咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
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雑誌「歴史人」・・・真田幸村VS徳川家康

2015-05-12 22:12:25 | レビュー
 
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 徳川家康没後400年、ゆかりの地では法要が行われていた。
 ブログ読者になっている“えむ”さんのブログにも、家康の法要の話題なども掲載されていた。
 その徳川家康に敵対する真田昌幸・幸村(信繁)親子。
 真逆に徳川家に組するようになった嫡男の真田信之らの関わりが実に面白い。
 池波正太郎小説「真田太平記」(全12巻)を何度も読んだことで、すっかり真田昌幸ファン、真田一族ファンになってしまった。

 先ごろ亡くなられた小説家火坂雅志著「真田三代」も読破している。

 関西にいる娘も歌舞伎とか時代小説ファン。
 今風(いまふう)に言えば“歴女”であろうか。
 息子も小説は何でも読み込むほど、好きであるが時代小説はイマイチの様子。

 ところで、来年の大河ドラマは「真田丸」であったか、つまり大坂の陣で活躍した真田幸村(信繁)が主人公とのこと。
 今から、とても楽しみにしている。
 そのようなこともあってか、先日娘が「雑誌『歴史人』(真田幸村VS徳川家康)」を送ってくれた。

 真田幸村VS徳川家康の二人を特集で取り上げた雑誌「歴史人」。
 幸村、家康が使ったとされる甲冑の写真が、目に飛び込むから堪えられない。
 徳川軍を相手に上田城に立てこもって戦い、二度も徳川軍を打ち負かした真田昌幸の知略、智謀にほれぼれする。

 「天の時、地の利、人の和」

 が、あったればこその上田城攻防戦・・・とのこと。
 それほど、上田城下の民衆に信頼があった城主でもある。



 関ヶ原の戦い前夜「犬伏の陣」で、真田昌幸・幸村(信繁)親子と嫡男真田信之の生き様が二分された。
 その犬伏の別れの舞台となったとの薬師堂の写真も挿入されている。

 “幸村ゆかりの地を訪ねる”として、真田氏発祥の地や上田城周辺。
 大阪の陣で最期を迎えた安居神社周辺なども掲載されている。

 一方、徳川家康が今川義元の人質として暮らしていたころ、さらに徳川家の武将として活動し始めた時代。
 武田信玄に三方ヶ原で大敗し、命からがら敗走したことも・・・。
 その時の教訓として描かれた有名な肖像画などもある。

 さらに第二次上田攻防戦の詳細な解説。
 大坂の陣の詳細な筆致、CG化した戦いの全容などが盛り込まれており、幸村ファンあるいは家康ファンにとっては手放せない雑誌に仕上がっている。

 まさに永久保存版
 これらの特集以外には、各地の城塞の話とかが盛りだくさん。
 ナイス、いいものをありがとう。
 長らく楽しめそうである。


(安居神社)


(安居神社境内の真田幸村像)

 ところで、佐伯泰英著作「鎌倉河岸捕物控」の新装版の10巻も送られてきた。
 当方が池波小説ドップリであることを知っている娘、伴侶の知人から借用して読み始めたこのシリーズが結構面白かったとのこと。



 と、言うこともあって、是非違った作家の本でも読んでみたら・・・と、送ってくれたらしい。
 佐伯泰英氏のこの小説は、以前NHKの時代劇でシリーズ化されていた。
 また、見ごたえのあった「酔いどれ小藤次留書」も放送されていた。

 さらに、「居眠り磐音 江戸双紙」、「吉原裏同心」なども制作されている。
 そのため、ドラマとしてはいろいろと見入っていたが、小説の方は初であるから、こちらの方も楽しみである。
 いかなる展開になるものか。
 感想など、時折りアップしたいと思っている。(夫)

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