鉛筆は鋭角に削れば早く使い切り、鈍角に削ると長持ちします。
実際に鉛筆を使うときには考えていないのに、別々の鉛筆削りを使ってみて、削れた先端の形を見たとき、ふとそんなことを考えたのです。
よく考えれば、削り角は、寿命よりやはり使い勝手で選ばれるようです。
太く荒っぽく書くときは鈍角がよく、繊細な書き方には鋭角が向きます。
それでは角度を変えられる鉛筆削りがいるぞ、と思ったら、もうありました。
⇒ http://jump.cx/shpcl
この記事を見て感心しました。
何か書いてごらんなさいと言うと、いちばん多いのは書くことがないという返事ですが、鉛筆削りだけでもこんなに書くことがあるという見本になります。
肥後の守よりも鋭角に切れる懐かしいもの切り出し小刀
少年がこれを持つとワクワクしたものだ、まるで両刀を手挟んだ侍のような気分になれる。
鉛筆を削るのにすえもの切りのような錯覚に落ち入る懐かしい昔に思いをはせる。
そう、鉛筆削りは不器用者の道具でした。
小学校で研ぎ方まで教えてくれた切り出し小刀、あれはよかった。
刃を出すときにガリガリ音のするカッターは品が落ちます。