紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

春印

2006-02-10 23:58:32 | 季節
今朝ベッドから起きてぼおっとしていたら、やけに鳥の声が耳についた。スズメ? それにしてはやけに声が立っていて、よく響いている。 

「ケキョ・・・ケキョ!」 

 あーウグイスや!まだうまく鳴けなくて仮免許中といった感じの。空気の中を拡散するのでなく、矢のようにまっすぐに走るような鳥の声。

昨日は通勤が冒険になるくらいの雪だったし、今朝も車の窓にはびっしりと白く霜が張り付いて、私が乗っかっても崩れない程堅い霜柱が立っているというのに。お昼前までバケツの氷が溶けないくらい寒いのに、いちはやく春の先駆けを知る事ができた。

 そういえば、日差しの加減もどこかうららかで、遠くの風景もかすかに霞むように見える。思わず布団を干したくなる、ほのぼのしたお天気の光だった。

 長浜の「盆梅展」の季節も巡ってきたし、もくれんや椿のつぼみも出てきた。 桜が咲く春爛漫の頃よりも、ちょっぴりずつ春の印を見つける方が心が躍る。

 今日は久々に高い空からトンビがなく「ぴーひょろー」という声も聞けたし、そんな鳥の声を聞いただけで、幸せな気分に浸る事ができた。

 おかげでのんびりしすぎて、またもや午後家事&その他に追われることになってしまったけれどね。

いよいよトリノ五輪です。
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