花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

茜を水耕栽培してみたら?

2011年08月04日 | 学校
同じ染料植物であるアカネです。
アカネは根から色素がとれます。
ところがアカネも紫も根がなかなか伸びす染料になるまで
2年もかかってしまいます。
そこで根をぐんぐん伸ばすことができたら
自然の材料で染色する方にとっては助かります。
なにしろ購入すると茜根も紫根も100g500~700円もします。
そこでチームの2年生が挑戦しているのが水耕栽培。
特に根がよく伸びるという空気層をもった溶液タンクで栽培しています。
栽培から2ヶ月半、茜の特徴的な黄色い根が伸びてきました!
秋まで栽培しますが、土壌で栽培するものとどれぐらい根量が違うのか
ちょっと楽しみです。
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藍にLEDを照射したら?

2011年08月04日 | 学校
これが昨日、中学生のための農学講座アグリサイエンスで
たたき染めに使った藍です。
もともとチームでは女子が多いことから
ハンカチでも染めてみようかとたくさんの藍を栽培しています。
しかしやはり光との関係を探ろうという実験も同時に行っています。
例えば葉を使う藍では葉が大きい方が良いのでしょうか?
あまり強い光量を照射すると葉が小さくなります。
また赤や青など波長によっても葉の大きさが変わります。
さらに光によって含まれるインジカンという色素の元になる
成分量が変わるかもしれません。
多くなったらこれは染色の材料としては助かります!
そんな効果的な光があるかどうか探ろうとしています。

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