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「ソウル中央地裁が産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)に無罪判決を言い渡した」ことについて、全国各紙で無罪判決は当然との報道。
当然と言えば、当然のこと。
韓国における言論の自由圧殺への大きな影を落とした出来事。
当方、モノ言う新聞社への挑戦とも思って見ていた。
この案件について、世界から言論圧殺と韓国への非難が集中。
現大統領の就任から、日韓関係もさらにギクシャクしてきた。
その関係がさらに悪化するような、韓国検察の動きでもあった。
この度のソウル中央地裁の判決。
「無罪」。
あらゆる面から検討し、考察した結果であろう。
韓国司法にも「良心」が残されていたと思えた。
今回の無罪判決を踏まえたところで、本日の「産経抄」には的確な話が書き込まれている。
これを読み、大いに溜飲を下げることができた。
いつもながら、「産経抄」はとても面白く、大いに勉強させられる。(咲・夫)
[追 記]~産経抄~
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名前の「槿(むくげ)」は、国の花である無窮花(ムグンファ)を表している。「恵」は、善良な女(ひと)、賢いという意味だ。父の朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領と母の陸英修(ユク・ヨンス)さんは、3日間も頭をひねり、字典をあさって、2文字を選んだという。太陽の恵みを受けて、美しく咲いてほしいとの、願いが込められている(『朴槿恵の挑戦』李相哲(り・そうてつ)著)。
▼素晴らしい名前とは裏腹に、彼女の人生は過酷なものとなった。22歳の時、母は在日韓国人の銃撃を受けて亡くなった。5年後には、父も側近の銃弾によって、非業の死を遂げる。
▼2006年5月には、政治家になっていた本人も狙われている。ソウル市長候補の応援演説を行う直前、何者かに右耳の下をカッターナイフで切りつけられた。傷口があと1センチでも長く伸びていたら、命を落とすところだったという。
▼その朴大統領の名誉をコラム記事で傷つけたとして起訴された、小紙の加藤達也前ソウル支局長(49)に対して、ソウル中央地裁は昨日、無罪を言い渡した。当然の判決である。
▼ただ、首をかしげることばかりの奇妙な裁判だった。韓国に果たして、言論の自由が存在するのか。日本国内はもとより国際社会から、一連の公判について疑問の声が上がっていた。にもかかわらず現地のメディアは、その観点には、ほとんど関心を持たなかったようだ。何にもまして解しがたいのは、被害者であるはずの朴大統領が、守り続けた沈黙である。
▼「板垣死すとも自由は死せず」。明治15(1882)年、岐阜市内で暴漢に短刀で襲撃された、自由党総理の板垣退助は、こう叫んだと伝えられる。問答無用のテロにさらされてきた朴大統領は誰よりも、自由の大切さを知る立場にいるはずではないか。
(出典:産経ニュース 公式HP 抜粋)
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