BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

初冬・青森デート③(青池は碧かった)

2008-11-27 16:53:47 | デート日記
連休最終日。
予定より遅く起床。。。というか結局夜中に色々おしゃべりしたせいで寝不足です。
朝風呂行く予定が眠くてダウン。
朝ごはんは昨日のシチューの残りと、
彼氏が目玉焼きと余ったキャベツのバター焼きを作ってくれた。
私は眠いのでお腹いっぱいになると少しだけ横になってたら、
後片付けも(洗い物)全部やってくれた♪
へぇ、いいとこあるじゃん、と少し(?)見直したりして。

チェックアウトをしたら、ウェスパ椿山付属の展望風呂には無料では入れないことが発覚。
それなら。。。ということで車で5分のかの有名な「黄金岬不老ふ死温泉」へ行ってきました。



ここは青森県にある数々の名湯のなかでも、個人的に八甲田の酸ヶ湯に継ぐ人気のお風呂ではないかと思います。
何がいいかと言うと、海に浮かぶ露天風呂です。(写真↑)
その昔は混浴のみ、吹きっさらしだったのですが、
人気が出てきた今では女性専用露天風呂にちゃんと仕切りと隠し脱衣場もできてます。
日本海の荒波を目の前にして入れちゃう素敵な露天風呂ですよ。
そして天気がよければ夕日も拝める。。。
しかしここの風呂はぬるめなんで、入ると出にくくなることもあります。
私も3-4回は来てるので知ってるます。
まず内湯に入りそのあと彼氏と海辺の混浴へ行きました。
青荷で一緒に入ったせいか、すっかり混浴も平気になってしまった。
幸い午前10時過ぎと言う時間帯のためか、お客は少なめで混浴は誰も居なかった。
チャーンス♪ですね。
日本海を居ながらのんびりまったり、ほんわかでいいですねぇ。
っと、この後5人の男達が入ってきてしまい、上がるタイミングを逃してしまった。
男性は下半身入浴でもいいけど、私は上半身も湯につからねばならないので(湯は黄土色で透明ではないので見られずに済む)のぼせるのが早くなるのです。
上がるときは彼氏と別々に。
塩分高めのお風呂なので彼氏はもう一度内湯に入るといい、私はそのまんま上がりました。
外から温泉施設の中に戻るとき、我慢できずにそのまんま旅館サンダルで駐車場へ行き、車にあったDAKARA1.5リットルのペットボトルを取り出しラッパ飲みでグビグビ飲みました。
だって、長い間湯に浸かっていたので喉がカラカラだったんだよね
それを内湯に入ってた彼氏が窓越に見えたそうだ(ちょい恥ずかしいな)
風呂上りはマンゴーソフトアイスを食べました。うまかった。



その後せっかくここまで来たのだからと十二湖(↑)へ行きました。
白神産地の日本海側エリアの名所であり、その十二湖の中でも有名な青池へ行きました。
冬だから湖の水が青くないだろうと期待しないで行ったのですが、ほのかに青みがかった碧色でした。
倒木も見えまして、雪と落ち葉になんかより神秘的ですね。
もちろん夏場のほうが青が濃くなりきれいなのですが、運よくこのとき晴れていてくれて助かりました。曇り空だったら、たぶん青には見えなかっただろうに。

その後は青森市へ戻る!!
途中「千畳敷」の食堂でお昼ご飯を頂きました。
イクラ丼とカジカのあら汁にサザエのつぼ焼き。
いくら丼は旬なんですっごく美味しかった。しかも安かったし、、、1200円なんてありえない値段だ。田舎の良いところよね。
そこの食堂の名物おばちゃんがうちらに色々話しかけてきてくれて、なんか色々さとされたり、私など実家で暮らしてるせいか「親に甘えてる」などと説教食らってしまいました。でもおもしろかったです。有名なのか、色々な芸能人(高橋秀樹や田中麗奈など)とおばちゃんが一緒に写ってる写真がありましたよ。

青森ではアスパム(県観光物産館)へ!
彼氏はここで職場の人へお土産を大量に買う。そして13Fの展望室に登る。
マイナーな場所なためかすっごい人が少ない。カップルが3組ぐらい。
料金はたった400円でワンドリンクサービス付だ。
とりあえずあいてるテーブルに座りマッタリ。とこのとき何か揺れを感じる。
じ、地震だよ。。。っていっても13Fだから揺れるだけで実際はそんなにたいした揺れじゃなかったかも。



夕ご飯は最近巷で有名な新青森市の名物「味噌牛乳カレーラーメン」を食べに行く。
この頃テレビなどでよく報道されるラーメンだ。
味の札幌大西という店で私は2回目!
麺が太くて札幌ラーメンって感じ。カレー風味がさほど強くなくバターと合ってるので、けっこういけます。牛乳臭くないし、普通のまろやか味噌ラーメンって感じ。それにプラスカレー風味!
みなさんも青森市に来ることあればぜひお試しアレ♪

食べたら青森空港へ彼氏を送りました。
別れ際はちょっと寂しいのですが、ぶっちゃけまた次の金曜日(11/28、って明日です)にCHAGEのコンサートで東京行くので会えるので、私は平気だったりする。
彼氏もそこのとこわかってるみたいで、「じゃあね」って感じで別れました
そのあと即効家へ戻ったけど、彼氏と別れて寂しいというよりは家についてほっとした。
自分の家の布団のなんと気持ちよいことか!
親の顔見るとほっとするし、猫と遊ぶと癒される。。。
やはりあの千畳敷のおばちゃんが言うように、自分は親に甘えてるんだろうな。
しょうがないか、それは事実だ。
いくつになっても親は親だし、独立したわけでもないので、精神的にはまだまだ頼りっぱなしな私だ。
さて、また明日から東京です。
今回はNY時代の友達にたくさん会う予定で楽しみ

○不老ふ死温泉
http://www.furofushi.com/

○十二湖
http://www.town.fukaura.aomori.jp/%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%95%E3%81%A8%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%EF%BC%A8%EF%BC%B0/sight/jyuniko.html

○味の札幌 大西
http://www.showadori.net/shop/select.php?id=3-11

初冬・青森デート②(ウェスパ椿山へ)

2008-11-26 23:05:21 | デート日記
青荷温泉を後にして、二日目の宿泊地である西海岸のウェスパ椿山まで行くすがら、あちこち寄り道しました。
まず手始めにコジマ電気へ行き、携帯をソフトバンクへ変更。
彼氏の先月の電話代が46000円だったんだって
いくらなんでも安給料でそれはつらい。
っていうかそれじゃ青森往復できるべーっていう話で悔しいので、「ただ友」になることに。
この手続きに1時間ぐらいかかり、そのすきに昼は私のお気に入りの「高橋中華そば」を食べに行きました。
ぐるめのページ(http://blog.goo.ne.jp/bamboo-jet/e/b86db3bce392ec75782d4adcec352b3e)
でも一度紹介してるけど、ここの売りは煮干ダシの強烈なラーメンで私は大好き。
月一度はあそこのラーメンを食べねばならない。
県外の人には「あの味」どうかなぁと思ったのですが、彼氏も「向こうには無い味だ」とコメント。よし◎

さて新携帯を受け取り、次はわが町板柳へ。
途中藤崎町の「イカすみシュークリーム」を食べようと寄ったのですが閉まってました。
ガガーン。。。ショックでしたが、しょうがない。
仕切りなおしで近くの「アントルメ佐藤」で好物の「いちご大福」買いました。
イカスミシュークリームは次までお預けだ!!
そして板柳では「ふるさとセンター」へ。
目的はここの喫茶ルームの焼きりんごです。



やわやかく焼けたりんごに生クリームをとろりと絡めていただくのですが、非常に美味しいです。
ここは私が子供のときからあるお店で(町で経営してるんだよ)、私はここの焼きりんごがずーとずーと好きでした。
よく県外から来た友達を連れて行く場所でもあります。
町でやってるので営業時間は17時ぐらいまでですが、アップルティーやアップルパイなど色々りんごにちなんだお菓子などが楽しめます。

そのあと近くのスーパーで夕食の買出しをして一路深浦町を目指しました。
今夜の泊まりは西海岸の深浦町にあるウェスパ椿山と言う施設。
温泉あり、レストランあり、昆虫博物館などもあり、私達はここのコテージに泊まりました。(下の写真参照)
夏場は夕日が見える場所として有名なんだけど、この時期はオフシーズンなので空いてました。
ここからは残念ながら夕日は見れなかったけど、椿山へ行く道すがら夕日を一瞬雲の谷間から見ることができました。すっごくキレイでしたよ。
コテージではホットプレートが無料で貸し出ししてるので、それで彼氏とお好み焼きとミートボールシチューを作りました。
まず始めにシチューを。
野菜はほとんど彼が切ってくれ私はシチューの下ごしらえと煮込みかかりに。
そして久々のお好み焼きに挑戦
家で食べる習慣が二人とも無いので、店以外で食べるのが新鮮です。
うまくできるのかどーか、事前に私も友達から作り方を仕入れ(acoありがとう)、あとはお好み焼きミックスの裏に書いてある作り方を見よう見真似でチャレンジ。
焼き加減が難しかったです。
ひっくり返すのは私と彼氏で御互い分をひっくり返したよ。
しかし、始め皿に盛ったときはまだ中身が生焼きだったりして。。。(汗)
でも次にちゃんと焼いたのを食べたらめっちゃうまかった。
サクさくっとしてるし、豚肉とキャベツがうまい。
そして煮込んだシチューもうまかった。
具材に白カブを入れたんだけど、それが非常にうまくて、ホクホク崩れたジャガイモもうまい。
二人とも大満足でした



さて、ウェスパ椿山には鍋石温泉という開閉式展望露天風呂風呂(上の写真参照)がついてます。
ここから日本海と椿山、時間帯によっては夕日も見れちゃうすばらしいお風呂です。
私も日帰りで2回ほど来た事があります。
21時まで入れるとのことで、夕食後に行きました。
ほんというと「篤姫」が見たかったけど、BS2が部屋のテレビで見れるみたいなので22時からの再放送を見ることにしました♪
開閉式の露天風呂ですが、さすがにこの時期は閉まっています。夜ですし。
それでも洗い場はすっごく寒かった。隙間風がピューピュー入りこむのだろう。
お湯も熱めではなかったけど、なめたらすっごくしょっぱかった・・・
さすが海の前の温泉だわ。
このお湯がまた上がった後に非常にポカポカする成分の湯でした。
おかげで宿に戻って篤姫が始まる頃は眠くてしょうがなかった。
横見ると彼氏はすでに寝にはいってたし。。。
ま、今日は長い距離の移動で疲れてたし、うまいもの食べて温泉入って眠くなるなんてすごく自然で健康だよね

○ふるさとセンター
http://www.town.itayanagi.aomori.jp/furusato.html
○ウェスパ椿山
http://www.wespa.jp/

初冬・青森デート♪(青荷温泉)

2008-11-25 21:35:07 | デート日記
彼氏がこの連休に青森へ来てくれました
付き合ってから初めての青森ですねぇ。
今回は私がナビゲーターを務めました。
3週間ぶりに会うので、ちょっと会う前はイマイチ実感がわきませんでした。
久々に会っても、なんていうか違和感を感じちゃいます。
うーん、車の助手席に乗ってるのはほんとにいつも電話してる「あなた」ですか?!って感じで。遠距離はこういうものなのかな?

まずは、車で八甲田へ。
空港降りて雪景色を見た彼は大興奮してますが、もっと雪まみれにしてやろうと八甲田ロープウェーへ。
まだスキーシーズンではないので正式にオープンしてない八甲田スキー場(一部リフトが動いてました)は、一面真っ白銀世界。
樹氷はまだ早いですが、木々の小枝に雪がびっしり張り付いていて、すごくキレイです。
ロープウェーも20分間隔で天候様子見つつ運行されており、お客はうちらだけ。貸しきり状態です。
そりゃ、そーだろー。この雪で八甲田へ来るなんて観光客以外誰が居る。
頂上はものすごい風雪でブリザート状態。
山頂駅からちょっと顔出しただけで冷たい雪が顔をたたく。
しょうがないので彼氏を吹雪の中で立たせて写真をとってやった。
今にも風に飛ばされそうでした。



その後は酸ヶ湯温泉の食堂で青森名物「しょうが味噌おでん」頂きました。
ああ、あの味めっちゃ大好きです。
ホントは酸ヶ湯よりも萱野茶屋のやつが好きですが、もうシーズンオフでしまってたので酸ヶ湯のを頂きました。
しょうがのエキスが冷えた体をじんわりあっためる!おいしぃぃ。



その後は本日の宿である「青荷温泉」へ向かいました。
黒石市の虹の湖の駐車場からシャトルバスで宿へ。
青荷温泉は南八甲田の山の中にポツンとある秘湯です。
日帰り入浴で4.5回ほど今まで訪れていますが、なんとも風情のあるいい温泉です。
ここはランプの宿としても有名なとこで、ランプが点燈するのは夜なので一度泊まって見たかったのです。
着いたころはもう山の中の宿は薄暗く、ランプが入り口や廊下、部屋に燈されていました。
いやー、いいですね。
何か懐かしいようなとても良い風情。
明かりとしてはすごく暗いのですが、なんか暖かくてやさしい明かりだと思います。
はじめは暗くていやかな?と思ったのですが、夜もふけるに従ってあの暗さになれて行きましたよ。
我々の宿は「みず」の部屋でした↓



ここは風呂が4つもあるのです。
まず旅館の内湯が男女別であり、旅館脇の青荷川を超えたところに風呂が2つ。
1つは混浴露天風呂、2つ目は滝が見れる滝見の風呂(男女別露天付き)です。
そして旅館の正面向かいに、男女別露天付きの「健六の湯」があります。
お湯は無色透明な単純温泉で、すごくさっぱりしていてくせが無く、変わった温泉を好む人には物足りないかもしれないけど、逆に何度でも入れそうな湯の成分がよかった。
チェックインして部屋で少しお茶を飲んでマッタリしたあと、夕食前にお風呂へ。。。
まず私は外の健六の湯と混浴露天がレディースタイム(17-18時)だったので入浴しました。
露天はかなり寒かったです。全体的にここの温泉はぬるめで加熱してないらしい。
しかし露天の岩風呂のほかに釜風呂があって(子宝の湯というらしい)、そこは暖かくてよかった。
しかも空には星が見えたよ
冬の星はきれいでカシオペア座も見えましたよ。
雪景色もいい感じ。

夕食は18時からで、18時半ごろ大広間へ。
ランプの明かりで食べるので薄暗くてちょいわかりにくいけど、川魚の塩焼きはうまいし、山菜が中心の質素な料理ながらすごく美味しかった。
天然のなめこ汁とかたけのこの煮つけとか。。。山の幸が豊富。
彼氏もご飯をお変わりしてましたし



夕食後、滝見風呂と男女別混浴風呂へ彼氏と行きました。
写真は青荷川を渡るビニル通路(寒いので)です↑
滝見風呂はまだ夕食の時間帯だったためか誰もおらず、男性側もそれは同じだったらしく2人で温泉へ入りながら会話できました。
上が吹き抜けになってたので、「誰も居なくない?」とか「この露天は寒いねぇ」とかそんな会話ですが。
混浴の露天はのぞくと2組のカップルが入ってたくらいなので、うちらも入りました。
彼氏に星を見せてあげたかったので「子宝の湯」の釜風呂に先に入ったのですが、
ちょうど雪が降ってきて雪雲に星が隠れてしまい見れませんでした・・・
ありゃりゃ、残念だね。でもこの釜風呂が気に入り、結局2回も入りました。
ランプの明かりに照らされた露天風呂はたとえ混浴でも、薄暗いのであまり周りを気にせずに済むところがいいですね。

風呂から上がって青荷の名物のコーヒーを飲みました。
南八甲田の水を使ったコーヒーはうまいとの評判で、やっぱり美味しかった。
私達のほかに東京から来た一人旅の女性が居て、マスター(コーヒーを作ってくれる宿の人)と4人で世間話をしました。
青荷はすごく津軽弁にこだわってる宿で、宿のあちらこちらに津軽弁の案内表示があったりします。
マスターの津軽弁に私以外の2名はさっぱり??みたいです。
私が地元人と知るや否やマスターが津軽弁暴走してくるので、私も彼氏と話すときの標準語とは違い津軽弁で話せるのはうれしくて、暴走しました。
彼氏に聞かせたくない話をするときは「なまり」って非常に便利です。
マスターの下ネタも津軽弁でサクっと交わす。
いやー、面白かった!!
それで、ついつい喫茶の閉店時間以上に長居してしまった。
というか、マスターの暴走が止まらず、こっちからうまく切り上げました。
寝る前に一度内湯にも入りましたし、次の日は朝風呂、朝食後にもまた滝見風呂へ行きました。

なかなか人情味のある宿ですね。
いいです、青荷温泉。
ランプの灯も優しいし、お湯もやさしいし、津軽弁を話す仲居さんは暖かい。

http://www.yo.rim.or.jp/~aoni/(青荷温泉HP)

真そばや 會

2008-11-21 21:51:17 | ぐるめハント青森
先月友達と食べに行った蕎麦屋です。
弘前はけっこう蕎麦屋が充実してると思うのだな。
このお店も私が高校生の頃からかなり有名で、店構えも老舗って感じで素敵です。
中庭とかが座敷から見えてね。
上の写真はそのとき頂いた『特製會そば』です。たくさん具が載っててきれいですよね。
実は夏のカキ氷メニューもかなり評判がいいのです。
宇治金時とか。。。
城下町らしいいい雰囲気のお店で大好きです。
もちろんお蕎麦もおいしかったです!!

○真そばや 會 青森県弘前市新寺町129 11:00~20:00(火曜は~16:00)


イントゥ・ザ・ワイルド

2008-11-20 22:20:06 | 映画・TV・観劇
名俳優ショーン・ペンがメガホンを撮った映画。
かなり評判がよくゴールデングローブ賞受賞、アカデミーノミネートされてるので、非常に気になってました。
割とマイナー系ながら地元で上映してくれたので、観にいけました

やー、見た感想、いいですね。
若者の自分探しの旅です。
というか、話が進むにつれてわかるのが実はそんな単純なものではなく、人生探しとか、生きることへの意味とか、かなり複雑で濃い映画です。
最後は宗教かかったメッセージもあり、でもけして不快なほど強くはない。
映像がさわやかで、アメリカの大自然が満載に出てきます。
それがすばらしいんです、ほんとに。
セコイアの森、グランドキャニオンの渓流、アリゾナの砂漠地帯と、
コレを見るとほんとにアメリカはでっかい映画だなぁと思います。
NYやLA、シカゴなどよく映画で登場する大都会なんて、アメリカの何十分の一にも満たない。
ほんとのアメリカはとてつもなく広大な大地と大自然でできている。
そして少年は最後に荒野=アラスカを最期の地として選ぶのです。
ネタバレになりますが、実話を元にしてるし、始めから私も最後がわかってただけに、その先の運命を何も知らずに純粋にアラスカへの思いを募らせる少年の姿がすこし切なくなりました。
主演の彼もディカプリオ似でハンサムだし、かなり演技力も有り。
また旅をする彼と関わる人々がまたすばらしい。
農場の主人、ヒッピー(ジプシーみたいな、、、まだアメリカには存在してるのですね)の夫婦や人々、そして彼と関わる老人。
それと対照的に出てくる少年の過去、家族。
なぜ優秀な彼がその先の未来を捨てて、あのような旅に出たのか。
あえて孤独になろうとしたのか、
やっぱり原因は育った彼が受けた家庭環境なのかなぁと。
物質社会の否定、社会の不条理など彼は言いますが、ほんとのところは家族の愛に飢えてたのかなぁと。
それでも旅する彼の周りにいる人々は彼に優しい。
それは彼が素直で頭がよく魅力的な人物だからだ。
繊細で賢い彼だからこそ、ぶつかった壁。
そして自然の中で生きていこうとする彼の姿を世の中を甘く見てる、若さゆえに愚かだとかは決して否定できない気がした。
20代の始めは誰もが彼のように怖いもの無しだったろうし、あのように思って挑戦するものだ。

最期の最後で少年が手に入れる真実。
幸せとは、
幸福とはそれは誰かと分かち合ったときだけ(share、、、という英語が物悲しい)得られるものである。
あれほど憧れた大自然での自分独りでの生きる生活の中で彼が見つけた真実がこれだったなんて悲しすぎる。

原作のジョン・クラカワーの「荒野へ」も読んでみたいです。


裁判長!ここは懲役4年でどうすか

2008-11-19 22:27:22 | 読書感想文
面白かった・・・!

ASKAのコンサートで名古屋に行った時、
泊まったホテルのそばの商店街の古本屋のワゴンセールで買った本ですが、(私は旅先の古本屋で何かイイものを見つけるのが好きさ)
掘り出し物だったかもしれん。
いわゆる傍聴マニアの記録なんだが、
この取り扱われてる裁判が面白い。
たぶん北尾さんの書き方が面白いんだろう。
なかなかいいライターさんだよね。
裁判には前からちょっと興味があって、いつかは傍聴してみたいと思ってたので、この本でますます行きたくなった。
しかしなかなか裁判は平日なため私には行けないのだな。

作者は最初傍聴初心者で、それを回数を重ねるごとにコツや面白い裁判の見分け方をつかんでいくので、一緒に成長した気になる。
またベテランマニア達との出会いや交流なんかも。
本の最後にはマニア達との対話も載ってるし。

有名な音羽少女殺人事件や麻原彰晃の裁判までも傍聴してたり、
普通のなんてことのない人の起こす裁判の不思議さ、
新鮮さ、人生ドラマもありで、面白いです。
けっこう笑えるので堅苦しくなく、それでも裁判長の威厳のある台詞にはしびれます。
他にもこの方2冊ほどこの後に発表してるので、それも読みたいなぁ。

○裁判長!ここは懲役4年でどうすか 北尾トロ 文春文庫

麺屋しゅはり

2008-11-18 14:20:27 | ぐるめハント青森
連ちゃん、3つめは青森市にある「しゅはり」です。
知人がうまいうまい、また行ってしまった、、、とSNSに書いてるのを見て前々から行きたいと思ってた場所。
今回は土曜日にねぶたでお世話になってるOさんの家の美容院へ髪を切りに行くついでに、どうせ青森まで行くならと寄ってきました。
行ってびっくり、なんと行列が・・・
首都圏ならよくあることかもしれないけど青森市県内で行列のできる店など、まずお見かけできません。
早速行列に加わると店の人が出てきた、、、お、今からオープンするみたい。
開店前だったのかぁ。
でも店の中はすごく小さくて、カウンター7名しか座れないみたい。
テーブル席も1つ。
なため第1弾には入れず、しばらく10分ほど外で待たされました。
冬になったら外で待つのは大変だろうなぁ。。。とふと思いました。

やっと中に入れそうな気配。
入り口で食券「つけ麺」を買う。
メニューは「つけ麺」と「ラーメン」のみ。
ラーメンも気になるが、ここの店はつけ麺がうまいとの評判である。
待つことそれから10分ぐらい。。。
やってきたつけ麺です。



私、実はつけ麺食べるの初めてだ。
匂いがなんか変わってる。
まずスープを試してみると、、、これは・・・変わってる。
なんだろう、濃いスープでしょっぱいけど風味が。。。えびがはいってるからえびの風味か。
ジャンルは魚介豚骨というものらしい。
おいしいぃ~、コクがあって濃い味がモチモチした歯ごたえのある麺と合う。
これは青森にはない味だ。
いや、この手の味は他県でも味わったことがないかも。
麺は並にしたんだけどあっという間に無くなってしまった。
しかもお好みで魚介粉末や刻み玉ねぎがカウンターにあって、好きなだけ入れれる。
この「たまねぎ」と言うのがねぇ、意外に合うのだよ
濃いスープと玉ねぎのさわやかな甘みが非常にマッチング!!
いやぁ、書いてて思い出すだけでちょいよだれが出てきそうです。
また食べに行きたい。(でも遠い)

○麺屋しゅはり
青森市松原3丁目15-30 11:30~15:00  17:00~20:00  定休日 水曜日

まるみ中華そば

2008-11-17 13:29:53 | ぐるめハント青森
さ・て・と、まだまだ行きますよ、ラーメン食べ歩き。
先週は木・金・土と3連日でランチにラーメンを食べた私。
その第二弾、仕事で外にでたついでに五所川原市内の「まるみ中華そば」へ。



ここは知人が勧めてくれたとこで、その人は週1回はそこのラーメンを食べるそうな。
またうちの会社の出入り業者さんもあそこはうまいよ、、、と話してた場所。
今まで2年ほどこのあたりで仕事してたのに、全然知らなかった。
場所はよく通る場所にあったけど、あまり目立たない。
小さな中華そば屋さん、、、。
メニューも並・大盛りとかしかない。
とにかく私は並を注文。
あまりキレイではない店内に、カウンターはすでにいっぱいなんで、たまたま直前に出て行ったテーブルが空いてたので座らしてもらう。
老夫婦が二人で切り盛りしてるといった感じで、奥さんがせわしなく働いていた。



細麺で透明スープに匂いが中華そば。
昨日の倉内の濃い醤油スープとは違い、あっさり系の典型的な津軽中華そばだ。
でもこっちのほうが好みかも。
黒こしょうをふりかけ、刻みネギとラーメンをすする。
あ~おいしぃ♪
なにがうまいってあっさりスープにコショウが合うのだな
スルスルと軽く一杯いけちゃいます。

と先ほど話してた知人(週一度は来る人)とばったりこの後遭遇。
ほんとに来てるんだぁとびっくりしました。

○手打中華 まるみそば
五所川原市布屋町1-4 11:00~0:00 無休

倉内

2008-11-16 21:11:06 | ぐるめハント青森
先週派遣会社の健康診断を受けてきました。
検診専門の病院だったんだけど、すごい人でしたねぇ。
受付前に行ったにもかかわらず、渡された番号札が93でした。
私の前にすでに92人も来たということですか。。。!!
結局終わったのが婦人科の検診も合わせて、なんとあれだけいたのに私がビリ・・・11時30分過ぎてました。
気になったのが問診で去年のデータに比べて体脂肪が増えたということ。
2○%でした・・・うーん、医者には間食を控え、甘いものもほどほどに、、、と言われた。
間食はもともとしないんだよなぁ。
最近は甘いものも食べないし、やっぱ最近ジムやめて運動量減ったからかな?

お昼時ということも有り、病院の斜め向かいにあるラーメン屋に行きました。
そのお店「倉内」は今年の春先にウマイという口コミを聞きまして、実は2度ほど来た事があります。
しかしどちらも土日の昼時でしたが、少し昼の時間を上回っていたために「スープ切れ」で完売で食べれなかった悔しい思いがありました。
今回は平日で昼前の11時30分ってことで、セーフ。。。というかこの時間でもお客はそれなりにいた。
私の後からも人がどんどん来る。
期待していました。

そして来たラーメン。↑
ここは中華そばオンリー。
メニューは小450円、中550円、大650円のみ。
私のは中。
なんせ前日の夜は夜の8時以降のまず食わずだったために、非常にお腹が空いていたのだ。。。
だから中でも食べれるだろうと。
しかし、この手打ち麺がけっこうなボリューム。
お腹いっぱいになってしまった。
濃厚な醤油味。
ラーメンって言うより、やっぱり中華そばな味。
しかもしょっぱいスープ。
煮干だしがきいていて、ねぎも特にチャーシューがうまかった☆

○倉内
青森市安方字近野146-1
11:00~20:00(日曜日は15:30まで)
定休日:月曜日

ホリデーシーズン準備♪

2008-11-15 21:34:07 | のほほん日記
わーい、ホリデーシーズン到来です。
欧米ではハロウィン終了後、サンクスギビングを経てニューイヤーまでの時期をホリデーシーズンといいます。
大型連休が続くしね。
この時期のイルミネーションはすばらしい。
NYのは良かった。
今でも思い出しちゃう。
あとデパートの飾りつけとかね。

日本でもあちこちでイルミネーションがにぎやかになりだして、デパートのクリスマスソングが慌しくて大好きです。(←私の祭り・イベント好きな性格がここにも現れてます)
とにかくクリスマス、お正月までのこの時期は、ちょっとワクワクしますよね☆

と、昨日仕事から戻って荷物が来てました。
神奈川に住む妹からです。
何だと思ったら、びっくり。。。少し早めのクリスマスプレゼントでした。
まだ11月じゃん。
いつもは遅れるのが普通なのに、なんで今回また・・・と電話で本人に聞いたら「だってそっち(青森)は寒いから、早く使ったほうがいいでしょ」だって。
さすが、実用的合理的主義の我が妹様というか、
でもなんとはなしに気を使ってくれてやはりうれしいです。
うちは年に1度話すか話さないかというほど、ドライな姉妹(昔は不仲でした)ですが、なぜか儀式のように昔からこの時期はプレゼント交換をするのですね。。。あとお互いの誕生日も。
贈り物をしあえる相手がいるというのは幸せなことです。
ああ、家族のありがたみを思います。

で、頂いたものは、あったかルームシューズとルームソックス。
ソックスの履き心地がGOOD!
シューズはこの狭い家で脱いだり履いたりするのはちょっと面倒だけど、色や履き心地は最高です。

さて、私は何を送ろうかなぁ。。去年は湯たんぽ贈ったんですよ。

この時期は年賀状準備もそうだけど、クリスマスカードの準備に、ツリーの準備に、イブの日に家族で食べるケーキの選定に(私は毎年我が家のケーキ選抜担当です)、私は忙しい。 ほんとなら庭の木にLEDランプ飾ってもっと楽しみたいとこだ。母親の反対さえなければ。
さて、ケーキ今年はどこの買おう?
職場の近くのモロゾフ(仕事帰りに受け取れる)にしようか、いや全国チェーンは味がないから、隣町の個人経営の洋菓子屋か。。。。
去年は弘前のアンジェリークでしたが、値段が高い割りに小さくてびっくりしました(味はまぁまぁ)。

ちなみに親はおせちをどこに頼もう・・・(我が家では絶対作りません)と議論してます。 このような議論はほんとに楽しいですよね。
あと母の誕生日も12月の30日にあったりして。

さて、明日はおしいれからツリーを引っ張り出してこようかな?
私の部屋に飾ります。