ごみ収集車がいつも流している曲「故郷の空」の音が聞こえてきます。
それぞれの家庭にごみが溜まらないよう持って行ってくれる、ありがたい仕組みです。
パソコンのごみは、集めに来て持って行ってくれることはありません。
溜まったごみはユーザーが始末しなければ減っていきません。
少々の溜まりかたでは動かなくなることのないように、パソコンは、入れ物と馬力をどんどん大きくされ、育てられてきました。
もちろん大きいもの速く動くものには、ユーザーがそれだけの対価を払わされています。
パソコンを使ってそれほど大したこともしていないのに、高能力の高価なものを持つと優越感を覚えます。
しかし、正味の仕事はほんのちょっとで、ごみをせっせと集め、それを掻きまわし、どこかに溜めておく、カスの部分がどんどん増えていっているのです。
昨日も書きましたが、パソコンの仕事にオモテとウラがあるということは、作っているごみにも、オモテのごみとウラのごみがあるに違いありません。
置き場所とファイル名のはっきりしたオモテのごみは、ユーザーが始末しやすいのですが、ウラのごみは探し出すのがたいへんです。
ウラごみの始末に、Hさんから教えられた一つの方法があります。
「temp」と名のついたフォルダーに眼をつけ、思いきってみんな削除してしまえということです。
ただ、正体不明の侵入者や居座り組が相手ですから、どこか不気味なところがあって、いきなり叩き出してお礼参りが来ないかとの心配も残ります。
いらないものならなぜ置かれてあったのかと考え始めると、たださぼって片づけてなかったものばかりなのかどうか、不審はぬぐい切れません。
わからないことは、試してみるしか確かめようがないのですが、ファイルの一つひとつに$マークを縫い付けて様子を見ていくのでは、途中でしびれがきれそうです。
一つのフォルダー内のファイルにいっせいにマークを付けて、仮に「名前の変更」をしておく方法はないものでしょうか、どなたか教えてください。
(注)昨日いただいたコメントとあとさきになりました。まだ読んでないので、行き違ったらごめんなさい。
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