週刊ベースボール今週号に、社会人野球の日本選手権大会の記事がありました。
優勝したのは新日鉄住金かずさマジック。
1対0という厳しい試合で、早稲田OBの山縣くん(早実出身)が二塁打を放ち、社会人大会初Vに貢献しました。
山縣くんは、強肩強打の捕手として東京の高校球界で有名な存在でした。
しかし、早大では同じポジションの細山田くんと同期となって、出場機会は限られたものになってしまいました。
でも、社会人野球で頂点に立つチームの一員として活躍しているのですから、努力はウソをつきません。
山縣くん、本当におめでとうございます。
かたや、学生時代にライバルだった細山田くんはトライアウトを受けて、野球人生の岐路に立っています。
プロ野球の世界は厳しいものです。
でも私は、「リスクの高いプロ入りは避けるべきだ」などと言うつもりはありません。
リスク覚悟で飛び込んだプロ野球の世界で、細山田くんは貴重な経験を積んできたのですから。
私自身、邦銀から外資に飛び込むリスクをとり、何度か転職した結果、大学院で学ぶというチャンスを得ることができました。
細山田くんについても、万が一、このさき現役続行が難しい状況になったとしても、前向きに人生を切り拓いていって欲しいです。
リスクをとったことが最終的にプラスになるように、頑張って欲しいと思います。
なんといっても細山田くんには笑顔が似合いますから。
ガンバレ細山田くん!