3月も終わりなので、トサミズキとヒュウガミズキの比較をもう一度やっておきます。
くどくてごめんなさいm(_ _)m
でもまだ勘違いしておられる方が見えるようなので・・・。
デンパークに トサミズキとヒュウガミズキが一緒に植わっている場所があります。両者を一度に比較するのが一番わかりやすいので、柵の中に入って 2つの花を並べて写してみました。左が トサ、 右が ヒュウガです。
トサミズキのほうは雄しべの花粉を入れた葯が赤いのが特徴です。
トサミズキの花序は 一つの花柄に小花が6つ7つと連なって咲きます : ヒュウガミズキはあまり連なってるようには見えません。
左: トサミズキ 右:ヒュウガミズキ
トサミズキのほうは長い2本の雌しべが突き出ています。 ヒュウガミズキのほうは 花弁より背が低く突き出てません。
花弁の形を比べると トサミズキのほうが楕円で ヒュウガミズキのほうがやや丸っぽいですか?
左: トサミズキ 右:ヒュウガミズキ
このトサミズキは 雌しべの2本の花柱があまり飛び出しているようには見えません。 そういうときは 雄しべの葯の色で区別するしかないですね。
それでは、これから 個別に 花をお見せします。 どちらの花か 当ててください (^^♪
これは 一つの花柄に小花が7つ8つとぶら下がっていますし、雄しべの葯が赤いので、まがうことなく トサミズキ ですね
横になってたって 前の特徴は変わりません (´・ω・) それに 雌しべの花柱も突き出しているから やはりトサミズキですね
葉っぱだけですが、この時期 こういう襞のある葉を伸ばしだすのは トサミズキ です。トサミズキのほうが 花期が早いです。
これは? 葯が赤くなく黄色だし、花が連なってついてません。 ヒュウガミズキですね