紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ステップアップ?

2008-02-28 22:25:44 | テレビ
 今日も話題は『ちりとてちん』だ。

 最近はA子ちゃん(佐藤めぐみ)と正平くん(橋本淳)が深くて細かい演技をされるので、複数回見て確認。(って何の?)

 草々の「おかみさんの形見」のスーツをボロボロにした張本人、四草は、しかしあわてずさわがず草原に目で語っていた。その意味を汲んだかのような草原の眼差し。そうかぁ。「師匠」としてのステップアップをヘルプしているのか。
 一方、小草若についてもびしびしと辛口発言を。徒然亭の「あめとムチ」の「ムチ」部分を担当するのが四草なのかも。「ムチ」、似合いすぎ(笑)
 それにしても四草は一段と、眼差しに鋭さが。ゴルゴ13並みの凄みだ。

 本日、久々に順子語録が炸裂。そういえば糸子さんも喜代美を「自分のことに精一杯で、まわりのことが何も見えない」って酷評したことあったな。「その喜代美が、家族の事を気にして元気づけようとするようになった。喜代美は(大阪に行って)変わった」と続いていた記憶が)

 しかし人が付き合って行く上で、(故意でなくとも)迷惑をかけたり傷つけたりめんどうくさかったりするのは、あたりまえでお互い様。私にそんなことがわかったのは、40過ぎてからだったのに、20代の若さでどんだけ達観してるんや、順ちゃん!? 君は何者!?

 A子がずっと本当に自分と親友になりたかったことを知り、矢も盾も堪らず、無策でA子のもとへ走るB子。「A子と呼ばれるのはぞっとする」とB子と同じようにカミングアウトしたので、物語が円環に向かう兆しを予感する。

 A子に「何しにきたん?」と問いつめられ「何しにきたって言われても・・・(中略)お邪魔しました・・・」
 おいおい、帰るんかい!? 「B子」いまだ健在。

 と見所満載の今日の『ちりとてちん』感想でした。