BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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(お願い)#上尾市多頭虐待猫を救おう

2019-04-04 15:26:01 | ペット
昨日の朝の情報番組スッキリさんにて、
埼玉県上尾市にある高齢女性の住む自宅における、
劣悪環境下の多頭飼育(崩壊)映像が流されました。
見るに堪えない悲惨な状況で、
番組が終わった後しばらく声が出せずにいました。
それほどひどかった。
不衛生で真っ暗な小屋(部屋?)の中で、
狭いケージの中に何匹も猫たちが、
糞尿垂れ流し状態です。
地獄絵図です。
あんなおぞましいものをみたことはない。
猫が共食いをするって飼い主は言いますが、
そんな話は聞いたことはない。
どれほどひどい極限状態にさらされているんでしょう。
まるで第二次大戦中に南の島に置き去りにされた日本兵のようだ。

あなたは死んだって気が付かないでしょう?
飼い主に訴えかけるボランティアの人の言葉に胸が痛いです。
あの映像はどう見ても動物虐待以外何物でもない。
見れば明らか。
動物愛護法に反しているし、
そもそも何のための法律なのか。
あの状況を知っていて、
積極的に動かない上尾市、埼玉県、上尾警察署は何をやっているのか。
このまま放置でもするつもりか。
このままではいけないと思うからテレビで取材されるのですよ。
あの放送を見て心を痛まない人はいない。
個人のボランティアの人たちが一生懸命動いてくれています。
どうか、どうか彼らを応援してあげてください!!

詳細は⇒なごの家 @LrvXCG8tBzpDhRH を見てください。
インスタグラムツイッターだとリアルタイムに状況が分かります。
#なごの家
や、#上尾市多頭虐待猫を救おうでもいいです。
今なら動画でのニュースも見れます。

居てもたってもいられず、私も埼玉県や埼玉知事、上尾市、埼玉県警に、
メールで意見を投書しました。
伝わっているのでしょうか。
私たちの思いは届くのでしょうか?
埼玉県の保健医療部生活衛生課の担当者からは夕方返事がきました。
まだ調整中とのことで、、、今後も飼い主には継続的に指導しますとはいうものの、
お願いだから一刻を争う事態です。
調整ではなく強制的に引き取らないと
あれは個人ではどうにでもできず!!
行政や法が速やかに入っていくべきです。
高齢女性の認知機能にも甚だ疑問が浮かびます。
保護した猫たちは戻すべきではない。
そもそも猫を売ったペットショップも先のことを考え、
高齢の女性(特に一人暮らし)には後見人を求めるとか、
対策をちゃんとしてほしい。
それにはこの国の法律が変わらないといけないのですよね。

どうか一人でも多くの方がこのニュースに関心を示してくれますように。
ご賛同また思いのある方は拡散をお願いします。
そして上尾市や埼玉県、警察に意見を送ってください。
どうかよろしくお願いします。

今も個人ボランティアで猫たちを助けようと必死になって頑張っている人たちがいます。
私は応援することと、ささやかななお金(子猫の注射代にしかならない)を寄付することしかできないですが。
一日でも早く一匹でも多くの猫や鶏たちが助かりますように。






シュリーマン旅行記

2019-04-01 13:34:14 | 読書感想文
今日から新学期・新年度ですね。
そして新しい元号も発表に!
「令和」
平成に比べるととても落ち着いた響きで私は好きです♪
和がつくあたり、、、日本らしい感じですかねぇ。

さて、先日読み終わった本を紹介します。
新しい世界とは真逆に、
古き日本へタイムスリップできる内容でありました。
トロイの遺跡を発掘したシュリーマンが幕末の日本を訪れていたとは!!
その観察力と記録の細かさと言ったら、
読んでいて江戸時代の日本人の生活が手に取るようにわかる。
時代劇が好きな私にとっては読んでいて始終飽きない内容でありました。
外国の特使でもはたまた武器商人でもないシュリーマン。
でもようようなツテをとり、ついに幕末の江戸に参入。
毎日江戸の町や時には八王子などの田舎まで足を運ぶ様子が、
細かい描写で日記のように記されており面白いです。
日本の独楽回しの曲芸のすばらしさや、
店で売られている小鳥の玩具の仕掛けのすごさ、
また質素ながらもとにかく清潔でシンプルな生活の様子など。
この時代の日本はとにかく外国人が危険にさらされた時期でありました。
そんなときによくここまで見て聞いて調べられたなぁと感嘆します。
また警護の日本人の役人の勤勉さにも触れており、
ああ、最近はこういう日本人って少ないかも、、、と思うくらい、
武士道精神にあふれた誇り高き清らかな様子がうかがえました。
銭湯の話なども面白いし、
浅草の浅草寺にも観光に行っていて、
その時の仲見世の仰々しさも今と変わらないのだなぁとクスリとさせられます。

対照的に日本に来る前は清=中国に滞在されており、
その様子も書かれているのですが、
町の様子や人民の姿をかなり辛辣にコケおろしています。
その比較がまた面白いです。
こんな遠い昔でも外国で遠い島国日本のことが「あそこはよかったよ」なんて、
外国人の間で評判になっていたなんて嬉しくなりますね。
〇シュリーマン旅行記 清国・日本 石井和子訳 講談社学術文庫