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18日(土)午後9時00分から放送された骨太のドラマ「足尾から来た女」を見た。
タイトルからして、並みのドラマではないであろう。
鮮烈なイメージが膨らんでくるもので・・・。
栃木県に実在した「足尾銅山」。
その銅山の鉱毒事件で村を追われた主人公・新田サチの目を通して、悲惨な現実が描かれる。
今このとき、原発事故で生まれ故郷を追われている福島県民、その人々の現実がダブってくる。
東電と時の脆弱な政権与党の初動の遅れが、現実の悲惨な問題を露呈している。
さて、ドラマの方は、読み書きのできないサチが、実在した田中正造、福田英子、石川啄木らに触れあうことによって、成長する姿が描かれていくとのこと。
中学校時代の教科書で、足尾銅山の鉱毒事件に反対し、行動を起こした田中正造と云う人物について学んだ記憶がある。
どのようなことが起こって、どのようなことに反対し、どのようにしたいのか、余り詳しくは知らなかった。
主人公・サチの生きざまを通して、田中正造と云う人間と関わりのあった人たち、その人たちのものの考え方などを少しでも学び取ることができるであろう。
(出典:NHK公式HP 抜粋)
サチの住んでいた栃木県谷中村は、足尾銅山の鉱毒汚染によって農作物の育たない土地となってしまった。
鉱毒汚染のあった谷中村では、元衆議院議員の田中正造が、村人たちを前にこの銅山の閉山以外に元の村に帰すことはないと説いていた。
農作物の育たない土地、守ることのできなくなった村人たちが、網の目を抜け落ちるように村を捨てて出て行った。
僅かに残った村人たちが、県や国へ直訴しているが・・・。
そのような時、サチの兄は、田中正造に頼み込んで、東京に住む福田英子という人のところへサチを家政婦として奉公させる。
田中正造と一緒に反対運動を行ってきた兄であるが、田中正造や村人を裏切って、県の土木課に就職し父親を連れて村を捨てる決意をしていた。
サチが奉公している福田英子宅には、石川三四郎、幸徳秋水などの社会主義者が出入りし、英子自身も社会主義運動に共鳴していた。
そのため、何も知らないサチは、官憲のスパイをさせられる羽目に・・・。
その頃、足尾銅山では労働者たちが待遇改善の暴動を起こし、それらを支援する動きをしていた石川三四郎、幸徳秋水などが官権に逮捕される。
少なからず、密告したこととなったサチは、福田宅に居づらくなり谷中村に帰る。
そこで、眼にしたものは・・・我が家が壊される場面。
家を壊す陣頭指揮をしていたのは、サチの兄であった。
以下、後編へ。
73分の時間があっという間であった。
それほど、見ごたえのあるドラマとなっている。
鉱毒汚染を受けた閑散とした村の風景を活写。
悲惨な現実の横たわっている様子、暗くて将来展望の見いだせない中、それでも人々は懸命に生きている。
明治の終わりの頃、近代国家へと激動する日本。
我が国最初の公害事件と呼ばれた足尾銅山鉱毒事件が横たわっていた。
その激動する時代、村を追われた主人公のサチ。
そのサチのたくましく生きようとする姿を通して、人間の素晴らしさを教えられるものと思う。
25日の土曜の夜。
楽しみが一つ増えた(咲・夫)
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タイトルからして、並みのドラマではないであろう。
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栃木県に実在した「足尾銅山」。
その銅山の鉱毒事件で村を追われた主人公・新田サチの目を通して、悲惨な現実が描かれる。
今このとき、原発事故で生まれ故郷を追われている福島県民、その人々の現実がダブってくる。
東電と時の脆弱な政権与党の初動の遅れが、現実の悲惨な問題を露呈している。
さて、ドラマの方は、読み書きのできないサチが、実在した田中正造、福田英子、石川啄木らに触れあうことによって、成長する姿が描かれていくとのこと。
中学校時代の教科書で、足尾銅山の鉱毒事件に反対し、行動を起こした田中正造と云う人物について学んだ記憶がある。
どのようなことが起こって、どのようなことに反対し、どのようにしたいのか、余り詳しくは知らなかった。
主人公・サチの生きざまを通して、田中正造と云う人間と関わりのあった人たち、その人たちのものの考え方などを少しでも学び取ることができるであろう。
(出典:NHK公式HP 抜粋)
サチの住んでいた栃木県谷中村は、足尾銅山の鉱毒汚染によって農作物の育たない土地となってしまった。
鉱毒汚染のあった谷中村では、元衆議院議員の田中正造が、村人たちを前にこの銅山の閉山以外に元の村に帰すことはないと説いていた。
農作物の育たない土地、守ることのできなくなった村人たちが、網の目を抜け落ちるように村を捨てて出て行った。
僅かに残った村人たちが、県や国へ直訴しているが・・・。
そのような時、サチの兄は、田中正造に頼み込んで、東京に住む福田英子という人のところへサチを家政婦として奉公させる。
田中正造と一緒に反対運動を行ってきた兄であるが、田中正造や村人を裏切って、県の土木課に就職し父親を連れて村を捨てる決意をしていた。
サチが奉公している福田英子宅には、石川三四郎、幸徳秋水などの社会主義者が出入りし、英子自身も社会主義運動に共鳴していた。
そのため、何も知らないサチは、官憲のスパイをさせられる羽目に・・・。
その頃、足尾銅山では労働者たちが待遇改善の暴動を起こし、それらを支援する動きをしていた石川三四郎、幸徳秋水などが官権に逮捕される。
少なからず、密告したこととなったサチは、福田宅に居づらくなり谷中村に帰る。
そこで、眼にしたものは・・・我が家が壊される場面。
家を壊す陣頭指揮をしていたのは、サチの兄であった。
以下、後編へ。
73分の時間があっという間であった。
それほど、見ごたえのあるドラマとなっている。
鉱毒汚染を受けた閑散とした村の風景を活写。
悲惨な現実の横たわっている様子、暗くて将来展望の見いだせない中、それでも人々は懸命に生きている。
明治の終わりの頃、近代国家へと激動する日本。
我が国最初の公害事件と呼ばれた足尾銅山鉱毒事件が横たわっていた。
その激動する時代、村を追われた主人公のサチ。
そのサチのたくましく生きようとする姿を通して、人間の素晴らしさを教えられるものと思う。
25日の土曜の夜。
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