紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

夫に曵かれて骨董趣味

2006-02-05 23:14:09 | お買いもの
 今は昔、もう十年以上前に遡るが、夫が骨董品にハマったことがあった。

 初期の頃は夫婦で&ちいさな男の子を連れて京都まで出向き、おしゃれな骨董品のお店巡りをした。あれこれ見たが、なにしろ京都のお店は高価だったので購入するには至らなかった。

 その後、信楽に倉庫ふたつ分くらいに輸入家具を展示販売しているお店を見つけ何度か通い、休日の娯楽として楽しんだ。

 最終的には、Kちゃんが幼稚園児の頃、湖西の道沿いにある主にイギリスのアンティークショップに通い、彼は当時まだ計画中だった「たぬき亭」のドア、椅子、バタフライテーブル、Kちゃんの学習用机(これは大正か昭和初期の日本製)を購入した。ここの店主もオーディオマニアだったので、夫・H氏とは和気あいあいで話も弾み、頃合いの値段で販売してもらえた。一通り欲しい物は購入したので、ここらへんでやっとアンティークへの興味は下火になったようだ。

 広島の書店主・重政さんの日記 http://diary2.cgiboy.com/0/manseido/ で古い間箪笥を再生したという文と写真をみて、夫がアンティークに少しはまっていた頃のことを思い出したのでした。

 アンティーク熱がピークの頃、彼は蕎麦猪口にはまり、ネットで買っていたことがあった。和食器のアンティーク商品で、私が唯一「欲しい!」とおねだりした鉢が下の写真。大黒さまが裸になり、福禄寿さまの長い頭に梯子をかけ、頭髪を剃ってあげているという、ほのぼの間抜けでおめでたい、見ているだけで和む絵柄。(画像をクリックして大きな画面で、神様たちののどかな表情をお楽しみください)大津絵のモチーフのひとつだそうです。↓