紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

雪景色

2008-12-26 12:22:11 | 季節
 今日はKちゃんが試合で早朝より出発するので5時半起き。なのにさほど眠くない。

 起きれば雪がうっすらと積もっていた。電車が遅れてなきゃいいんだけど。

 こんな雪の日なのに、久々に整骨院に行く。あまりの体調の悪さに、行かざるをえない、といったところなのだが、なんでもっと早く行かなかったのかと思うくらい、身体が楽になる。先日来、あんなに苦しかった頭痛と歯痛と気分の悪さやダルさが、ふっと消え、すっかり身体が軽くなる。うれしい。

 この2週間で、一気に仕事のレパートリーが増えたため、慣れない上、とても覚えられない(ので仕事をしながら覚える状態)くらいバリエーションが多くて、極度に緊張して肩こりが増幅したのものと思われる。免疫力もぐっと低下して、風邪を引きかけていたようだけど、それは液状の葛根湯(よく効きました!)で、なんとか水際でお取り引きできた模様。よかった。

 昨日までのクリスマスムードが一曹ウれ、本日よりお正月モードに突入するスーパーで食料品を買う。まだちょっと我が家的には、お正月商品購入は早いな。と思いつつも押し迫って「ない!」と思われそうな尾頭付きのエビ(オーストラリア製)などを少し買う。保険である。もう冷凍庫はどんな隙間にもモノが詰め込まれ、満員である。




不思議なトリカブト

2008-12-25 23:16:16 | ノンジャンル
 トリカブトのエキスを抽出し育毛剤として販売されている、という話を前に書いた。このとき、ちょっとばかり気になっていたのだ、トリカブト。

 調べてみると、猛毒として有名なトリカブトは、その一方で漢方薬としてさまざまな効力を発揮するらしい。

 昭和7年に他界された東京帝大の名誉教授、博物学者の白井光太郎教授は、老いて衰えた体力を補うため、トリカブトから取り出した成分で「天雄散」という薬を自らつくり、愛飲していたらしい。おかげで悪魔と契約した!?ファウストのように若々しく元気だったという。

 魔法のような薬を独り占めすることのないのが、白井先生のえらいところなのだが、そのため、知り合いより希望が殺到した。自分だけでは調合出来なくなってしまったので、親戚の薬剤師に委託し、薬剤師はそれを粉末製作所に委託したらしい。つくられた薬が自分が調合しているものと様子が違うため、友人に渡す前に、まず自分が口にして確認した。残念ながら確認の結果、薬の調合は失敗で、先生は昭和7年に他界されてしまう。不老長寿や若返りの薬の話の結末は、けっこう悲劇的なのである。

 そういえば昔、中国では不老長寿の薬として、ヒ素や水銀などを服用したことがあったという話も聞いたことがある。若返りはいつも命懸けである。

 いまだにトリカブトの毒を解毒する方法はみつかっていないとか。ニリンソウにたいへん似ている草らしいので、アウトドアで植物採集や山菜採りが趣味の方は、充分注意していただきたい。

 トリカブトは、たいそう美しい花房をつけるそうである。毒のない観賞用のトリカブトがあるくらいだ。しかし、やはりトリカブトには、あまり近づかない方が無難かもしれない。トリカブトの花言葉は「人間嫌い」なのでね。



介護認定をチェック

2008-12-24 14:40:47 | ファミリー
 今日は介護保険認定レベルの調査のため、ケアマネさんがやってきた。半年に一度、介護度のレベルが現在指定されているものと現実の状態にズレが無いかの調査があるのだ。

 本人に質問したり、家族に質問したり、80項目ほどのチェック項目がある。おばあちゃんはしっかりしているのでわりあい大丈夫なのだが、同じ質問をもし私がされたとしたら・・・と想像すると冷汗が出る。

「今日の朝ご飯はなんでしたか?」 
・・・なんやったやろ~? ・・・ネコメシとパンだったような。

「何歳ですか?」
うう、私自分の年をときたま忘れてしまうのだ。つい最近気付いたんだけど、今年はほぼ一年間、一個多く数えていたよ・・・。

「今日は何日で何曜日ですか?」
曜日はわかるけど、日にちが、日にちがああっ~!! (今日はね、そりゃあわかるけど、クリスマスイブだからね)

「2時間前くらいに何をされたか覚えていますか?」
一呼吸か二呼吸、考えさせてくださいっ!

「何度も同じことをいって、家族を困らせていませんか?」
面目ない・・・。

おばあちゃんに質問をするケアマネさんの横顔を見ながら、内心ドキドキハラハラ。どんどん俯き加減になるのだった。

おばあちゃんは「要支援」と軽めの認定だけど、私がチェックされたりした日には・・・クビから上は「要介護」かもしれない(汗)

 クリスマスだけど、へそ曲がりでケチなため、チキンではなく子どもたちはビフテキ(半額)、親は少量の焼き肉(30%オフ)。かろうじてのチキンはレンコンと干し椎茸の入った鳥団子と大根の煮物。少量の湯豆腐と野菜炒め。ケーキは必要かもしれないので、西友でレアものの半生チーズケーキとハーゲンダッツのドルチェを買うという贅沢に走る。

育毛の細道

2008-12-23 13:46:36 | お買いもの
 昨日に引き続き、年賀状のネタの資料探しのため、ネット検索。今度は毛髪関係のサイト探し。いわゆる「育毛」「発毛」についてである。

 薄々は感じていたのだ。きっと奥の深い世界だろうと。もしかすると法に抵触も辞さないくらい熱意溢れる方も多かろうと。(たとえば東海林さだお、とか。彼のモテる容姿の維持への固執は、食べ物への固執にひけをとらないものがある。でも「法に抵触」はされていません)

 で、サイト名も「毛チャンネル」「育毛剤の比較ランキング」とか、一発で内容が判明する親切なものが多く、あっさりと毛髪に悩める人々を、更なる深みへと案内してくださるのだ。

 案内? そうだ、発毛、育毛への道は、一筋縄ではない。たくさんの寄り道、道草、回り道をしなければ、目的地にたどりつけない奥の細道なのである。いや、たどり着ける方は幸運といっていいだろう。道に迷ったまま、行き唐黷トしまう方も多数いらっしゃるような気もする。

 だいたい育毛剤の主成分も、バラエティに溢れているのだ。
 たとえば、最近テレビショッピングで人気なのが、青みかんが主成分の「柑気楼」というものらしい。パッケージも清涼飲料水のようにさわやかである。ほかにも、ザクロ、ホウセンカ、ニンニク、卵の薄皮、その他カタカナの素人には意味不明の薬品名などもある。科学的根拠を「毛母細胞の活性化」においた商品などもある。こうなってくると、残念ながら私にはもう、何が何だかである。

 だがベスト・サプライズは、なんといってもトリカブト! 猛毒で知られる植物、トリカブトからの抽出成分で作った育毛剤があったのだ! 「世界初!トリカブトの育毛剤」というのが売りのコピーなのだが、「世界初?! ・・・そりゃそうでしょうよ」という感じで、あまり「売り」にはならないと思う。

 あ、それから人気商品として、「M-1」という商品をみつけたぞ。

 というように、みちのく以上に奥深い「育毛の細道」。ことによれば青木ヶ原にも匹敵する危険な場所なのかもしれない。これらの毒気にあてられて、この部分の年賀状のネタとしては、かなりあっさりめに落ち着きました。

 とにかくも、本日やっと年賀状「原稿」の完成を見る。とりあえずは、まずまずの出来かな。印刷、宛名があるから、みちのりは遠い。明日はクリスマス・イブなのに、いまだ年賀状の細道に行き惑っている。 

逃げて隠れて伝説に

2008-12-22 13:31:21 | ノンジャンル
 年賀状作成の資料を求めて、牛若丸についてネット検索してみた。様々な伝説に彩られた華麗な歴史上の人物だが、源義経の生涯をざっと読んでみると、案外、平安時代のヤンキーのにーちゃん的色彩が感じられ、その意外さに「ほほう」と可笑しくなる。

 幼少より平家に命を狙われていたため、鞍馬寺で育つ。そこで大人しく坊さんになるべく真面目に過ごしていれば、また別の人生もあったものの、「坊さんなんか、嫌いじゃ!」とばかりに、夜な夜な天狗を相手に武術に励む。ある意味夜遊びしていた、とウワサされても仕方が無いかも。そしてついに出家を嫌って家出する。(漢字回文か?)

 その後、兄と合流し力を合わせて平家を滅ぼすものの、目的達成後、派手な義経はことごとく兄に目をつけられ、ついには命まで狙われてしまう。そして新選組同様、北へ北へと追いつめられ、東北の地にて「もはやここまで」と妻子を殺害した後、自害する。ヤンチャな男のはかない人生である。

 ところで、いまやご当地キティ同様「まりもっこり」も各地でコスプレに励んでいるようだ。京都(関西)限定にて「牛若丸まりもっこり」のストラップもあるそうなので、おみやげにいかがでしょうか? ちなみに「弁慶まりもっこり」もあるそうで、私としてはこちらのほうが、キャラとしてなかなかいさぎよいかと思うのですが。牛若丸のことを調べていて、行き着いたところが「弁慶まりもっこり」。でも関西限定のまりもっこりで究極のキャラは、なんといっても光源氏かも。あるんですよ、「光源氏まりもっこり」。まりもっこりと光源氏・・・このコラボ、あまりにハマり過ぎているといえなくもないなあ。