアと呼ばれるのは、ラティフォリア種(Kalmia latifolia)を指します。
原産地の北アメリカでは、高さが10mにもなるといいます。




つぼみがまた可愛い、コンペイトウみたい。




日本へ入って来たのは大正4年です。東京市長がアメリカにサクラを寄贈したお礼として、ハナミズキなどとともに贈られてきたのが最初とされています。入ってきたのは大正時代ですが、本格的に日普及しはじめたのは戦後になってからです。(ヤサシイエンゲイ)




カルミアの葉は、光沢のある濃い緑色で、通年観賞できます。その葉の形がシャクナゲやローレルに似ていることから、別名アメリカシャクナゲのほか、ハナガサシャクナゲ、アメリカンローレルとも呼ばれています。





ユーフォルビア - 西尾市憩の農園

2019-05-30 08:42:45 | みんなの花図鑑

ユーフォルビアの 'ゴルデンレインボー Golden Rainbow' という品種です。
Euphorbia × martinii
'Golden Rainbow'




ユーフォルビアは トウダイグサ科。
トウダイ(燈台)というのは、船の道しるべとなる岬の明かり「灯台」のことではなく、古い時代の油皿を使った明かり「燈台」のこと。トウダイグサ科の「杯状花序」がこの「燈台」の形に似ることからつけられました。





ということで「杯状花序」を理解することが トウダイグサ科を理解する一番の近道。





トウダイグサ科の杯状花序というのは 実に不思議な形をしている。よく見るような 花弁(または萼片)のなかに 雄しべ複数個と雌しべが入っているような花序とちがい、杯状花序は 雄しべ1本からなる雄花複数個と 雌しべ1本からなる雌花1個とが、杯(カップ)状の器の中にある、というような他にはない形態をしています。





「杯(カップ)状の器」というのは葉がカップ状に変化したもの(苞葉といいます)で、そのなかに 雌花1個と複数の雄しべが産出されるのです。カップの上部を飾るように腺体が付いているのが一般です。
この写真でいうと、4個のタカノツメみたいなのが腺体。青リンゴのような緑の球が子房、その先に3つに分かれている柱頭がついていて全体で一個の雌しべです。




雄しべはちょっと分かりにくいけど、先ほどの腺体のなかに突起がいくつか見えますが、おそらくこれが雄しべではないかと。





腺体の横に 雌花とは異なる球体があります。トウダイグサなどでは子供の杯状花序という器官がありますが、ユーフォルビアでも同じなのか、ちょっと分かりません。





全体は こんな風に 大規模な宇宙ステーション みたいな恰好をしています。





トウダイグサ科の仲間は やはり宇宙からやってきた植物なのか』という記事がありますが、トウダイグサの花(ポインセチア、ニシキソウの仲間、ショウゾウソウ、ハツユキソウなどなど)を見るたびに同じ思いに至ります。



風の中の散歩

2019-05-29 18:04:26 | みんなの花図鑑
きょうは 風が強かったので、コンデジもって遠くの木のスナップを撮ってきました。
名前の判らない木もありましたので、よかったら教えてください。


カメラは Canon SX620HS.
まずはつい先だってもアップした 庭に地植えの アオドラセナ。
少し離れて 望遠側で拡大撮影してみました。モードがヴィヴィッドにセットされていたので、実際より彩度をあげて撮影されてます。




クリの花です。これ以降は 単なる AUTOモードで撮影。



望遠マクロの実験ですので、5mくらい離れたところから 望遠側で撮ってます。
手持ちですので、風がかなり強いので、たいていは ぶれてしまいます。





オガタマノキのある神社の境内。オガタマノキは 花も実もついていませんでした。
ふと、横を見ると、丸い実のたくさん付いている木がありました。



たぶん イヌビワ だと思います。今まで気づきませんでした。





クロガネモチの木だと思います。


クロガネモチは葉柄が赤いので 分かります。花も 少し赤味がかってるんですね。





つぎは、別の神社でみた木です。ハゼノキか ヤマハゼか、どちらでしょう?



枝をみて 毛が生えてなければ ハゼノキ、少し生えてれば ヤマハゼという区別法を教わりましたが、5mくらい上の枝なので、これ以上拡大できませんでした。(たぶん ハゼノキかなと思います)





これは ネズミモチの仲間だと思うのですが、花が上を向いていて 葉が丸っぽいです。
何という木でしたっけ??


〔★追記★〕
自己レスです。思い出しました。この木は フクロモチ といって、ネズミモチ(モクセイ科)の変種だと思います。
「ネズミモチの var.変種でrotund丸いfolium葉 の常緑低木。矮性で節が詰っている。葉は幅が広くて短かく丸味があり、反り気味になる。花序は穂状で詰っており、ネズミモチと同様の花を密集させる。」(里山コスモスブログ





ブラシノキ。
用水路の向こうにあるのを 望遠で撮りました。
・・・
あー、バッテリーが充電切れ! カメラに入れたままにしておくと 自然放電しやすいんですよ、この電池 (T△T)





斑入ザクロ - 安城デンパーク

2019-05-29 12:09:36 | みんなの花図鑑

5月12日撮影
斑入りザクロって、葉は違うんだけど。。。




5月12日撮影
果実はふつうのザクロと比べて、どうなんでしょう?
小さく見えるけど、まだ若いからでしょうか?




斑入りって 葉が斑入りなんだよね?!




5月22日撮影
少し検索すると、花弁に白い班が入るものもあるらしい。




5月22日撮影
そういえば、白い実のなるザクロもあったっけなぁ。あまりおいしそうではないけど。




5月22日撮影
ダマスカスの市場で見たんだけど、とてつもなく大きな実がなるザクロもある。




ヒョウタンボク(キンギンボク)- 西尾市憩の農園

2019-05-29 11:43:32 | みんなの花図鑑

ユスラウメのような赤い実がなっている。
美味そうだ。
一見、2つづつ 生っているように見えるが・・・





赤い実は ひとつの実が ひょうたん型をしているのだ。




しかも、この実は ユスラウメと違って 有毒だ。スイカズラ科にはそういう植物が多い。





しかし、鳥は食べるのだ。なんともないのは どうしてだろうか?


花は スイカズラと同じで 白から金色に変わる。だから「キンギンボク」↓
キンギンボク(ヒョウタンボク) - 安城デンパーク 4月22日撮影


クララ - 矢作川(岡崎市)

2019-05-29 11:26:46 | みんなの花図鑑

クララはマメ科マメ亜科の多年草。
和名「眩草(クララ)」の由来は、根を噛むとクラクラするほど苦いことから(wiki)

♪クララ~、クララ~、クラ、クラで~~~ ♪





全草有毒であり、根の部分が特に毒性が強い。 (wiki)





別名 クサエンジュ




クララの若芽が ウド?みたいにおいしそうなんです。↓

クララ - 矢作川





佐賀、愛媛、高知、鹿児島の各県でレッドリストの指定を受けている。(wiki)