「サスペン」はそのあとに何か文字が続くと単語が出来上がる。サスペンド、サスペンス。
単語になりきれてない、宙ぶらりんの状態を表すのにぴったりの文字列である。
ワードに写真を挿入してみたが、用紙サイズが初期設定のA4では大きすぎるので、L判にしようかと「ページレイアウト」をリボンから探し当てる。
今のオフィスのリボンは、むかし風デパートの1階にあった化粧品売り場に足を踏み入れてしまったような感じで、どうも勝手が悪い。
オールドバージョンの [ファイル][ページ設定] あれはすっきりしていて良かった。
場所は見つかったが、どこもクリックできない。店員がみなこちらを見ないようにしている、あのシラッとした気配と同じ。どこからも「何かお探しですか」と声がかからない。
こういうときには、目利きの女性に頼むに限る。接客中に割り込んで「1分だけ」と助けを求める。
ひとめ一発、写真の部分が選択中で、サスペン状態だった。画像の外でクリック、たちまち状況解消。
サスペンではいうことをきいてくれない、それはバージョンの新旧に関係がなく当たり前のことなのに、初めにそれに気付かなかったのはなぜだったのか。
リボンへの執拗な毛嫌い、いや、首を絞められはしないかとの恐怖感だろうか。
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