印刷やデータ受け渡しの目印に使うヘッダーやフッターの領域は、複数ページに共通の文字や画像を埋め込むことにも使えて便利です。
ところが、これを標題を書き入れる場所と思い込んでか、本文の先頭に置く標題を、いつもヘッダーに書き入れる方がおられます。
標題は「ヘディング」、「ヘディング」ならヘッダーへというお考えなのでしょうか。
しかし、ページ設定でヘッダーの領域が狭すぎれば印刷されなかったり、標題を変えたいときに編集画面を変えなければならなかったり、いろいろ不便なことが起こります。
元来データの先頭に置かれる補足データ領域は、本文の一部には使わないほうがよさそうです。