季節外れの寒波に襲われた関東地方。
1日、家の中で暖かくしていれば良いはずなのに、冷たい雨の降る朝早くから、私は初めての訪問となる早大の所沢キャンパスに向かいました。
以前から申し込んでいた、湿地保護活動のボランティアに参加するためです。
学生時代の私であれば、窓ガラスから天気を見たとたんに「今日はヤーメタ」と、再び布団に潜り込むところ。
しかし、三十年を超えるサラリーマン生活を経て「電車が遅れるかも知れないから、余裕を持って早めに家を出発しよう」と考えて行動に移すのですから、我ながら成長しました。
もっとも、私が卒業してから建設された所沢キャンパスに初めて足を踏み入れるという、気持ちの昂ぶりもあったのかも知れません。
(;^_^A
自宅から三時間余りで所沢キャンパスに到着したのですが、周囲を見渡してビックリ!
キャンパス内は、かなりの積雪でした。
四月の東京の積雪は、私が記憶している限り、たぶん1968年(昭和43年)、中学一年生の時に目黒六中の校庭で雪合戦して以来。
※追記:夕刊によれば1969年以来となっていました。
さて、人間科学部の自然環境調査室の大堀先生から湿原保全の意義、一度壊してしまった自然を再生する難しさなどを一時間余りレクチャーしていただきました。
そうする間に、天候がみるみるうちに回復。
足元は緩いものの、絶好の野外活動日和となりました。
大堀先生のリードで歩き初めてビックリ!
これが早稲田のキャンパスの中なのかと目を疑うような、豊かで美しい自然がありました。(冒頭の写真)
現在も残る自然を保全すると共に、校舎建設の際の残土処理などで失われた周囲の自然を再生しようというのが今回の活動の目的です。
活動を補助してくれる人間科学部の学生さんたちは、どなたも優しい若者ばかり。
自然科学を志す学生さんたちは、社会科学系の私とは一味違う、キメ細やかな感性の持ち主です。
私の学生時代の早稲田には欠けていたと思われる学問の領域と、所沢キャンパスで出会ったという感じです。
濡れた雑木林や湿地帯を歩き回ったために、ズボンの裾は泥だらけになりましたが、今日は本当に勉強になりました。
さて、所沢キャンパスには、硬式野球部が西早稲田から移転してくる前提で建設された野球グラウンドがあり、現在はソフトボール部が使用しています。
そして競走部の合宿所と練習グラウンドもあります。
大堀先生のレクチャーを終えて、さあ湿地帯に向かおうと集合した横を、競走部の長距離グループの部員たちが素晴らしいスピードで、次々と駆け抜けていきました。
「おっ、あれは矢澤だ!」
「平賀もいるぞ」
「あのメガネをかけたランナーは、高校駅伝一区で区間賞を獲得した新人の大迫かな」
等々と、競走部員たちの走路に思わず私は近づいていきました。
そうしたら、自然環境調査室の女子学生さんから「ayさん、そっちじゃないですよ。湿地はこちらの方向です。」と、後方から優しくも厳しい声。
ボランティアに参加すると偉そうなことを言っているくせに、あっけなく馬脚を現してしまった、まだまだ修行の足りない私でありました。
(>_<)
1日、家の中で暖かくしていれば良いはずなのに、冷たい雨の降る朝早くから、私は初めての訪問となる早大の所沢キャンパスに向かいました。
以前から申し込んでいた、湿地保護活動のボランティアに参加するためです。
学生時代の私であれば、窓ガラスから天気を見たとたんに「今日はヤーメタ」と、再び布団に潜り込むところ。
しかし、三十年を超えるサラリーマン生活を経て「電車が遅れるかも知れないから、余裕を持って早めに家を出発しよう」と考えて行動に移すのですから、我ながら成長しました。
もっとも、私が卒業してから建設された所沢キャンパスに初めて足を踏み入れるという、気持ちの昂ぶりもあったのかも知れません。
(;^_^A
自宅から三時間余りで所沢キャンパスに到着したのですが、周囲を見渡してビックリ!
キャンパス内は、かなりの積雪でした。
四月の東京の積雪は、私が記憶している限り、たぶん1968年(昭和43年)、中学一年生の時に目黒六中の校庭で雪合戦して以来。
※追記:夕刊によれば1969年以来となっていました。
さて、人間科学部の自然環境調査室の大堀先生から湿原保全の意義、一度壊してしまった自然を再生する難しさなどを一時間余りレクチャーしていただきました。
そうする間に、天候がみるみるうちに回復。
足元は緩いものの、絶好の野外活動日和となりました。
大堀先生のリードで歩き初めてビックリ!
これが早稲田のキャンパスの中なのかと目を疑うような、豊かで美しい自然がありました。(冒頭の写真)
現在も残る自然を保全すると共に、校舎建設の際の残土処理などで失われた周囲の自然を再生しようというのが今回の活動の目的です。
活動を補助してくれる人間科学部の学生さんたちは、どなたも優しい若者ばかり。
自然科学を志す学生さんたちは、社会科学系の私とは一味違う、キメ細やかな感性の持ち主です。
私の学生時代の早稲田には欠けていたと思われる学問の領域と、所沢キャンパスで出会ったという感じです。
濡れた雑木林や湿地帯を歩き回ったために、ズボンの裾は泥だらけになりましたが、今日は本当に勉強になりました。
さて、所沢キャンパスには、硬式野球部が西早稲田から移転してくる前提で建設された野球グラウンドがあり、現在はソフトボール部が使用しています。
そして競走部の合宿所と練習グラウンドもあります。
大堀先生のレクチャーを終えて、さあ湿地帯に向かおうと集合した横を、競走部の長距離グループの部員たちが素晴らしいスピードで、次々と駆け抜けていきました。
「おっ、あれは矢澤だ!」
「平賀もいるぞ」
「あのメガネをかけたランナーは、高校駅伝一区で区間賞を獲得した新人の大迫かな」
等々と、競走部員たちの走路に思わず私は近づいていきました。
そうしたら、自然環境調査室の女子学生さんから「ayさん、そっちじゃないですよ。湿地はこちらの方向です。」と、後方から優しくも厳しい声。
ボランティアに参加すると偉そうなことを言っているくせに、あっけなく馬脚を現してしまった、まだまだ修行の足りない私でありました。
(>_<)