13日(日)、好天の東京競馬場で開催されたヴィクトリアマイル。レースの方はスローの流れの中、終始3番手から追走していた横山典弘騎手が騎乗したホエールキャプチャが最後の直線で追い出し、逃げるクィーンズバーンを捉えて先頭に躍りでてそのまま押し切った・・・ついに悲願のGIを奪取。
「勝てて嬉しかったです。馬の出来がないと勝てないのですが、馬もすごく良かった。思った通りの競馬が出来ました。新馬の時は跳ね上がってゲートを出ていたが、今日はいいスタートでした。位置取りは自分で狙って取りに行き、折り合えました。ペースは上がらないと思ったので、ある程度前にいないとと思っていました。考えた通りにいきました。前が空いても1頭にならないよう、じっくり待って追い出しました」と、勝利後の横山典弘騎手の嬉しさ一杯のコメント・・・。
ところで、終始番手追走のドナウブルーの鞍上C.ウイリアムズ騎手、勝利馬と同じような位置から追い出すがTV画面からも右へヨレるのが分かる・・・本当は、ホエールキャプチャと馬体を併せたかったとのことである。それでも、ホエールキャプチャを懸命に追って、ゴール前では2分の1馬身まで詰めている。
「苦しかったんだろうね。直線の600㍍、ずっと右へ右へとヨレていた。真っ直ぐに走って、勝ち馬と馬体を併せていれば、逆にこちらが半馬身ほど前に出ていたはずなのに・・・」と、レース後のC.ウイリアムズ騎手からのコメントであったとか。
当方のもう一頭の追っかけ馬フミノイマージンは、終始後方から追走し直線に向くと外の馬に寄せられて追い出しができないまま・・・終わってしまった。
「道中ごちゃつきっ放しで全くこの馬の良さを引き出せず、申し訳ない気持ちです。後ろから行く馬ですし、ペースも遅かったので・・・」とは、池添謙一騎手の元気のないコメント。
あの阪神大賞典や天皇賞の三冠馬オルフェーヴルの騎乗以来、意気消沈と思われる同騎手。このレースでは大外から豪快な追い込みを決めてくれるものと、かなり期待していたが未だに引きずっているようなコメント・・・そろそろ、元気を取り戻してもらいたいものである。
それに比べ、今年も短期免許で来日しているオーストラリア・メルボルン地区で活躍中のC.ウイリアムズ騎手(34歳)、免許期間は5月5日(祝・土)~ 6月24日(日)であるが、来日早々の京都メインレース「京都新聞杯」を制している。
その重賞レースでは、好スタートを決め終始番手から追走し最後の直線で抜け出し、トーセンホマレボシ(5番人気)を勝利に導いた・・・さすがである。
その翌日、東京メインレースの「NHKマイルC(GI)」では、大外枠からスーッと4、5番手につけて追走し、最後には3番人気のアルフレードを渋太く2着に持ってきている。さらに12日の「京王杯スプリングC」では、中団から攻めて4番人気のサダムパテックを1着に持ってきて、実に1年3ヶ月ぶりの美酒をもたらしている・・・凄いね。
そして、13日のGIレース「ヴィクトリアマイル」では、前述のとおり7番人気のドナウブルーを・・・。とにかく、来日以来のメインレースの連帯率100%で、2-2-0-0には、言葉も出ないほどである。
何と言ってもレースセンスは抜群で、8枠16番のドナウブルーをあっという間に番手に持ってきて、終始クィーンズバーンを見ながら折り合って追走させており・・・本当にうまい騎乗ぶりである。
全盛期の武豊騎手や安藤勝己騎手の手綱さばきを見ているようである。そのC.ウイリアムズ騎手の来日以来4日間の成績は、1着5回、2着4回、3着1回、着外13回で、勝率21.7%、連帯率 39.1%、3着内率43.5%とのこと。この数値は、驚異である
離日までの12日間、調教師の先生や馬主さんたちからの騎乗以来も殺到するものと思われる・・・同騎手には、今後も注目である。(夫)
(C.ウイリアムズ騎手)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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「勝てて嬉しかったです。馬の出来がないと勝てないのですが、馬もすごく良かった。思った通りの競馬が出来ました。新馬の時は跳ね上がってゲートを出ていたが、今日はいいスタートでした。位置取りは自分で狙って取りに行き、折り合えました。ペースは上がらないと思ったので、ある程度前にいないとと思っていました。考えた通りにいきました。前が空いても1頭にならないよう、じっくり待って追い出しました」と、勝利後の横山典弘騎手の嬉しさ一杯のコメント・・・。
ところで、終始番手追走のドナウブルーの鞍上C.ウイリアムズ騎手、勝利馬と同じような位置から追い出すがTV画面からも右へヨレるのが分かる・・・本当は、ホエールキャプチャと馬体を併せたかったとのことである。それでも、ホエールキャプチャを懸命に追って、ゴール前では2分の1馬身まで詰めている。
「苦しかったんだろうね。直線の600㍍、ずっと右へ右へとヨレていた。真っ直ぐに走って、勝ち馬と馬体を併せていれば、逆にこちらが半馬身ほど前に出ていたはずなのに・・・」と、レース後のC.ウイリアムズ騎手からのコメントであったとか。
当方のもう一頭の追っかけ馬フミノイマージンは、終始後方から追走し直線に向くと外の馬に寄せられて追い出しができないまま・・・終わってしまった。
「道中ごちゃつきっ放しで全くこの馬の良さを引き出せず、申し訳ない気持ちです。後ろから行く馬ですし、ペースも遅かったので・・・」とは、池添謙一騎手の元気のないコメント。
あの阪神大賞典や天皇賞の三冠馬オルフェーヴルの騎乗以来、意気消沈と思われる同騎手。このレースでは大外から豪快な追い込みを決めてくれるものと、かなり期待していたが未だに引きずっているようなコメント・・・そろそろ、元気を取り戻してもらいたいものである。
それに比べ、今年も短期免許で来日しているオーストラリア・メルボルン地区で活躍中のC.ウイリアムズ騎手(34歳)、免許期間は5月5日(祝・土)~ 6月24日(日)であるが、来日早々の京都メインレース「京都新聞杯」を制している。
その重賞レースでは、好スタートを決め終始番手から追走し最後の直線で抜け出し、トーセンホマレボシ(5番人気)を勝利に導いた・・・さすがである。
その翌日、東京メインレースの「NHKマイルC(GI)」では、大外枠からスーッと4、5番手につけて追走し、最後には3番人気のアルフレードを渋太く2着に持ってきている。さらに12日の「京王杯スプリングC」では、中団から攻めて4番人気のサダムパテックを1着に持ってきて、実に1年3ヶ月ぶりの美酒をもたらしている・・・凄いね。
そして、13日のGIレース「ヴィクトリアマイル」では、前述のとおり7番人気のドナウブルーを・・・。とにかく、来日以来のメインレースの連帯率100%で、2-2-0-0には、言葉も出ないほどである。
何と言ってもレースセンスは抜群で、8枠16番のドナウブルーをあっという間に番手に持ってきて、終始クィーンズバーンを見ながら折り合って追走させており・・・本当にうまい騎乗ぶりである。
全盛期の武豊騎手や安藤勝己騎手の手綱さばきを見ているようである。そのC.ウイリアムズ騎手の来日以来4日間の成績は、1着5回、2着4回、3着1回、着外13回で、勝率21.7%、連帯率 39.1%、3着内率43.5%とのこと。この数値は、驚異である
離日までの12日間、調教師の先生や馬主さんたちからの騎乗以来も殺到するものと思われる・・・同騎手には、今後も注目である。(夫)
(C.ウイリアムズ騎手)
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