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前日の天皇賞(春)を不的中のしがないゴールデンウイークの日。
午後のNHKBSプレミアム映画、そこに思わず「マスク・オブ・ゾロ」のタイトルを見出した。
アントニオ・バンデラス主演のこの映画、観たいと思いながらもこれまでついに見ることができなかった。
同役者さんは、映画「エビータ」(主演:マドンナ)を見たときちょっとカッコいい男優さんと思っていた。
その後、この人の映画を何本か見たことがある。
満を持して見入った「マスク・オブ・ゾロ」。
ところが、映画の導入分における“ゾロ”が活躍する場面、そのゾロはちょっと雰囲気が違っている。
どこか、おじさんポイのである。
余り、スマートとは言えない。
何と、なんと。物語が進むうちに見えてきた。
「マスク・オブ・ゾロ」とは、物語の20年前に遡ってスタートしている。
その“ゾロ”(ディエゴ)の眼元が、う~ん、怪優のアンソニー・ホプキンスのようである。
アンソニー・ホプキンスと云えば、「羊たちの沈黙」とか「ハンニバル」が衝撃的である。
その役者さんが、民衆の味方である初代“ゾロ”を演じている。
スタントは、吹き替えであろうが、それでも全体的に驚きであった。
初代“ゾロ”と関わりのあった2人の少年の兄弟。
その弟が二代目“ゾロ”に変身する。
アントニオ・バンデラス(アレハンドロ)の“ゾロ”・・・登場である。
・・が、その二代目“ゾロ”誕生までの過程も描かれている。
その上、コミカルな面を存分に出しているから、思わず笑ってしまう。
相棒の馬が、初心者の“ゾロ”の云うことを聞かない滑稽さも。
ディエゴ(アンソニー・ホプキンス)と元知事のモンテロ(スチュワート・ウイルソン)との20年来の対決。
二代目“ゾロ”のアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)とハリソン・ラブ(マット・レッシャー)との対決も見もの。
さらにアレハンドロとエレナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)の恋。
そのエレナは、モンテロの娘であるが、その真相はディエゴの娘。
など、また大がかりな米国映画ならのセットとエキストラなどで、派手な映画に仕上がっていた。
ちなみに「マスク・オブ・ゾロ」の続編として、「レジャンド・オブ・ゾロ」が製作されている。
こちらも見たくなったので・・・DVDをレンタルするかな。
ヒロインのキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、17年前であり美しく野性味たっぷりである。
この人、以前に化粧品のCMで見ている。
化粧品の名前は・・・う~ん。
忘れた。

なるほど、楽しい映画であった。
そうそう、アラン・ドロンの“ゾロ”も良かった。(夫)


(出典:Yahoo!映画 抜粋)
[追 記]~解説~
スペインの植民支配から独立したメキシコ。かつてゾロとして彼と対決したディエゴは、カルフォルニア再統治をたくらむ元知事モンテロの野望を挫くべく、盗賊あがりの若者アレハンドロを後継者に育て上げようとする。20年前、ディエゴはモンテロによって投獄され、愛妻を失っていた。一方アレハンドロも、モンテロ配下の者によって兄を殺されていた。ディエゴの厳しい訓練により、新たなゾロとなったアレハンドロは、ディエゴの娘を救うため、そして自らの復讐のためにモンテロに闘いを挑んでゆく。
(出典:Yahoo!映画 抜粋)
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