葉面積の測定

これはチームの２年生が育てているジャガイモです。
先日、葉面積測定のための準備をしました！
デジタルカメラによる測定法です。
葉の上に銀色の物体があるのに気がつきましたか？
これは１円硬貨で、直径は２cmです。
したがって面積はすぐ計算できます。
撮影したデジタル画像のある範囲がいくつの画素（ピクセル）で
構成されているか計測してくれるコンピュータのソフトがあります。
１円硬貨のピクセル数と面積、求めたい葉のピクセル数がわかると
葉の面積は簡単に求められます。
そこで葉面積と収量の関係を探ろうという研究です。
この実験は花も光も使わないのでフローラでもフォトニクスでもありませんが
この情報技術は将来の花栽培にも応用できるはずです。
チームの初代メンバーは表計算ソフトのエクセルとiPhoneを使って
写真の色を数値化するソフトを応用すると
植物の葉の色を数値化するデジタルカラースケールに利用できることを発見しました。
そればかりでなく同時に研究していた赤色光による草花のわい化栽培技術で
自ら生産した草花の品質をこの方法で分析し
東京理科大のコンクールや日本植物学会において受賞しています。
情報技術の工夫はこのようにチームの研究に欠かせないものです。

サクラソウの髪飾り

サクラソウの髪飾りが手に入りました！
スェーデンに行くのは３年生の男子１名と女子２名。
恒例で式典には民族衣装で参加するのが常のようです。
そこで男子は羽織と袴、女子は振り袖を着ることになりました。
国際大会の会場では例年、振り袖姿が注目の的となり
多くの参加者から記念撮影を申し込まれるそうです。
そこで練習の合間に和服の着付け練習も行っています。
教えてくださるのは地域のきもの教室の先生。
暑い中、ボランティアで何度も教えにきていただいています。
そこでチームも振り袖の女子のために小さな髪飾りを準備しました。
どうせならサクラソウ尽くしでいきたいと思います。