「メールを書く場合、相手の環境によっては自動改行にならない場合もあるので、適当な位置で改行したほうがよい」と説く人がいる。
自動改行のできないメールソフトがあるのかと、不思議に思ってたずねてみると、なぜそんなことを聞くのかという返事もあったが、そういう珍種もあることがわかった。
自動改行をしないメールソフトは「Wemail32」シェアウェア:3,255円(税込)だった。
機能確認だけのために代金を支払うつもりはないから、教えてくださった方への信頼が唯一の根拠になっている。
主な特徴のひとつに「複数のメールを次々に読むことが出来ます」と挙げているのを見ると、たくさんのメールをまとめて処理するのに向いたソフトのようである。
1行ですむ「ひとことアンケート」のようなものを並べて見るのならば、自動改行はむしろ余計なお世話になるので、できなくしてあるのだろう。
改行に意味を持たない気まぐれな位置で改行したメールを送るのは、相手の用途環境に逆らうことにもなり、むやみに改行するのも考えものである。
読点ごとに改行した、いかにも忙しそうなブログにお目にかかることもある。
発信文の改行があだになって、受信文が途中の2~3文字で改行されることもある。それがところどころに何度も繰り返されると、打ちそこないのブツブツそば模様になり、読んで味わいがない。
改行のすすめは、一種の迷信だと思っている。
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