紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

わらのお人形

2008-02-07 23:50:38 | キャラクター
 晩ご飯を食べながら、NHKの番組案内を眺めていた。昔懐かしい高い天井の囲炉裏のある古民家で、おばあさんが熱心に藁細工をしているシーンがあった。とてもうれしそうに働いておられるように見えたので、思わず妄想劇場を創作してしまった。

(インタビュアー)「おばあさん、うれしそうですねえ。一体何をつくってらっしゃるんですか?」
(おばあさん、満面の笑顔)「これかえ?藁人形ぞえ」

ふと口から出まかせな「藁人形」だったが、このグッズについての知識がほぼゼロなことに気付き、愕然とする。

「おとーさん、藁人形って、どうやって入手するんやろなー? 自分で作るんやろか? あんなちょっとの藁、売ってくれはるんやろか? そんなことしたら、かえって不審におもわれへんやろか?それとも無断で分けていただくんやろか? いっそ藁人形自体を売ってる秘密のお店とか、あるんやろか?」

 H氏には、返答を却下されてしまったので、調べても画像が出て来ないウィキペディアで検索してみた。広辞苑でさえ、リアルなイラストありそうでコワいのだ。以下緑の文字はウィキからの引用。


藁人形(わらにんぎょう)は、藁を束ねる・編むなどして人間の形を模した人形である。

作り方については、かなりアバウトである。「束ねる」なら簡単だが、「編む」となると多少なりともテクニックが必要と思われる。いろんな作り方のバリエーションなどもあるのかも知れないが、裏世界のグッズであるので秘密の部分もあるのだろう。

なお、寸=3.03cmであることから五寸=15.15cmとなる。このような巨大な釘はホームセンターや金物屋には通常は置いていないことが多く、入手は困難である。また、たとえ店頭に在庫を見つけたとしても、五寸の巨大な釘のこの用途は一般的に広く知られているため、この釘の購入時には不審な目で見られることを覚悟しなければならないだろう (但し五寸釘は昔の遊びに使われることもある)。

由緒正しい儀式を執り行うのは、なかなかに難しそうだ。

また、厄除けの道具として用いられることもあり、岩手県和賀郡西和賀町の国道107号線沿いには、日本一の大きさを誇る藁人形がある。

なるほど、厄除けの道具でもあるわけなのだな。流しびなとか、身代わりの人形として、穢れをながしたりするものね。

 ところで今日のブログのカテゴリーは「キャラクター」だが、これは検索途中で「藁人形の根付」というものを発見してしまった驚愕で、思わずカテゴライズしてしまいました。藁人形のネット販売も、あっさり見つかるし、う~~ん、現代人って畏れをしらんのだなあ・・・と、本気で驚いてしまいましたよ。「お祓い済なのでご安心を」といわれてもねえ・・・。