紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

東へ、一人旅デビュー

2008-02-03 23:45:02 | ファミリー
 昨日からお兄ちゃんは東京に出発した。1泊二日である。テスト期間中のど真ん中の土日に、なにしてんねん!!というようなものだが、彼の最愛の人、栃東関の断髪式とあらば是非もない。

 この半年、彼が節約に節約を重ねたのは、この日のためだったのだ。いわゆる熱狂的なファン、というやつである。最高の席のチケットを購入したらしく、お昼には「栃東弁当」なるものも配られたらしい。うれしそうにメールで報告してきた。記念品も大きな紙袋でもらってかえってきた。

 断髪式では泣くまいと決意していた栃東関ではあったが、グッときたものがあり、涙してしまったというのをニュースで聞いていた。Tくんも釣られてもらい泣きで号泣した、と言っていたが、「隣にいた人が引いてはった」とも言っていた。それを聞いたKちゃんはため息をつき、「そら、引くやろー」とつぶやいていた。

 東京行きのメインは断髪式だったが、その他にも彼の憧れの本屋さんで、彼にとっては大散財して以前より欲しかった品々を購入したため、「店員さんが引いてはった」ということらしい。聞いていたKちゃん「そんなことしたら、引くに決まってんやろ! アブナイ人みたいやんか!」

 憧れの人・チェ・ゲバラのャXターやマルクスTシャツといったマニアックな品物も購入したらしい。そらちょっと引くやろー(笑)

 自分の興味のある所さえ行ければ満足して、今日のお昼前には東京を後にした。雪のため用心をしたという安全パイを選んだということもある。「せっかく東京まで来たんやし」と貪欲に道草をする私とは大違いである。
 やはりTくんらしく、目一杯マイウェイな記念すべき東京一人旅であったのだった。