ゴールデングラブ賞

ロッテ 中村奨吾くん(天理高-早大)がゴールデングラブ賞を獲得しました。
初受賞です。

阪神梅野、楽天岸が初／ゴールデングラブ賞一覧 - プロ野球 : 日刊スポーツ

甲子園３回出場の実績をひっさげて三塁手として入学してきた中村くん。
ずば抜けた身体能力と野球センスで すぐに頭角を現しました。
そこで中村くんの打撃力を活かすために彼の外野コンバートが検討されました。
事実、１年生の秋は暫定的に左翼手としてリーグ戦に起用されたりしました。

彼が２年生になる時、早稲田では杉山くんが三塁を守っており、加えて期待の新人 茂木くんも入学してきました。

一方、渡辺侑也くん(聖光学院。鷺宮製作所)が卒業して、二塁が空きました。
そこで当時の八木茂コーチ(興国高-早大-東芝-阪急。現 鷺宮製作所コーチ)が「中村の強肩は併殺プレーで必ず大きな力となる」と彼の２塁コンバートを監督に進言されました。
そんな経緯で、二塁手 中村くんが誕生したのです。

転向直後こそ中継プレーで右往左往した中村くんでしたが、慣れるにつれて水を得た魚のように躍動を始め、チームもリーグ優勝を達成しました。

そして 上級生になると大学No.1内野手と呼ばれるようになり、ドラフト会議で１位指名を受けるまでになったのです。

2012年 春の早慶戦のスタメンです。
4中村(２年、天理)
8大野大(３年、早実。 明治安田生命)
7吉澤(２年、日大三。JR 西日本)
3杉山(４年、東総工業。中日ドラゴンズ)
2地引(４年、木更津総合。東京ガス)
5茂木(１年、桐蔭学園。楽天イーグルス)
9小野田(２年、早実。東京ガス)
1吉永(１年、日大三。JR 東日本)
6東條(３年、桐光学園。JR 東日本)

いま見ても、素晴らしい打線です。
右打ちのスラッガーが大勢いますし、中でも長距離砲 小野田くんが７番打者というところが凄いですね。

2019年の早稲田は どんな打線になるのでしょうか。
楽しみです。

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12月9日(水)、東伏見で野球のイベントがあります。

重信くんをはじめ、数名の現役プロ選手、社会人選手が参加するようです。