検索は、もの探しですから、目を使います。
「目を注ぐ」、「目を凝らす」、「目を配る」、「目を光らす」といろいろな目の使い方のうち、検索のときはどれに近いでしょうか。
きょろきょろ見回すのではなく、じっと見つめるのでもありません。
何かないかではなく、これがどこかにあるか、という見方ですから、「目を光らす」がいちばん近い気がします。
「目を光らす」のふつうの使い方は、監視する意味が強いのですが、検索には、役立つ情報の収集と、もうひとつ有害情報への防御が必要なので、鈍いドロ目では用が足りないでしょう。
ときには熊手、ときには刺又、両方の役目を果たせる捕具のような、キラキラ光った目をもつことが、有効な情報を見つけるには、だいじであると思います。