BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

レッドクリフ Part I

2008-11-14 22:35:53 | 映画・TV・観劇
ひさびさに映画の話をば。。。先週早速見てきました
公開前から気になってた映画です。
なんといっても私の大好きな金城さんが主演ですから、それ目当てで行きました。
春に見た「死神の精度」以来です。
あの時は日本映画でしたけど、今度はハリウッド大作、しかもMI:2のジョン・ウー作品だなんて、ほんとに国際的スターだなぁと思います。
彼の中国語の発音もきれい・・・これで、彼が中国系であることを再確認したわ
そしてもう一人の主演トニーレオンもかっこいい。
金城さんの諸葛孔明を上回るほどのカメラワーク。
奥さんの小喬さんとのシーンは色っぽくてドキドキしちゃいました。
このあたりがジョンウーらしいというか、素敵です。
小喬さんとはほんとにアジアンビューティですな。
同じ女としてもあのほっそりした手つきに、かわいらしいお顔に見惚れてしまいますが、旦那さんにメロメロなのが見てて伝わってきました。

ところで「レッドクリフ」とは何ぞや。。。
と思ってたのですが、これ三国志なんですね。三国志の中の「赤壁=レッドクリフの戦い」。
かの有名な三国志は、子供の頃人形劇か何かで見たことあるのですが、物語の中でも諸葛孔明の頭の良さに驚いたのを記憶してます。
今回も諸葛孔明の軍師ぶりを発揮する陣形がいっぱい出てきます。
その映像の映し方がまたすばらしかったです。
そして扇を降る金城さんもまた、なんというか味があります。ちょびひげが似合おうのではない?
あんなハンサムな孔明ってありなのか。。。と思いました。
でも全体的に今回はトニーレオンさんが目立ってましたね。
PartⅡではどう活躍されるのかしら。

他にもかなりいい俳優さんが脇を固めてます。
三国志の猛将達、関羽・張飛・趙雲など。
出だしから美味しいとこに出てる趙雲さんはかっこいいですが、個人的には関羽さんが好きです。
騎馬戦で馬上で一人曹操と対峙してひるまない姿が素敵だった。
「あのような猛将をほしい」と曹操に思わせるほどに。
でもこの後曹操に使われる運命になるにしても生涯劉備への忠誠を誓ってるとこもいい。
張飛さんは・・・あの髪型はすごいですな。まさに戦国時代スタイル。
でもって、みんなの長である劉備さん。
わらじ編みが得意というなんとも庶民的で地味な長ですが、なんというか彼の優しさとかがにじみ出てて、たぶん人をほんとに動かすのはこういう人なんだろうと思います。
曹操のように力や脅しで得た部下は所詮本物の部下にはならないかと思います。
あと今回同盟を組む呉の孫権さん。
若手俳優さんですが、キリっとしててかっこいいですね。
最近の中国の役者さんはほんとにかっこいい。

脇役で出てる我がニッポン代表の中村獅童もガンバってました。

アンパンマンマーチ

2008-11-13 17:00:52 | MUSIC
この間彼氏と電話で話してるとき、深い話について話してたら、
『「アンパンマンの主題歌」ってけっこう深いんだよ・・』って言いました。
アンパンマンといえば、、、私が中学生との時よく遊びにいってたKちゃんの家で毎日何十回も聞きました。
Kちゃんには5歳下の妹がいて、その妹さんがそのときちょうどアンパンマンのアルバムを買って毎日家で聞いてました。「勇気りんりん」とか「釜めしどんのテーマ」とかね。
その時毎日聞いてたせいで、私もすぐにそらでアンパンマンマーチが歌えちゃう。
かわいらしい歌詞なんだけど、たしかに内容は深い。
時は早く過ぎる・・・とか、なんか限りない時を大事に生きなくてはいけないのかなぁと思いますよ。
ま、感じ方はコレは読み手によりけりだと思うけど、当時はあまり気にせず歌ってました。
ちなみに歌詞は作者の「かこさとし」さんが作っています。

アンパンマンは誰かを助けるためなら自分の体の一部をも惜しみなく差し出す、やさしい戦士です。
他人のためにためらわず自分の身を犠牲にできるなんて、とても素敵なヒーローですよね。
でもって、実は私はカレーパンマンが好きです。私がカレー好きだからとか、そんなんじゃないですよ。
知能派食パンまんとは違い、口から辛いカレーを噴射して戦うあのスタイルが好きです。

  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも

  なんのためにうまれて なにをして 生きるのか
  こたえられないなんて そんなのは いやだ!
  今を生きる ことで 熱い こころ 燃える
  だから 君は いくんだ ほほえんで
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも

  ああ アンパンマン やさしい 君は
  いけ! みんなの夢 まもるため


  なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ
  わからないまま おわる そんなのは いやだ!
  忘れないで 夢を こぼさないで 涙
  だから 君は とぶんだ どこまでも
  そうだ おそれないで みんなのために
  愛と勇気だけが ともだちさ

  ああ アンパンマン やさしい 君は
  いけ! みんなの夢 まもるため

  時は はやく すぎる 光る星は 消える
  だから 君は いくんだ ほほえんで
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ どんな敵が あいてでも

  ああ アンパンマン やさしい 君は
  いけ! みんなの夢 まもるため

 http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/anpan_man_no_march.htm

タイヤ交換失敗

2008-11-12 17:03:39 | のほほん日記
先週の土曜日タイヤ交換しました。
次の連休に彼氏が青森に来て山奥の温泉へ連れて行く予定なので、その前にタイヤ交換しないといけないと思ってました。
山道は雪がなくても標高が高いからアイスバーンが隠れてます。
いわゆる見えないブラックアイスバーンもね。
そういえば、この週末は北海道でも雪が降って、青森もか?!とにらんでたのですが、予想は外れました。
でも、とりあえず、一応ね。

最近金欠がますます深刻化していて、そのためディーラーで交換してもらうお金をケチって自宅で、父に頼み手伝ってもらいました。
実は夏タイヤの交換は父がしてくれたので。
しかもスパルタ教育さながら実地で教えてくれた。
お前も覚えておいたほうがいざというときの為(パンクとかね)、よかろう・・・という話です。
しかし、大変!
我ながらかなりぶきっちょですので、ジャッキハンドル回すのに四苦八苦(これがなかなか回せないのだなぁ)、タイヤはめるのに四苦八苦。

で、リアタイヤは両方難なく終えたのですが、 なぜかフロントタイヤが入らない。
ボルトにはまらない。。。
なんでやねん、、、さすがの父もやってもダメらしい。
お父さん途中からムキになり10分ぐらいずっとタイヤと格闘してましたが、あえなくダウン。
そこでトヨタに電話して指示を仰ぐ始末。
あきらめきれず、3回も電話したのについにできずにギブアップ。
しょうがなくディーラーでフロントだけ2本してもらうことに。

ところが、電話で連絡して30分後に私のトヨタ担当営業さんが様子見にわざわざ家に来てくれた。 (トヨタからうちまで30分もかかるのに)
っていうか、本人自分が売ったので、「私が何かやったのではないかと思いまして・・・」だとさ。
なんて人だ営業マンの鏡。
さすがトヨタだ。

そして私の車のタイヤ見て「これトヨタのタイヤではないですよ。。。」と。

は?
マジっすか?
車庫の壁脇にある別のビニールの中からトヨタマークの純正タイヤが発見された。
そうそう、これがトヨタです(営業さん曰く)
言われなくてもホイルのトヨタマークがまぶしい。
っていうか、
間違って始めにはめたのは母の車のパルサーのタイヤでした。
それと私のトヨタのタイヤが並んで置いてあったんだけど、
トヨタのはブリジストンのビニールに包まれ、その上に日産(パルサー)のホイルが乗せてあったから、てっきりビニールの中身がパルサーかと。。。勘違い。
よく確かめねばいけません。
はっきり言ってバカです。

「な、何をやってるんだ、お前はっバカか?」
と父にはあきれられ、(痛い台詞だ)
優しいトヨタの営業さんは「ついでにここでやってしまいましょう♪」と、ジャンバーを背広にはおりヒョイヒョイものの10分であっという間に済ませてくれた。
さすが!!
テキパキ動く男の人はかっこいいです。
うちの彼もこのように頼もしかったら・・・(苦笑)
しかもこの営業さんかなりイケメンです。
お礼に韓国海苔差し上げました。
こっちは恥ずかしいやら申し訳ないやらオロオロ・・・
海苔に営業さんはかなり喜んで帰られましたが!

ところで、次は春に夏タイヤに交換するときにリベンジします。
一人でうまく交換できるようにがんばるぞ

ハヤシライスに挑戦

2008-11-11 15:49:34 | ぐるめハント青森
先日、彼氏とハヤシライス作りました。
ハロウィンの日(10/31)は、ちょい早めに会社を早退して新幹線はやてで東京へ。
次の日の韓国旅行のために、東京の彼氏の家に前泊です。
いや、ぶっちゃけ東京(千葉ですが)に彼氏がいるってけっこう便利じゃん。
次の日に羽田へ送ってくれたし、30分ぐらいで着いたよ。(混んでなかったからでしょう)

で、私はカレー好きなんで、よくカレーを作るんですが、彼はカレーが食べれません
なんでも前に1ヶ月インドを放浪したとき、カレーを毎日食べ過ぎてもう、見るのもイヤだとか。
これは絶対的なものらしく、いくら可愛い彼女が「あなたと一緒に食べたいの・・」などと言っても、すげなく却下されるぐらい彼の意思は固い。
しょげかえる私ですが、「ハヤシライスなら・・・うちの実家はハヤシライスよく食べてたよ」とぼそぼそ、、、言うではないか。

ハヤシライス?

たしか大学時代部活の合宿でみなで一度作ったような、しかしもう○○年も前の話、、、どんな料理だったっけ?
と家から洋食の本を持参してチャレンジしてみた。
ハヤシライスがデミグラだったなんて、今回料理本見て初めて気がついた。
もっと、カレーっぽいものかと思ってたよ。

彼の最寄り駅についてそのまんまスーパーへ直行。食材を買い、早速ハヤシライス作りに取り掛かる。。。



彼氏の部屋にあるIHクッキングヒーターを初挑戦とか思いきや、、、
手持ちの鍋はIHで使えないことが判明。
せっかく引越してから一度も使ってないIHを使うチャンスだったのに。
なんで情けないけど、カセットコンロで作りました(かっこ悪い~↑)
さて、四苦八苦すること1時間。
無事完成です。



出来上がりは見た目はまずまずでしたが、味が薄味でイマイチだったかな。
お腹空いてたし、時間もかけたので、 とりあえずお互い「おいしい」と言って食べたけど、 実は内心何かが足りない味でした。
何が足りないのだ・・・?
コクか隠し味か、、、何が決めてかわからん。 なんせマトモに作るの初めてだったし。。。
ま、次は何かもっといいもの作ろうっと。

後日リクエストが来てまして「肉じゃが」だそうだ。
これまた私全然普段作らないものだわ。

関門海峡へ・門司レトロの休日

2008-11-10 21:40:44 | 旅行
コンサートの翌日、今回の旅の最終日は門司港へ。
映画のロケにも使われる雰囲気のある門司港レトロ地域。
一度行ってみたかった場所です。
ホテルを朝チェックインして博多駅へ。
と、何か様子がおかしい。
ダイヤが乱れまくってる。
改札口には行列が。。。何かと思ったら朝熊本方面から来る列車が海霧で遅れが生じ、遅延届けを受け取る人々の群れ。
ひえーーー、大丈夫かなぁと思いつつ、大分方面行きのちょうどよいソニックがなく、10時過ぎに出発するのが11分遅れで博多を出た。
大分方面はあまり遅れはないらしい。
門司港行きは小倉で乗り換え、在来線で15分ほどで着く。
ここの駅舎がまたなかなかよき雰囲気。



駅を降りてすぐに観光案内所でパンフをもらう。
目指すは関門海峡。
一度行って見たかった本州の端と九州をつなぐ場所。
バスで布刈公園のほうへ向かえばいいと聞いた。
早速バスで向かう。布刈公園前のノーフォーク広場から布刈神社まで関門海峡を覗き、手前に下関が見渡せる。関門海峡大橋も見事だ。



海岸線沿いに遊歩道が設けられていて、歩きながら海沿いを歩く。海がエメラルドグリーンで色が薄い。南の国の海だ。青森の濃い青色の海とはまったく違う。
風が気持ちよくってさわやかだ。
11月でこのあったかさはさすがです。
さて布刈神社の向かいに人道トンネル発見!!
歩いて下関に渡れるではないか?
しかも無料ですって。
これは行かないわけには行かない!!
エレベーターで地下へ、歩いて15分ほどひたすら薄暗いトンネルを歩く。
途中「福岡県/山口県」の道路表示が出てきた。



下関側にはみもすそ川公園というのがあって、さっきと反対側に関門海峡大橋が見渡せる。ここには平知盛と源義経の源平合戦の銅像がたってる。横には長州砲も。。。うーん、大河ドラマの影響だろうか、長州に来たって感じだわ。
ここから長州は諸外国に砲弾を向けて戦ったのか。。。(惨敗だったけど)

さて、満喫した後は再び門司港へ戻りました。
お昼ごはんを食べに。
途中こんなもの発見↓



ここはバナナの叩き売り発祥の地らしい。
そしてレトロなこの街の洋食屋へ。
バナナフリッターなるものも名物だとか。叩き売りの影響かな?
バナナフリッター食べたかったけど、時間がなかったので、昼ごはんのハヤシライスを。
レトロな洋食屋の定番です!!



店は昼時でめちゃくちゃ混んでたけど、迷わず注文したハヤシライス。久々に食べたよ。おいしかったーー!!

食べた店の名前は「とらや」さんです。
洋食屋っぽくない雰囲気です。ああ、バナナフリッター食べたかったなぁ。
帰りはダイヤの遅れが気になって早めに門司を立ち去ったのですが、余裕で博多へ帰れました。
うう、さよなら九州!!今度はいつ来るのかな?

☆純喫茶 とらや
住所 北九州市門司区港町1-6 電話 093-321-0370

博多の休日

2008-11-09 19:41:40 | 旅行
さて、CHAGEライブで訪れた博多。
今回で4度目、両親と大学時代に先輩と2度、3度目は1999-2000年のチャゲアスのカウントダウンライブ・・・以来8年ぶりです。
博多といえば、九州一の街で中州の屋台にミュージシャンが数多く進出してるにぎやかで粋な街というイメージ。
釜山からジェットフィルでお昼に乗りついて早々にホテルに荷物を預けて、川端町のほうへ歩いて移動。
まずは博多で有名な神社櫛田神宮へ。
そういえば11月3日は「七五三」ということで、たくさんの着飾ったかわいらしい子供達がいました☆



そして日柄がいいのか、結婚式も見れちゃいました
やーん、白無垢の花嫁さん、巫女さんが先導で素敵。
こんな由緒ある神社での祝言なんて、いいねぇ。。。
と見とれつつも、お父さんのために博多織で出来たかわいらしいお守りを買い、ご朱印ももらいました。
そういえばこの神社には、博多での有名な祇園山笠祭りの山車が飾られてました。
豪華絢爛で生で見てみたい迫力です。



また神社の出口には有名な「櫛田のやきもち」も売ってました。105円ですが、うまかったーーー、焼きたててで
昼飯は神社からすぐそこの「かろのうろん」でうどんを。
なんと博多はうどん発祥の地らしいです。
かろのうろんもかなり歴史がある老舗でして、店の中には歴史を感じさせるアンティークの数々が飾ってありました。
私が食べたのは「しめじとじうどん」です。↓



そして、ライブ終了後は、お待ちかね中州の屋台へ行ってきました。
博多来たらやっぱラーメン食べないといかんばい!!
いいですよねぇ、九州のこの暖かさなら冬も屋台楽しめる。
北国人からしたらうらやましいですよ。


屋台では長浜ラーメン(600円)頂きました。
うーん、とんこつでも熊本とかのドギツイのと違ってさっぱりしてて食べやすい。細麺がまたスルスル口に入りやすいのだわ。。。
食べ終わってまだちょい足りない気がしたから「おでん」3品頼んじゃった。
さつま揚げ・ロールキャベツ・はんぺん
さっぱり系のコクのあるダシ汁にこの具がまた西日本らしい。
やっぱり醤油ベースの東日本系とは違ってて、これもまたいい。旅に来たって感じだわ。
すっかり満足してホテルへ戻ったのでした。
でもって、博多の町を今回はバスで移動しました。
ホテル最寄の場バス停から川端町や天神までバスがすごく便利だった。10円バスなるものもあったし、地下鉄よりもかなり使えました。

☆かろのうろん
福岡県福岡市博多区上川端2-1
西鉄バスキャナルシティ博多前バス停前 地下鉄中洲川端駅より徒歩8分
営業時間10:30~19:00 店休日:火曜日(祝日の場合は前後に変更あり)

☆櫛田宮
http://www5b.biglobe.ne.jp/~kusidagu/

CHAGE コンサートツアー『アイシテル』IN 博多

2008-11-08 20:11:14 | C&A
さて、11月3日(祝)に釜山を後に福岡の博多に戻ってきた私。
夜は待ちに待ったチャゲ兄のソロコンサートツアー。
昼の博多観光はまた別の機会に書くとして、ライブは今回の旅の目的です。
このためにはるばる青森から南の博多まで来たのです。
春に発表されて以来、なんせソロ活動自体10年ぶりだったのでとっても楽しみにしてました。
チャゲ&アスカと違い、チャゲソロはチャゲさん独自の世界観があって好きなのです。
ライブ会場は「天神」駅から徒歩10分ほどの場所にあるライブハウス「DRUM LOGOS」です。
向かいにある小さな公園のグランドで整理券順に人が列を成して並んでいた。
その数やすごいこと。
ライブハウスって何人ぐらい入るんだっけ?
1000人ぐらいは入るのかなぁ?
ちなみに私は300番ちょうどでした。
1階オールスタンディングです。
C&Aの適度に座るライブに慣れた私、立ちっぱなしは大丈夫かなぁ?

と、ドキドキしたライブですが、始まってみると、うわーステージが近い!!
さすがライブハウスだよ。この近さってありえない。
チャゲ兄がすごく近く見える。
300番の私でこうなのだから100番以内で入場した人はかなりステージ前のいい場所に居るのだろうなぁ
アルバム「アイシテル」から収録曲が次々出てくるんだけど、たまーに、懐かしいチャゲアスの収録曲やマルチソングもありました。
チャゲのトークがめっちゃ面白い。とにかく楽しい。お客さんとのコミュニケーションばっちり。
会場のみんなもチャゲが大好きな人ばっかりなので、あったかいほのぼのしたやさしい空気に全体が包まれてる気がした。居心地が良い。これはライブハウス効果なのだろうか。
バンドのメンバーもニューフェイスながら、個性的で面白い人ばっかり。そしてアマゾンズがかっこいい!!
今回ひそかに楽しみにしてたチャゲとの曲「クールで行こう」からもうノッリノリです。
ほかにアダルトコーナー(夜の生き物~)はメロウでムード満点な雰囲気に。
「トーキョータワー」はしっとりとちょっと感動、10年前の札幌でのソロライブ思い出してしまった。
「Mr.Jの悲劇は岩より重い」は久々聞いたが、これはライブでめっちゃ盛り上がる曲だよね。
そして「7」もすごく好き!これが聞けてよかったよ。

アンコールはお客さんとチャゲとウクレレでデュエット。曲はあの曲!
そして生まれ変わった「誘惑のベルがなる」(←この曲何年ぶりに聞いた?)
ラストはなんと言っても一番楽しみにしてた紙飛行機ソングです。一個や二個ならず、何十個も紙飛行機を準備してきた人が居て、私も次はそうしようと思いました。
そして私の元に誰か後ろから飛んできた大きな金の紙飛行機、前へ飛ばしていつの間にか曲の最後でそれをチャゲが手に持って歌っていた。
あの金の紙飛行機だ
誰かの手から私の手をへだてて、いろんな人の手を隔てて、それがチャゲの元へ運ばれたという一体感が、なんだかすごく感動した。
私達はみんなつながっている、このライブ会場で、そしてライブが終わってもこの世界でつながっている。御互い同じ音楽というもので。

ライブ中にチャゲが何回も「アイシテル」と言ってた。「アイシテル」と私達も何回もチャゲに叫んだ。
私達はいったいどのくらい「アイシテル」と言うのだろう。
自分の大切な家族に友達に恋人に、「アイシテル」ってとっても素敵な言葉だと思った。すごく気恥ずかしいアルバムのタイトルだなぁと始めは思ったのだけど、今ならあったかい素敵な言葉だなぁと思う。
毎日たくさん「アイシテル」を口に出来るようになればいいな。
そんな優しい気持ちになれたライブでした。
うーん、チャゲさん、歌ってるときほんとにかっこよくて素敵です。
50のオヤジだろうが、エロかろうが、面白くて、次が読めないあの会話のノリもテンポもすばらしい。
アンコールでのサングラス無しでのつぶらな瞳がたまらないのだ。

さて、アンコールでチャゲがライブTシャツ着てて、それがまたかわいらしいので、思わず買ってしまった。今回はパンフに、曲のタイトルにもなってる「マシュマロ」も買いました。これはかわいらしい巾着に入っていて、チョコ味なんだけど甘くてすごくおいし。
次の追加公演での東京でもまた買わなくっちゃ

今回のセットリストです。

01.アイシテル
02.BOYS LIFE
03.LOVE
04.Mr.Liverpool
05.マシュマロ
06.SOME DAY
07.RAINY BLUES
08.夜のイキモノ
09.蛍
10.waltz
11.トウキョータワー
12.赤いベッド
13.クールで行こう
14.Mr.Jの悲劇は岩より重い
15.〔7〕
16.CRIMSON
17.永遠の謎
アンコール
01.ふたりの愛ランド(ウクレレ全員参加ver.)
02.誘惑のベルが鳴る
03.WINDY ROAD

ジウン家の休日(釜山への旅Part2)

2008-11-07 20:24:41 | 旅行
さて、前日はジウンの家のカフェで遅くまで盛り上がり、ジウンのマンションへ戻ってきたのが夜の23時もとっくに過ぎた頃。
ジウンと二人っきりだけど、私は旅の疲れがあり、明日もあるから今日は早めに寝ようということで、その日はすぐにベットへ。
このベットがまたかわいいのだなぁ。
ふだんジウンが寝ているベットらしいのだが、私に譲ってくれた。
ジウンは両親の部屋にある大きなベットで寝たらしい。



ベットの上の布団や枕カバーが韓国の伝統的な模様をあしらったカバーである。
ジウンの家はお母さんの趣味なのか、それとも韓国の一般家庭はみんなこうなのか、ヨーロッパー貴族みたいなかわいらしい家具にお姫様ベットに、食器棚には高そうなコーヒーカップやお茶セットが飾ってある!
居間には大きなテレビがででーんとあって、家族の写真がたくさん。
ほとんどがジウンの姉の子である甥っ子の写真ばかりなんだけど。
ベランダからは釜山の町並みも少し見える。
11月だけど、南の釜山は割りと暖かい気がする。
でも一日の気温差はかなり大きいんだって。



ジウンはこの広い5LDKのマンションに今一人で住んでいる。
両親はポモサにある昨日連れて行ってもらったレストランの隣にある彼らのサマーハウスに去年からずっと住んでいる。
上のお姉さんは同じ住宅地の別の棟のマンションに家族と住んでるし、父親の跡取りの弟は忙しく、中国、韓国国内とあちこち飛び回っているらしい。
そういえば、一度も私はこの弟に会ったことがない。
NYでジウンが弟と同居してたときでさえだ・・・。

さて、起床が10時30分ごろ。
まずはお腹が空いたのでジウンの近所のレストランへ朝ごはんを食べに行く。
このあたりは便利なもので、マンションがある団地のすぐそばに商店街が広がっていてなんでも買える。
海産物が有名な釜山なのでタコやアワビなどの海モノの店から、伝統的な韓国料理の食堂までいっぱい。
私の希望であるジウンお気に入りのレストランで朝ごはん。
というのも、「HERO]という映画でキムタクが騒いでた「チョングッチャン」を食べてみたかったのだ。
コレがそのチョングッチャンだ↓


チゲっぽく見えるが、チョングッチャンは韓国風味噌納豆汁といったところ。
強烈な匂いがして、(納豆の匂いと同じ)野菜と味噌で煮込んだもので、メチャクチャうまかった。納豆大好きっ子の私としては見過ごせない韓国料理です。
においが強いので最近の韓国の若い人には食べれない人もいるらしい。どちらかといえばお年寄りに人気であるが、なんせ健康にいいので、韓国の女優もテレビで勧めるくらいらしい。
私はとにかくこのチョングッチャンが気に入り、後で夜にもう一度この店につれてきてもらい、同じものを2度食べてしまった。。。
ジウンには相当珍しいらしく、「あなたは普通の日本人なの?」と聞かれた。
いやぁ、納豆がめちゃくちゃ好きだから・・・と私は答えました。
ちなみにジウンは↑の写真にある「豆乳冷麺」を食べてました。
豆腐の味がするスープであっさりしてヘルシー。
夏に大人気でジウンも大好きなメニューらしい。

お腹いっぱいになり一度ジウンの家へ戻った。
ジウンがシャワーを浴びてるうちに眠くなり私はしばしの昼寝を・・・これが至福の時間です。
あのベットがまた寝心地良いのさ。。。
結局目が覚めたのは3時過ぎ。ジウンも化粧をしてすっかりコギレイなってたので、また街へ繰り出すことにした。
こののんびりした雰囲気がいいね、海外へ来たというよりもいかにも友達の家にきたって言う雰囲気。
今度は若者の町「釜山大学」周辺の町へ。
このエリアは何でもそろってるけど、他のエリアよりも値段がすごく安い。大学のある学生の街だからだ。
私達はここでもまた軽く昼ごはんを食べた。



それは「SUSHI」である。日本のお寿司とは違い、アメリカで生まれた新しい対応のスシで、ロールなどが中心のスタイル。
NYのバイトしたスシレストランで、すっかり私はこのスシ「が気に入ってしまった。
マヨネーズやスパイシーだったり、日本ではありえないスタイルが多いのだけど、けっこう美味しいのだ。
NYでも韓国系の人たちがスシレストランを経営してるのが多かったけど、それが逆輸入されて釜山でもスシレストランがあるのだ。
ここで食べたのはクランチロールとデンバーロール・・・たしかそんな名前だったかな?
とにかく久々食べる寿司はすっごく美味しかったです。

その後美容院へ連れて行ってもらいました。私の髪の毛が傷んでると言うことで、韓国式ヘッドスパに行きました。といってもいたって普通の理容美容院ですが、1時間ぐらいかけてなにやら髪の毛にいい栄養成分のスプレーをしたり、トリートメントしたり、スカルプチュアケアっていうんですかね、、、やってもらいました。
ジウンはその間ひたすら待っていてくれた。
コレが韓国人の友人だったら1時間も絶対待たないんだけど、あなたの場合はしょうがないよね、言葉の障害もあるし。。。と、、、ありがといございます。
おかげですっかりサラサラヘアに。。。
ヘアマニキュアが聞いてるのかな?
でもって、仕上げのブローでジウンが美容師さんに何か言ったらしく、私の髪型がストレートではなく、巻髪にカールされていく。クルンクルン・・・これは、この髪型ってよく韓国ドラマに出てくる主人公や友達がしてるようなヘアスタイルではないか。
コレではどっからどう見ても私は韓国人に見えるよなぁと驚いてました。
ジウンはその髪型のほうがよくなったよ。。。と言ってましたが、見慣れぬ自分の髪型にちょっと戸惑った。この髪型だともっと化粧濃くしたほうが生えるんではないだろうか。。。などと考えたり。服装もゴージャスなのが似合いそう。



その後はジウンの友達のハジョンとその彼氏と合流。
ハジョンに会うのは2度目だよ。
去年GWに釜山へ始めて遊びに来たとき、一緒に飲んだことあり。あんときはフリーだったのに、今回は彼ができたらしい。ハジョンは相変わらずかわいらしかったが、彼氏もシャイながらなかなかの好青年。よく日に焼けて茶色い肌をしていた。
4人で居酒屋で飲んで、次にパン屋が併設されてるカフェで色々話した。
ハジョンの彼氏のこととか、私にも彼氏ができたこととか。。。ハジョン達は英語ができないので、ジウンが通訳をしてくれたがかなり盛り上がった。やっぱり韓国人は好きだなぁ。

ハジョンたちとは9時ぐらいに別れて再びジウンのアパートへ。
途中またチョングッチャンを食べたけど、ほんとに一日で何回どんくらい食べるんだ?ってくらい、食べてるなぁ。でも韓国料理ってほんとにおいしいんだもん。いくらでも入れちゃうよ。
ジウンの家では明日の朝早くにお別れっていうことなんで、夜は3時までガールズトークを二人でしました。色々突っ込んだ話とか、やっぱりジウンと深い話をするのは面白いわ。経験とか感覚がなんか似てるんだよねぇ。
ジウンはもっと話したかったらしいが、実は2時を過ぎたあたりから私はだんだん意識がなくなっていって、最後「あなた、もう寝たほうがいいわよ」と言われちゃった。
久々に会って(1年6ヶ月ぶり)、短い滞在で次はまた来年会えるかわからないのに、、、でも眠さにはかなわなかった。
次の日は早朝6時にタクシーを呼んでもらい、フェリーターミナルへ。睡眠時間3時間で眠かったけど、ジウンとお別れするのはやはり寂しい。眠くて寂しさがまぎれてよかった。
「次はまた来年来るからね!!」って言った。今回福岡から来てけっこう釜山が身近な気がしていた。
前回は青森ーソウルー(鉄道移動)-釜山だったのだけど、今回は青森ー羽田ー博多ー釜山で、思ったほど外国って感じしなかったし。
だからまたすぐ行きたくなったらこれちゃう気がしたんだよね。
来年もいけますように。次は彼氏もぜひ連れて行きたいなぁと思ったのですけど。

ジウンへ会いに行く(釜山への旅)

2008-11-06 21:46:44 | 旅行


CHAGEのコンサートが福岡であり、そのついでに連休と言うこともあり、1.2日から福岡入りして、そこからジョットフィル(ビートル・コビー号)で釜山へ行ってきました。

『ジウンへ会いに』
彼女は私のNY時代の「Best friend of NY」であり海を越えたソウルメイト。親友とか心の友とかそういうんでなくて、彼女は私のソウルメイト(魂の友)だと思うんだ。
生まれも育ちも環境も歩む道すらすべてが異なるけれど、でも彼女と話すだけで不思議とエネルギーを分かち合える、声を聞くと安心する、言葉を超えた不思議な存在。

今回福岡に行くついでに釜山へ2日間だけ泊まりに行くと、彼女はとっても喜んで、なおかつ数ヶ月前にオープンした彼女の家族が経営するレストランに招待してくれた。
フェリーターミナルにはジウンの友達が2人迎えに来てくれた。
ちゃんと紙に「ようこそ、アリサ・クドー」と日本語とハングルで書いてある!
すごい、すばらしい、手作りだって、感動しちゃう
一人は日本に2年居た経験を持つ大学講師の子で日本語ぺらぺら。
私が彼女と話すときは日本語で、
もう一人の子はカナダに2年半も居た英語の先生の子で、ジウンより私よりキレイで流暢な英語を話す。彼女と話すときは当然英語。
彼女達同士は韓国語で話す。
移動の車の中は、韓国語・日本語・英語が飛び交い、とっても楽しい。

フェリーターミナルから30分走り、山に面した避暑地「ポモサ」のすぐそばにあるジウンのレストランに着いた。ここは去年の初夏にも釜山へ来たときジウンに連れてきてもらった彼女の家のサマーハウスのすぐ隣にできたレストランだ。
高い台から見下ろす釜山の夜景もほんのちょっぴり見下ろせる素敵な場所だ。
中についてすぐに、ジウンが出迎えてくれて久しぶりの再会。ハグハグハグ・・・


↑私と一緒に写ってるのがジウン。そしてもう一枚はジウンの親友達。

レストランの個室に通され、彼女のレストランの特別メニューであるダック・プルコギを頂く!!
ブルコギは肉を野菜と一緒にスチームで蒸していただくものなんだけど、たいていはビーフでアヒルって言うのは食べるのが初めてだ。
ジウンらが言うにはアヒルの肉から出る油は体にすっごくいいんだって。
コレステロールにはいいやつと悪いやつがあるけど、この肉の油は体にいいコレステロールを提供してくれるわよ。。。。と料理がどんどんでてくる。
ブルコギのほかにも、お肉(豚肉?)を野菜で包んで食べる料理がたくさん。
この肉がまたとろけるほどに軟らかく甘くて美味しくて、野菜も味噌もキムチでさえやはり韓国で食べるとものすごくおいしい!!



散々食べたあとは、レストランのお隣にあるカフェへ。
このカフェがまたすっごくかわいらしいのだ。
スタイリストにお願いしたという店の中には、かわいらしいパリっぽい雑貨がいっぱい。
ちなみにジウンの家のレストランのお名前は「鳥の巣」で、このカフェにもかわいらしい鳥の模型がたくさん飾ってあってかわいい!!



私達は閉店間際の店の片隅で、グラスにジウンの友達が持ち込んだワインを3本飲み干した。
その子はワインバーにはまってるらしく、ワインも今夢中で、2本目に飲んだのはカナダのアイスワインだった。さすがカナダに留学してただけあって詳しいのかな?ワインが苦手な私でもけっこう美味しく楽しめた。3本目はドイツのエリスバインというものだった。こっちはもっともっとフルーティで美味しくて、私はかなり惚れてしまった!
しかしドライバーである彼女がワインでグデングデンに酔っ払ってしまったので、少しコーヒーでも飲んで休むことに。
その頃はお店も閉店してバリスタも帰ってしまい、店は私達のものになった。
こっからがお楽しみである。
バリスタの資格習得を目指すというジウンが我々のためにコーヒーを作ってくれるという。



手馴れたしぐさで次々カフェを披露してくれるジウン。
クリームの買ったものから、カフェアートでハートの模様まで作ってくれたり、ココアにアメリカンにカフェオレにラテラテラテ
チェコでも模様書いたり、私達もその横でぐだぐだおしゃべりしたり、音楽を聞いて歌ったり、酔っ払ったジウンと友達がダンスしたり、冗談もたくさん、面白い、非常に面白くて楽しい時間をすごした。
なんというか、言葉の壁など要らないんだよね、ほんとジウンの友達だからか二人ともとってもいい子で面白くて、時間を忘れてしまうほど心地よい。。。
そしてあのカフェの居心地のよさ、夜に自分たちだけと言うちょっとしたスリル感。
カフェの次は紅茶にハーブティにどのくらい飲んだのか。。。



↑ジウンのオモニ(お母さん)と一緒に撮りました。
ジウンのお母さんはやさしくて、素敵なママです。アボジ=お父さんにも会いましたが、ジウンそっくりです。

さて、だいぶ寒くなってきて、ポモサは山だから夜は冷え込む・・・ジウンの親友酔いがさめ、運転OKとなったので(日本じゃ大変だ!!)、皆で車に乗り込み家まで送ってもらいました。ジウンの友達とはこのときでお別れでしたが、ジウンの友達だから私達はどこかでつながっている、また必ず会えるね・・・って事でバイバイしたよ。
この日は疲れたんですぐに家へついたら寝ちゃいました。ジウンのゴージャスなおうちのことは明日の日記に書きますね。

アメリカ大統領選挙

2008-11-05 22:27:52 | のほほん日記
バラク・オバマ大統領が来年に誕生する。
半年間、ヒラリーと民主党代表の座を狙って激戦を繰り広げてきたアメリカの大統領選挙が日本時間の今日昼にやっと、やっと長い年月を経て終了した。
結果、アメリカ初の黒人出身大統領が誕生する。
めでたい。
非常にめでたい。
正直、ヒラリーでも悪くないかなぁと思ってたが、オバマさんのあのかっこよさ、演説のすばらしさ、そしてカリスマ性は、もうとめられないと思ってた。
今回選挙を経て、そのドラマチックさに素直に感動してしまった。
オバマもさることながら、負けをあっさり認め、敗北宣言で共に戦ったオバマを讃え彼を支えることを誓ったマケインの演説もすばらしかった。
それまでオバマに対する批判演説しかイメージなかっただけに、マケインのした演説で一番すばらしい話ではなかっただろうか?

日本の選挙であのようなことがあるだろうか。
負けた相手を素直に認め、それを讃え、なおかつ支え応援する姿勢。
あの姿勢がアメリカの持つ強さとしなやかさであると私は思う。
あの国はとても大変なものを抱える世界の実験台のような国である。
いや、「国」ではないかとさえ、思ったこともある。
でも、他の国にはない「すばらしい」ものを持っている。
それを私も今回の選挙でしみじみと思った。
あのような国にやはり憧れと尊敬をしてしまう。
ニュースの中で現地のインタビューに対しあるアメリカ人が「私は今日、またアメリカ人であることに誇りを持ちました」と答えていた。
わかる気がする、人種差別の壁を超えたのだ。
キング牧師の演説から45年、、、長い歳月だが実際自由の国アメリカには差別がある。根強く、はっきりと残っている。
これは人が人である限り避けられない道であるかのように、あきらめのように、そこかしこに当たり前に残っている。
日本のように肌の色が違う国の人間が混ざり合っていない国に育つとそれがどんなものであるかわからないかもしれないが、実際私も黒人が多い街、白人ばかりの州に行くと言葉では言えぬ居心地の悪さというものがある。肌を突きさすがのごとく。
差別ではないが差別のように、そういうものだと思った。
言葉でははっきり口にしないが、差別を肌で感じていた。
そんなアメリカが今差別の壁を越え、ほんとの変化を求めてるのだと思う。
人として、生きていく上で、白人だ、黒人だ、ラテン系だとは言ってられないほど、あの国は今苦しいのだ。
だからこそ、今回のオバマ大統領の誕生はすごく、すごくうれしい。
近い将来、いやこれからも、私達は国を超えて、人種を超えて、宗教を超えて、人として、地球に暮らす生き物として、助け合っていかなくてはいけない。
地球が抱えるたくさんの問題の前には、国だ、人種だ、などと言ってられないものが多く重なっている。
だからこそ、世界に先駆けて移民の国、ステッツ=多国籍国家(と私は言いたい)であるUnited Statesにその見本を見せてもらい、引っ張っていってもらいたいとどこかで思うのだ。
私達も日本人であること、それを誇りにできるようにして生きていけたらいいなぁと思う。

ところで、有名なオバマさんのスピーチです。
ほんとに、シンプルだけどわかりやすくて、すばらしい。

彼らに言いたい。「リベラルなアメリカ」や「保守的なアメリカ」など存在しない。
あるのはアメリカ合衆国、それだけだ。
「黒人のアメリカ」や「白人のアメリカ」「ラテン系のアメリカ」「アジア系のアメリカ」も存在しない。
あるのはアメリカ合衆国、それだけだ。
」「イラク戦争に反対した愛国者も、支持した愛国者も、みな同じアメリカに忠誠を誓う“アメリカ人”なのだ。

また勝利宣言で先ほどシカゴでしたスピーチもすばらしい。

ハロー、シカゴ。もしこの中に、米国はすべてが可能な場所であるということにいまだ疑いをもっている人がいるとすれば、米国建国の祖の夢に懐疑的な人がいるとすれば、民主主義の力に疑問を抱く人がいるとすれば、今夜がその答えだ。

 これが、若者と年配の人、豊かな人と貧しい人、民主党支持者と共和党支持者、黒人、白人、ヒスパニック、アジア系、先住民族、同性愛者、非同性愛者、身障者と健常者が出す答えだ。

 われわれは(共和党が強い)赤い州と、(民主党が強い)青い州の寄せ集めではなく、アメリカ合衆国であったし、これからもそうあり続ける。

 長い時間がかかったが、私たちが今夜、選挙という決定的瞬間に成し遂げたことによって、変革が米国に訪れた。

 共和党のマケイン大統領候補からさきほど丁重な電話をいただいた。マケイン氏とペイリン副大統領候補が成し遂げたことを祝福する。この国との約束を新たにするため、彼らと協力するのを楽しみにしている。

 私はこれがあなた方の勝利だということを決して忘れない。これはあなた方の勝利だ。2世紀前の「人民の、人民による、人民のための政治」は滅びていなかったことが示された。これはあなた方の勝利だ。

 前途は長く、登るべき坂は険しい。後退も、つまずくこともあるかもしれない。1年や1期(4年)だけでは到達できないかもしれないが、約束する。われわれは目標の地点に必ず到達するということを。

 真冬の21カ月前に始まったことが、この秋の夜に終わることはない。勝利そのものが変革なのではなく、(勝利は)変革を起こすチャンスにすぎない。

 (第16代大統領の)リンカーンが、米国が今よりもっと分裂していたときに言ったように、われわれは敵ではなく、友人だ。今夜、私はあなたの票を得られなかったかもしれないが、あなたの声に耳を傾ける。あなたの助けが必要だ。私はあなたの大統領にもなるのだ。

 世界を引き裂こうとするものは打ち倒す。平和と安定を求める者は支持する。きょう私たちは、米国の真の強さは経済規模や力や武力によってもたらされるのではなく、揺るぎない理想の力、つまり民主主義、自由、機会と希望によってもたらされるということを示した。

 今夜、私の心に浮かぶのは(ジョージア州)アトランタの106歳の女性のことだ。女性であり、(黒い)肌の色のために投票はできないと言われた。全米が大不況の絶望に包まれた時、(フランクリン・ルーズベルト大統領の)ニューディール政策や共通の目標によって恐怖を克服する国を見た。イエス・ウィー・キャン(そう、私たちにはできる)

 彼女は、われわれの港が爆撃されのを目撃し、圧政が世界を脅かした時代を生きた。アトランタ出身の(キング)牧師が「われわれは乗り越えなければならない」と人々に訴えた時に、そこにいた。彼女はどう米国が変わることができるのかを知っている。イエス・ウィー・キャン。

そうそう、すべては一人の小さな願いから、不可能を可能にするその思いから、今回の選挙はそれを願うアメリカ国民の投票から夢が願いがかなったのです。
YES,WE CAN.がんばれ、アメリカ、オバマさん!