今日はがっくりと気落ちしていたため、だらだらと一日のスケジュールを慣行した。しかもお地蔵さまのお花を替えるという仕事を挿入したため、買い物がずれ込んで夕方、暗くなってから出かけることになる。
暗い道での運転は、知っている道ですら、よく間違える。Kちゃんの塾のお迎えですら、ちょっと近道をしたら「あれ??」と焦りUターンということがままあった。
週に2回は行くような慣れた地元ローカルのスーパーなのに、初めて道を間違えた。しかも、なぜ間違えたのか、いまだにわからないという、情けない間違え方だ。それもなんでそこの商売敵のイオンに行き着いたのか、ナゾである。朝からの茫然自失が継続していたのかもしれない。
道は暗いが、幸いネオン看板が遠目でも道案内をしてくれるので、無事『魚忠ママセンター』にたどり着く。というか、イオンの道を挟んだ向かい側なので、たとえ看板が見えなくても決して難しくはないのだ。(いや、私には難しいのかも)
5時を過ぎればお惣菜と生鮮食料品関係は一気に半額!のものもある。別に5時を狙ってきた訳ではないが、結果的に『一気に半額!商品』をカゴに投入。調理済みだが切り身でないナメタガレイや、ストライプがかわいい小型の石鯛といった珍品も、たいへんかわいらしい値段だったので、カゴに投入。
元気なおじさんのアナウンスが入る。
「いま、お野菜のコーナーでは、係員とジャンケンをして勝てば、どの商品も20円引きという、夕方スペシャル企画を行なっております! あなたも、ぜひジャンケンをして、このチャンスにお得なお買い物をなさってください!」
おおー、子どもの遊びにヒントを得たような企画である。野菜売り場で購買意欲に気合いをいれているおっさんとジャンケン。私としては、以前のように、5時を回れば、おっさんが売り場でカゴをさりげなくチェックしてくれて、20円引きのシールを楽しそうに貼ってくれる方が、野菜売り場に近づきやすいのだけど。と、ちょっと引き気味だった。
が、おっさんに捕まらないように、こそっと野菜売り場を通ったら、笑顔でジャンケンしているオバさんがいたので、ホッとした。おじさんとおばさんが、「最初はグー! じゃんけんぽん!!」と大きなフリでジャンケンしているのは、見ている分には微笑ましい。
レジに行けば3本のレジに短い行列がついていた。アナウンスで「レジに応援お願いしまーす!」とスタッフへの呼び鰍ッがあるにも関わらず、応援が来る気配はない。
そのとき、むりやりレジに引っ張られてこられたのが、野菜売り場の元気なおっさんである。「わし、レジはあかんねん!」とだみ声で拒否するのを、むりやり手を引かれてレジ担当者に抜擢。
「ほんまにあかんねん! わし、ジャンケンせんとあかんのに!!」
そうだ、現在の彼の任務は「野菜売り場でジャンケンをすること」なのだ。彼がいないと「夕方スペシャル企画」が立ち消えになってしまうのである。
でも仕事がジャンケンって!!
なんだか、とてもいい。私は今日、このおっさんのこの言葉に、どれだけ元気づけられたかわからない。頭と心の霧が晴れるようだった。呆然のトンネルを抜けたら、前向きな希望が見つけられた。
アーティストは、無から有を生み出し、マイナスをプラスにする人々だから、どんな困難も乗り越えて、それを糧にすらしていける人たちだと、ふいに私には信じられた。そしてどこからでも再スタートできると信じられる人たちだということも。
天啓のように降って来たその考えによって、根拠はなかったけれど、なんだかどっと安心した。
そしてこれがまさに天啓であったことを、深夜、12月8日のイエローハウス陶房のブログの結びの部分によって確信した。恐ろしいほどの合致! やはり彼らは本物のアーティストであるのだ!
暗い道での運転は、知っている道ですら、よく間違える。Kちゃんの塾のお迎えですら、ちょっと近道をしたら「あれ??」と焦りUターンということがままあった。
週に2回は行くような慣れた地元ローカルのスーパーなのに、初めて道を間違えた。しかも、なぜ間違えたのか、いまだにわからないという、情けない間違え方だ。それもなんでそこの商売敵のイオンに行き着いたのか、ナゾである。朝からの茫然自失が継続していたのかもしれない。
道は暗いが、幸いネオン看板が遠目でも道案内をしてくれるので、無事『魚忠ママセンター』にたどり着く。というか、イオンの道を挟んだ向かい側なので、たとえ看板が見えなくても決して難しくはないのだ。(いや、私には難しいのかも)
5時を過ぎればお惣菜と生鮮食料品関係は一気に半額!のものもある。別に5時を狙ってきた訳ではないが、結果的に『一気に半額!商品』をカゴに投入。調理済みだが切り身でないナメタガレイや、ストライプがかわいい小型の石鯛といった珍品も、たいへんかわいらしい値段だったので、カゴに投入。
元気なおじさんのアナウンスが入る。
「いま、お野菜のコーナーでは、係員とジャンケンをして勝てば、どの商品も20円引きという、夕方スペシャル企画を行なっております! あなたも、ぜひジャンケンをして、このチャンスにお得なお買い物をなさってください!」
おおー、子どもの遊びにヒントを得たような企画である。野菜売り場で購買意欲に気合いをいれているおっさんとジャンケン。私としては、以前のように、5時を回れば、おっさんが売り場でカゴをさりげなくチェックしてくれて、20円引きのシールを楽しそうに貼ってくれる方が、野菜売り場に近づきやすいのだけど。と、ちょっと引き気味だった。
が、おっさんに捕まらないように、こそっと野菜売り場を通ったら、笑顔でジャンケンしているオバさんがいたので、ホッとした。おじさんとおばさんが、「最初はグー! じゃんけんぽん!!」と大きなフリでジャンケンしているのは、見ている分には微笑ましい。
レジに行けば3本のレジに短い行列がついていた。アナウンスで「レジに応援お願いしまーす!」とスタッフへの呼び鰍ッがあるにも関わらず、応援が来る気配はない。
そのとき、むりやりレジに引っ張られてこられたのが、野菜売り場の元気なおっさんである。「わし、レジはあかんねん!」とだみ声で拒否するのを、むりやり手を引かれてレジ担当者に抜擢。
「ほんまにあかんねん! わし、ジャンケンせんとあかんのに!!」
そうだ、現在の彼の任務は「野菜売り場でジャンケンをすること」なのだ。彼がいないと「夕方スペシャル企画」が立ち消えになってしまうのである。
でも仕事がジャンケンって!!
なんだか、とてもいい。私は今日、このおっさんのこの言葉に、どれだけ元気づけられたかわからない。頭と心の霧が晴れるようだった。呆然のトンネルを抜けたら、前向きな希望が見つけられた。
アーティストは、無から有を生み出し、マイナスをプラスにする人々だから、どんな困難も乗り越えて、それを糧にすらしていける人たちだと、ふいに私には信じられた。そしてどこからでも再スタートできると信じられる人たちだということも。
天啓のように降って来たその考えによって、根拠はなかったけれど、なんだかどっと安心した。
そしてこれがまさに天啓であったことを、深夜、12月8日のイエローハウス陶房のブログの結びの部分によって確信した。恐ろしいほどの合致! やはり彼らは本物のアーティストであるのだ!