咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

「UZUMASAの火花~映画村、京都・太秦に異国の風吹く~」

2014-01-10 22:20:44 | 日記
 NHKBSプレミアムで昨夜放送された標記のドキュメンタリー最高であった。
 家内も苦労された人の話には、大いに共感されるらしく最後まで付き合って見ていた。 
 “5万回斬られた男”こと、元東映映画大部屋俳優・福本清三さん。

 まるで、福本清三さんをモデルにしたような、恐らくそうであろう映画の制作現場に密着したドキュメンタリー番組。
 ほぼ、1時間半であるがあっという間に終わって、我が家では目頭を熱くして見入ってしまった。

 こうなると、是が非でもテレビ版に編集された「太秦ライムライト」を見ないわけにはいかない。
 1月14日(火)午後9時から10時45分、NHKBSプレミアム



 ハリウッドで勉強してきた若き落合賢監督、ハリウッドのカメラマンクリス・フライリク氏のアクションシーンにおける撮影方法は、これまでの時代劇の殺陣とその撮影方法とは相いれないものであった。

 ハリウッド流と太秦流の火花を散らす取り組み、掛け合い、一体どうなるのか。
 殺陣師清家三彦さんも納得できない。
 松方弘樹さん、福本清三さんらも戸惑い、納得までにはいきかねる。
 いろいろと議論を重ねた結果、監督の支持の通りに撮影が進む方向に落ち着いた。

 太秦流は、1回のカメラワークでカメラに綺麗に映るよう殺陣師が殺陣をつけている。
 ハリウッド流は、同じ殺陣を何度もやって、カメラの位置を替えて編集でつなぐ手法とのこと。
 ところが、カメラを横に振ると剣と斬られ役が離れすぎていることが分かる。
 その矛盾もないようにやらなければならない。

 物語の一番いいところ、主人公香美山清一(福本清三)が、新人俳優で殺陣を仕込んだ伊賀さつき(山本千尋)から、話しかけられある台詞を聞いたら・・・。
 その台詞は、台本にないもので急遽その場で書き込まれた台詞。

 それこそは、福本清三さんが、これまでの斬られ役人生の中で思い続け、言い聞かせてきた言葉であったらしい。

 つまり、斬られ役であるから、スクリーンに顔もあまり出ない、勿論名前も出ない、でも、一所懸命にやっていれば、誰かがきっと見ていてくれるであろう。
 そのためにすべてを駆けて懸命に、斬られ役を演じ続けているのである・・・と、言った内容の台詞。

 「どこかで誰かが見ていてくれる

 途端に次の一言、二言の台詞が言えなくなった福本清三さん。
 これまでのすべての苦労が、走馬灯のように駆け巡ったのであろう。
 このシーンこそが、ご本人にライムライトが当たった瞬間かもしれない。

 また、今一つ言えない台詞があった。
 香美山清一(福本清三)が、テレビの時代劇大スター(松方弘樹)に対して、殺陣の動きをなじるシーン・・・要するに動きが悪い、老いたねと言うような台詞。
 本来、大部屋俳優が主役の大スターに絶対云うはずのない台詞である。

 この時も福本清三さんは、何度も、何度もNGを連発。
 見ている当方らも、ハラハラしていた。
 日本の時代劇映画では、あり得ないシーンであるから・・・。
 ハリウッド流の台詞である。

 それでも、何とか最後には云えた。
 「カット」の声がかかり、撮影を終えたその時の照れくさそうな立ち居振る舞い。

 思わず、涙を誘われた。
 そして、感動した。
 このドキュメンタリー番組、本当に見ることができて・・・良かった、(咲・夫)


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今週の追っかけ馬(1月11日・12日)

2014-01-10 21:37:12 | スポーツ
 風邪気味であるが、医院の薬が徐々に効いてきているらしい。
 ところで、昨日あたりから寒さが増して雪も降ってきた。
 積雪12、3センチ。
 風邪気味の当方にとって、余り歓迎すべき材料ではない。

 さて、競馬の話。
 今週は、正月競馬の延長戦ともいえる3日間開催。
 一層気を引き締めて取り組まないと・・痛い目をみる。
 各馬の調教も通常のパターンに戻ったことであろう。



[土曜日の追っかけ馬]
中山7R ヒカルソラフネが出走予定。
 同馬の名前は、「冠名+宇宙船」とのこと。

 昨日のgooニュースを眺めていたら、
 「ドイツ北部のブレーメン空港で、管制レーダーが謎の飛行物体をとらえたため、一部の便が欠航する騒ぎがあり、ドイツ国内では『UFO(未確認飛行物体)か?』と話題を呼んでいる」(出典:1/9付gooニュース 抜粋)
 と、すっわ、UFOか・・・と、言ったものが報道されていた。

 ところで、宇宙船と名付けられたヒカルソラフネ、500万クラスを12走しているが、常に1~3番人気に支持されている。
 あと一歩の粘りがもどかしい同馬。
 新たな年も明けており、今度こそ渋太い競馬でクラス脱出を・・・。

京都11R ガンジスが出走予定。
 根岸S、武蔵野Sの重賞レースでも惜敗の同馬。
 惜しいかな、昨年は勝ち鞍のない1年であった。
 重賞の一つや二つは、勝てるものと応援しているけど・・ね。

 今期は、仕切り直しで大きいところを狙うためにも、まずオープンのここを勝利して好スタートを決めてほしい。
 今回の京都コース1-0-0-0は、デビュー戦以来の出走。
 京都芝コースでも1戦1勝。
 
 その相性のいい距離とコースで、2014年の年頭を飾ってもらいたい。
 鞍上も外国人騎手のM.ギュイヨン(仏国)騎手が、いきなりメインジャックをするものと・・・。

 そのM.ギュイヨン騎手は、短期免許の来日が初とのこと。
 これまで、日本での戦績は19戦2勝。
 2012年、2013年フランスリーディング2位の戦績とか。

[日曜日の追っかけ馬]
中山11R グランデッツァが出走予定。
 今回は、1年8ヶ月ぶりの長欠明け(左前脚屈腱炎)の同馬。
 デビュー3戦目の札幌2歳Sではゴールドシップを、スプリングSではディープブリランテをそれぞれ負かしていた。
 肝心のクラシックでは、それぞれ上記2頭にやられている。
 陣営は、距離が長かったとのコメントをしていた。

 今回は、故障したことでダート戦線に矛先を替えての出走なのか。 
 素質ある同馬なら、左前脚屈腱炎を克服して・・・あっさりも
 長期休養明けでもあり、どのような競馬をするのか観戦すべきか・・うーん。

京都11R ミッキーアイルが出走予定。
 朝日杯FSは抽選を突破できず外れクジ。
 ところが、500万下の“ひいらぎ賞”に出走して圧勝。
 その勝ちタイムは、朝日杯FSを0秒5も上回っていた。
 今回もテン良し、上がり良しの快速で、1番人気に支持されるものと思う。

 鞍上が、キッチリ答えをだすと期待。
 クラシック戦線へ名乗りを上げるものと・・・。
 もっとも、当方のPOG`13指名馬ではないので、いささか残念であるけど。(夫)

[今週の大橋厩舎]
  土曜日:京都 1R カネトシビバーチェ   
  月曜日:京都 3R ヴォルカヌス、5R ニホンピロディール
      
 今週は、カネトシビバーチェ、ニホンピロディールに期待するかな・・・。

参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他


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