咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

メロドラマか・・・「あさが来た」

2015-12-25 22:45:55 | レビュー

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 本日のNHK朝ドラ「あさが来た」。
 ありえない話に仰天。
 大久保利通が暗殺されたことで、女々しく泣きじゃくり“白岡あさ”に抱きつく五大友厚の演出と脚本。
 まるで、メロドラマの演出手法。
 一体、どうなっているのか。

 元はと言えば、薩摩武士の五大友厚。
 それが、やけ酒を飲み、女々しい姿を見せるなどありえないこと。
 卑しくも元は、士(さむらい)である。
 このようなことがあるはずがない。
 見方によっては、薩摩隼人を侮辱しているようにも受け止められる。

 実在の広岡浅子(白岡あさのモデル)と実在の五大友厚は出会っていないらしい。
 すべては、脚本家によって現代の感覚で描かれており、当時の世相が素直に描かれていない。
 敢えて、二人が出会ったとして描かれることには問題はない。

 ・・であるが、視聴率優先のため、朝ドラを昼メロ調に制作する必要はない。
 違和感タップリの今週の「あさが来た」である。

 一方、いつもひ弱に描かれている白岡新次郎、実在の広岡信五郎には妾がおり、その妾には4人の子が生まれるらしい。
 妾とは、広岡浅子に付き添ってきた女中とのこと。
 幕末から明治の時代、当時の日本では家を守るために男児出産がもっとも重要。
 妾をもつことも至極当然のことであった。

 今回のドラマでもそのような場面を、抵抗感なく描くべきであり、その時代背景をキチンと描く方がいいと思っている。
 
 このドラマ、初回から面白くて毎朝録画をして、じっくり観賞の我が家。
 今週の展開は、大いなる違和感があった。
 また、白岡新次郎についても、書くべきことはキチンと書いてほしいものである。
 どこに遠慮がいるものかと思っている。(咲・夫)



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映画「クライシス・オブ・アメリカ」(2004)・・・

2015-12-25 21:38:20 | レビュー
 
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 午前中に買い物。
 スポーツ紙の競馬欄、有馬記念出走有力馬の調教をチェック。
 有力馬が7頭、さらに絞り込んで軸馬を選定したい。
 ここからが難しいところ・・・。
 今年も荒れるか、平穏か。
 いろいろ考えていたら、気分転換になるいい映画が放送されていた。

 映画専門チャンネル「クライシス・オブ・アメリカ」(主演:デンゼル・ワシントン)、11年前の映画であるが、思った以上に面白い。
 
 湾岸戦争時の元上官のベン・マルコ少佐(デンゼル・ワシントン)は、共に戦って功績のあった部下のレイモンド・ショー(リーヴ・シュレイバー)を名誉勲章の叙勲者に推薦した一人だった。
 
 レイモンド・ショーは、上院議員の母エレノア(メリル・ストリープ)の後押しもあって政界入りし、党の副大統領候補に上り詰めていた。
 ところが、ベン・マルコ元少佐は、湾岸戦争における出来事が悪夢のように蘇り、レイモンド・ショーが実は英雄ではなくその真逆と思うようになる。

 その裏には、上院議員・エレノアとある大企業が絡んだ国家までも動かす大陰謀があった。
 ベン・マルコ元少佐が自らの体の異変に気づき、昔仲間の科学者の協力を得て体の異変の謎の解明に迫る。
 隠された壮大な陰謀があるのではと疑問を持ち、それに徐々に近づくが一筋縄ではいかない。
 マインド・コントロールされた人間の恐ろしさを垣間見ることができる映画であった。

 我が国のオーム真理教によるテロ事件は、未だに忘れえぬもの。
 マインド・コントロールされ、人間性の破壊された者たちの恐ろしさを知る事件だった。

 この映画では、マインド・コントロールによって国家を自由に操るといったとてつもなく大きな陰謀の企てが蠢(うごめ)いており、その恐怖をヒシヒシと知ることができる。

 名優の競演もあって、見ごたえのある映画だった。(夫)



[追 記1]~解説~
 『羊たちの沈黙』でアカデミー賞を総なめにしたジョナサン・デミ監督のサイコロジカル・スリラー。主演はオスカー俳優のデンゼル・ワシントンとメリル・ストリープ。また製作には、故フランク・シナトラの娘、ティナ・シナトラが名前を連ねている。
 マインド・コントロールの恐怖を改めて知ることができる作品。
[追 記2]~あらすじ~
 クウェートの砂漠地帯で襲撃されたマルコ少佐(デンゼル・ワシントン)の部隊は、レイモンド・ショー軍曹(リーヴ・シュレイバー)の活躍で無事生還する。アメリカでは英雄として迎えられたレイモンドは副大統領候補として脚光を浴びるが、マルコには違和感があった・・・。
(出典:Yahoo!映画 抜粋)

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