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1941年の第二次大戦下、オスカー・シンドラーに匹敵する約1,200人のユダヤ人の生命を救ったユダヤ人のビエルスキ兄弟にスポットをあてた映画とのこと。
実話に基づいたものであるが、映画の脚本上の演出で作り上げられた部分もあるとか。
映画の世界であれば、それはいたしかたないこと。
虚実を取り混ぜながら、観客に感動を与える映画ともなっている。
この映画は、「ラストサムライ」、「グローリー」、「ブラッド・ダイヤモンド」などの作品を手がけたエドワード・ズウィック監督によるものである。
「ラストサムライ」、「グローリー」、「ブラッド・ダイヤモンド」の3作品とも、感動を覚えながら見入ったことを想い出す。
特に「ブラッド・ダイヤモンド」は、よくもまあ映画化されたものと思いつつ見入った。
さて、NHKBSプレミアムシネマで放送された「ディファイアンス」。
ナチスドイツの魔の手から、多くのユダヤ人を助けたトゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)の3兄弟の生き様が描かれている。
長兄のトゥヴィアを演じたダニエル・クレイグ、厳しい眼、鋭い眼、仲間を守ろうとする優しい眼差し・・も。
「007/慰めの報酬」、「カウボーイ&エイリアン」、「ドラゴン・タトゥーの女」、「007/スカイフォール」などの主演で男気な演技をしていた。
ちょっと見とか、雰囲気が往年のスターであった“スティーブ・マックイーン”に似ていると思うのは・・・当方だけか。
野性味とか、スタントマンに頼らないアクションが通じる。
映画の方は、冒頭のヒットラーを頂点とするナチスドイツ軍の犯したユダヤ人迫害の実写版からスタート。
その内、映画の場面へとさりげなく切り替わるから、どこまでが実写でどこからが虚構なのか分からない。
導入部分が素晴らしい内容となっている。
そのため、映画の世界へ一気に引きづり込まれる。
両親を殺されたユダヤ人の3兄弟が、ベラルーシの奥深い森に逃げ込む。
その後、食料や銃などを調達するうちに「逃げ惑うユダヤ人たちが次々と森に集まる」ようになる。
ここから、身を寄せ合った共同生活をしながら、ナチスドイツとの長い戦いもはじまる。
子供からお年寄りまでの大変な数に膨れ上がったユダヤ人たち、トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)をリーダーとしながら生き抜くが、途中で挫折も・・・。
そのような中、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)は、トゥヴィアから離れてロシア軍部隊とともに戦うようになる。
また、ナチスドイツとの戦いの最中(さなか)、末弟のアザエル(ジェイミー・ベル)が若い女性と雪の舞う中でユダヤ式の婚礼のシーンがある。
これは・・・ちょっと、感動もの。
さらに、戦いの中で末弟のアザエルが強い男に成長していく。
ナチスドイツに勝利した戦後、3兄弟のその後が語られている。
サスペンスタップリに描かれたこの作品に、思わずいいなと唸った。(夫)
[追 記1]~解説~
第二次世界大戦中、オスカー・シンドラーに匹敵する約1,200人のユダヤ人の生命を救ったユダヤ人のビエルスキ兄弟にスポットを当てた感動ストーリー。監督は『ブラッド・ダイヤモンド』のエドワード・ズウィック。ビエルスキ3兄弟の長男トゥヴィアを『007/慰めの報酬』のダニエル・クレイグが演じる。今まであまり語られることのなかった実話に基づく真実のストーリーとして、緊迫感あふれるサスペンスとして堪能できる一作。
[追 記2]~あらすじ~
ユダヤ人の大量虐殺が行われていた第二次世界大戦中の1941年。ベラルーシに住むユダヤ人の3兄弟、トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)は子どものころからの遊び場だった森に逃げ込む。
だが、彼らの思惑とは裏腹に、逃げ惑うユダヤ人たちが次々と森に集まり始め・・・・。
(出典:Yahoo!映画 抜粋)
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