2月の初旬に楽しみにしていた、
コノハト茶葉店・店主によるワークショップが、
弘前市のハチカフェさんで行われ参加してきました。
テーマは「チャイ」。
インドやアジア諸国などで売られている、
甘いスパイスが濃厚に薫るミルクティーですね。
自分で作るとチャイを作っても、
どうもスパイスの風味が弱いただのミルクティーのようなものになってしまう。
チャイとはなんぞや?
ということで参加したワークショップ。
結果的にすごーーくためになりました。
まずはテーブルの上に並べられたスパイスの数々。
全部で9種類ありました。
シナモン、ジンジャー、コショウ、ナツメグなど料理でも比較的使うメジャーなものから、
カルダモン、グローブ、クミン、フェンネル、スターアニスなど、あまり目にしないものまで。
一斉に揃うと面白いですね。
一つ一つを手にとって香りをかぐだけで、
なんだか異国のような気分になります。
それを各グループごとお好みで配合していき、
ミルで曳いてできた特製ブレンドスパイス。
とてもきれいですねー。
いよいよ茶葉と一緒にスパイスを鍋に入れ、
水を入れてお茶を煮だします。
鍋がぐらぐらいうほど沸騰させるのがいいのですが、
蒸発しすぎないか見てるとドキドキします。
でもちゃんと煮ださないと後で入れるミルクのたんぱく質に負けてしまうようで、
我慢しながらぐつぐつ煮込む。
面白いですね。
茶色が真っ黒に濃くなり、スパイスの香りが漂う。
時間が来たら、躊躇なくミルクを一気に投入。
おお、さっきの茶色はどこに行った。
一気に白くなった。
ミルクの勢いはすごいなぁ。
水の倍以上の分量でミルクを入れるので。
ここからも大変で沸騰する一歩手前で火を止める。
気を抜くとすぐに吹きこぼれるので、
鍋の縁に泡が立って来たら要注意。
その沸騰直前の頃合いを見極めるのが面白かった。
出来上がったら一気にサーバーに入れて茶こしでスパイスを掬う。
飲む前からめっちゃワクワク。
飲んでみるとほんとにチャイでした。
若干辛さは控えめ。
クミンやフェンネルを全部入れたのでカレーのような匂いがすごいです。
でもおいしい。
他のグループのチャイも試飲しながら何杯も飲んでしまった。
ハチカフェさんからの差し入れのスコーンにもばっちり合う。
たくさん飲んだ成果、
帰り道は体の中からぽかぽかしてきて温かかった。
これもスパイスのせいかな。
あれから、私はチャイにはまってしまって、
お土産に同じスパイスをもらったので、
家で毎朝チャイを作って飲んでいました。
暑い国の飲み物なんだけど、
寒い時も恋しくなります。
頂いたスパイスはなくなってしまい、
ここ数日作ってないけど、チャイがちょっと恋しくなるこの頃。
コノハト茶葉店の店主、三宅さんの話も面白くて、
また他のワークショップにも参加してみたいです。