山の恵みを届けるために

この「わらび」は山菜研究に挑戦している３年生のもの。
ちょうど顔を出してきました。
コゴミなどと違ってわらびやぜんまいには灰汁があります。
これを取り除かないと苦くて食べられません。
わらびは美味しい山の恵みですが
若い人は面倒なので好んで買う人はあまりいません！
スーパーマーケットに並んでいるのは中国産がほとんどです。
そこで３年生が取り組んでいるのは栽培段階で灰汁を取り除く方法です。
南部町のような里山は山菜の宝庫。
すぐ料理できるのなら消費も増えるかもしれません。

桃の花と名久井岳

こちらは第１農場のモモの花。
まさに桃色でとても目立ちます。
遠くには名久井岳が見えています。
中国では花見といえばサクラよりモモといわれるぐらい
モモはひと枝にたくさんの花をつけます。
しかしすべての花に実がついたのでは
小さな果実しかできません！
そこで摘花、摘果をして実の数をコントロールします。
これはリンゴも同じです。
農場にはたくさんの木があるのでとてもたいへんですが
立派な果実を作るのに大切な作業です。