紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

愛を回収する日

2008-02-26 23:04:12 | ノンジャンル
 昨日たっぷりと眠ったせいか、元気に家事にいそしむ。ひさびさにあちこちに出かけることができ、何人かの方々にたくさんの愛をいただき、それをひとまとめにして某所へ届ける。

 今日Kちゃんの友だちのお母様より聴いた話をKちゃんに話す。Kちゃんの友だちのお姉さんが、難関高校に合格されたという話。

 それがまだ中3の彼女が、この高校1本だけしか受験しないという自分の意志を通したというのだ。もちろん中学校の先生方は「滑り止め」をなんとしても受験するよう強く勧めたそうであるが、彼女の意志があまりに固かったため、ご両親も彼女の意志を尊重され「もしもダメなら働きます」という彼女の志望を応援されたそうである。誰もがすごい! 

 彼女は意志を貫徹され、見事合格された。滑り止めを受けたくないのは、その学校に行く気がないのに合格したら、行きたかった子がひとり落ちてしまうのは忍びないからだそうである。

 「かっこいいな」「頭が下がるな」とKちゃん。

 実は今日国語の時間に「頭を下げる」と「頭が下がる」の違いを先生より教えてもらったそうなのだ。「頭が下がる」の意味を知ったKちゃんは「そんなん、使うときあらへんやん! 『頭が下がる』ことって、まずないでー」と先生に突っ込んだが、「でも近々使うことがあるかもよ~」と先生は余裕で応えられたそうだ。

「先生の予言あたったわ。その日のうちに。『頭が下がる』、使てしもた」
「予言的中した先生にも『頭が下がる』よね!」
これで『頭が下がる』の使い方は、彼女のアタマにばっちりインプットされたのである。