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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

サルトリイバラ - 前山ダム(常滑市)

2020-04-10 09:11:13 | みんなの花図鑑
きょうは また つる性植物です。

サルトリイバラは 良く出会ってるツル植物です。 ミツバアケビの写真を撮ろうと林縁をうろうろしていると、通せんぼをして邪魔をするツルです(´・ω・)




ところがこの花、近くで見ると 意外と可愛いのです。




サルトリイバラは 雌雄異株で、これは 雌花です。




折に触れて読ませてもらってるブログ「神戸の花と木(今の花と木の様子)」さんが 「サルトリイバラ」のなかで こんなことを書いておられます:
サルトリイバラといえば子供のころからなじみがあった
春、サルトリイバラの葉はカシワモチを包む葉だった
地域にカシワの木がなかったから代用していたのだろう・・・
サルトリイバラのつるつるした葉は清潔な感じで殺菌作用もあって
かしわ餅には非常によい葉だと思う。
秋に熟しはじめた実を食べたらリンゴのような味だった
よく食べたものだ・・・




つぼみの雌花です。 花は咲くと 6枚の花被片が反り返りますが、つぼみは 釣り鐘型をしています。



ここからは 雄株です。


赤い実が生るのは 雌株ですが、雌株だけでは 結実しません。
これはすぐ隣にあった 雄株 の雄花です。




日陰になっていて元気がなさそうに見えますが、この花も 黄金色に輝くととてもキレイです (^^)/





科は ちょっとわかりにくいです。
 ユリ目 サルトリイバラ科 シオデ属
あるいは
 ユリ科 シオデ属
に分類されています。

私が初めてサルトリイバラの花にお目にかかったのは この雄花のほうでした。
そのとき撮った写真は ここにあります↓
サルトリイバラ - 前山ダム(常滑市)









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