書くという行為には、文字という体の外につくるものと、記憶という体の中のことを関連づける作用があります。
この関連付けは、「途切れない」こととは逆の、忘れるために書く人もいるのが面白いところです。
パソコンの操作手順をふむたびにそれをメモしたがる人がいます。
見ていると、紙の白い場所に、ところかまわず書いていて、その順序もつながりもさっぱりわからない書き方をする人にも出会います。
その人は、「覚える」ことは頭を無駄に使うので、すぐいっぱいになってしまう、パソコンのメモリのように、脳にも記憶容量の制限があると感じているのかもしれません。
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