咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

確かに妙な・・「2015ユーキャン新語・流行語大賞」

2015-12-03 23:01:20 | 報道・ニュース
 
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 今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、「トリプルスリー」と「爆買い」が大賞に選出された。
 昨日の「LOVE - GOLDEN APPLE 」さんのブログでも指摘されていたが、野球用語の「トリプルスリー」について、一体どれだけの国民が理解しているものか甚だ疑わしい。
 そのような言葉が、大賞に選出されるのも確かにどうかと思われる。

 それ以上に「アベ政治を許さない」が、10位以内に入っていることも奇妙である。
 すると、本日の産経抄にも、その奇異な点がキチンと書き込まれており、溜飲を下げる思いであった。
 
 「安全保障関連法案の国会審議で、議事進行を妨害する民主党議員が掲げるプラカードに書かれていた。『今年はエンターテインメントが弱く、関心が政治と政局に向いた』。主催する『現代用語の基礎知識』の編集長は“弁解”するが、あやしいものだ」

 まさにその通り
 
 そのようなつまらない用語よりも、“びっくりぽんやぁ”の方がふさわしいと思っている。
 つまり、9月からはじまったNHK連続テレビ小説「あさが来た」で、主人公が発する“びっくりぽんやぁ”である。
 それがノミネートもされなかったことの方が不可思議だった。

 「2015ユーキャン新語・流行語大賞」選出には、何とも・・・“びっくりぽんやぁ”。

 特にリベラル派とか、知識人と言われる人が集まると、現在の日本は右傾化しているとの批判がある。
 左傾化している偏った面々が、何をかいわんやであるけどね。
 その点も産経抄の後段にキッチリ書かれており安心、あんしん。(咲・夫)

[追 記]~産経抄~
 「アベ政治を許さない」。「2015ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに選ばれたこの言葉、果たして、今年流行したといえるのか。候補の50語には、「自民党、感じ悪いよね」も入っている。
 ▼どちらも、安全保障関連法案の国会審議で、議事進行を妨害する民主党議員が掲げるプラカードに書かれていた。「今年はエンターテインメントが弱く、関心が政治と政局に向いた」。主催する「現代用語の基礎知識」の編集長は“弁解”するが、あやしいものだ。
 ▼そもそも「アベ政治を許さない」は、審査委員長を務めるジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、全国で開催を呼びかけた集会の横断幕などにあったスローガンである。昨年の年間大賞は、「集団的自衛権」と「ダメよ~ダメダメ」だった。続けて読めば、メッセージは明らかだ。一昨年の候補の50語には、「アベノミクス」とともに、これを揶揄(やゆ)する「アホノミクス」が入っていた。
 ▼政権批判が「入賞の条件」ならば、もっとパンチの効いた言葉があった。「お前は人間じゃない!たたき斬ってやる!」。国会議事堂前の抗議集会で、山口二郎法政大教授が首相に浴びせた罵声である。品格に欠けるのが、難点だが。
▼先日書いた、図書館についてのコラムに対して、奈良県の読者から手紙をいただいた。地元の図書館は、『正論』『WiLL』から、『新潮45』まで、保守系の雑誌を一切購入しない。児童書の「平和教育」コーナーには、過去の日本のマイナス面を強調した本ばかり、との嘆きも綴(つづ)られていた。
 ▼「右傾化が進んでいる」。リベラル派の論者だけを集めたテレビの報道番組で、繰り返される嘆きの声は、まったく当たっていない
(出典:産経新聞ニュース 抜粋)

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映画「フィクサー」(2007)・・・

2015-12-03 21:40:20 | レビュー
 
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 「ある大企業の集団訴訟をめぐる陰謀劇に迫る社会派サスペンス

 映画「フィクサー」、一昨夜NHKBSプレミアムで放送。
 以前、観ている映画であるが、改めてじっくり観賞。

 タイトルの「フィクサー」とは、ギャング映画かな・・と、思った。
 そのフィクサーとは、表ざたにできない案件を裏で穏便に処理するもみ消し屋のことらしい。

 ニューヨークの大手弁護士事務所に勤務するマイケル(ジョージ・クルーニー)は、15年の経歴がある弁護士。
 フィクサーの仕事もそろそろ引退を考えており、従兄弟と飲食店などの共同経営も行っていた。
 ところが、その店舗は倒産し8万ドルの借財を抱えてしまった。

 一方、離婚した先の息子にもめったに会えないなど、すべてが上手くいかない状況にあった。

 集団訴訟のあった大手の農薬会社、マイケルの勤務する弁護士事務所の敏腕弁護士アーサー(トム・ウィルキンソン)が担当し、訴訟も大詰めを迎えていた。
 しかし、アーサーは農薬会社の極秘の機密文書を手に入れたことで、裏の真実を知り悩み奇異な行動をしてひと悶着を起こす。

 精神に異常をきたしたと見られるアーサーの仕事を受け継ぐこととなったマイケルは、アーサーを匿ったところ逃げられてしまった。
 アーサーは、農薬会社の法務部本部長カレン(ティルダ・スウィントン)に極秘資料を手に入れたことを伝えた。
 さらに真実を知った上は、農薬会社の望むように和解することはできないと伝えた。

 すると、カレンは、とんでもない行動を起こす。
 雇った男たちを使って、アーサーを自殺に見せかけて殺害する。
 
 一方、アーサーの自殺に疑問を持ったマイケルは、その真実に徐々に迫る。
 そのため、マイケルも命を狙われることとなった・・・。

 大手の農薬会社が、公害問題などを隠蔽工作するなか、顧問弁護士事務所の弁護士殺害まで発展する社会派サスペンス。
 フィクサーの仕事に苦悩するマイケルのジョージ・クルーニー。
 たまに会うことのできる息子との会話、学校への送り迎えなど・・ちょっと、いい場面もある。

 一度はアーサーの死を黙認するマイケル。
 最後は巨悪に立ち向かうマイケルのジョージ・クルーニー。
 いつもながら、渋い演技で魅了してくれる。

 アーサーを演じたトム・ウィルキンソン、この人の演技もさすがに凄い。
 特に自殺に見せかけて殺害されるシーン、とてもリアルに演じていた。
 きつい役回りであったと思うけど・・・。

 企業のために悪に手を染めるカレン役のティルダ・スウィントン、プライドの高い冷たい人間性が最高。
 ともあれ、ジョージ・クルーニーの渋い演技が、光る映画でもあった。(夫)

[追 記1]~解説~
 弁護士事務所に所属し、裏で暗躍するもみ消し屋“フィクサー”の苦悩と焦燥を描きながら、ある大企業の集団訴訟をめぐる陰謀劇に迫る社会派サスペンス。主人公の“フィクサー”こと、マイケル・クレイトンを演じるのはジョージ・クルーニー。『ボーン・アイデンティティー』の脚本家トニー・ギルロイが初監督に挑む。各映画賞を席巻しているクルーニーをはじめ、トム・ウィルキンソン、ティルダ・スウィントンら、キャストの熱演が見どころ。

[追 記2]~あらすじ~
 大手法律事務所のフィクサーとして活躍するマイケル(ジョージ・クルーニー)。在職15年にして共同経営者への昇進もない彼が焦りと不安を感じる中、大企業の集団訴訟にかかわっていた同僚の弁護士アーサー(トム・ウィルキンソン)が精神に異常をきたす事態が発生。マイケルはその後始末をするため、アーサーの下へ向かう。
(出典:Yahoo!映画 抜粋)



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