疑問が示されたとき、それを解き明かそうとして検索を試みても、なかなか答を引き出せないことがあります。
日本のどこかに、同じ問題を日本語で言い表せる疑問の持ち主がほかにいれば、検索エンジンの作動に引っかからないことはまずないでしょう。
どうしても答えにたどりつかない場合は、だれもそういう疑問をもっていないということになりそうです。
こういう検索不能状態にも、ただ一つそれを乗り切る方法があります。
TVのクイズ番組ならここでCMが入るところですが、勿体を付けずに即答しましょう。
「そういうことを気にしなければよいのです」
三日も考えてわからないことは、その答がなくても三日生き延びられていたのです。
解答を得なくても命に別条がなければ、放っておけばよいのです。
もし、それがほかの人の持ち出した疑問であったら、「わかりませーん」もっと丁寧にいえば「浅学にして解明不能であります」、それで拍子木を鳴らしてしまいましょう。
なぜそれを知りたいのか、解き明かしたいのか、それがくみ取れなければ、考えてみることもできませんから。