花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

カメラが語るプロジェクトの歴史

2015年03月07日 | 学校
机を整理していたら懐かしいカメラが出てきました。
すべてNikonの一眼レフカメラです。
昔からCanon派でなくNikon派なので仕方ありません。
いずれも課題研究や農業クラブで必要なため買い足していったものです。
なんで4台も必要なのかと驚かれるかもしれませんが、理由は時代の流れ!
カメラという装置がこの30年間で大きく変化したことを示す貴重な証拠です。
一番古いのが左上のF2フォトミック、次が右上のFE2、
その次が左下のD70、最も新しいのが右下のDf。
興味のない人にはまったく意味のわからない記号だと思います。
30年前の農業クラブのプロジェクト発表はスライドを映写するスタイル。
まだコンピュータがない時代のため、高価な銀塩のスライドフィルムで
撮影するのが当たり前でした。
確か某農業高校時代の1年間のフィルム現像代は100万円を超えていました。
当時はいかにきれいにスライドを作れるかが農業教員に求められるスキルで、
かつて名農の先生方は、みなさんモータードライブを装着した
Canon、minolta、Olympusなどの一眼レフを使っていたのを覚えています。
その後、コンピュータが普及しましたが、それでもしばらくの間は
コンピュータの画面をきれいに複写しては発表に使っていました。
しかしデジタルカメラが開発されると、徐々にフィルムが世の中からなくなり
今では完全にデジタル一眼レフにかわってしまいました。
現像代がなくなったため予算が本来の活動費に使うことができるようになったのも
農業クラブにとって大きな歴史的変化だと思われます。
さてみなさん、この4台の中でデジタルカメラはどれか分かりますか?
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FLORAからの招待

2015年03月07日 | 研究
先月、卒業生から結婚式の招待を受けました。
彼女はチーム2~3期のFLORA。
つまり東日本大震災を学校で体験し、
サクラソウ保護に飛び出して行ったメンバーの一人です。
よく保全活動の写真を下さいといわれることがありますが
間違いなく彼女たちの写真を選ぶほど印象的な取り組みでした。
2011年8月にコカコーラ環境教育賞を受賞した際、
「被災され苦しんでいる方々に対してとにかく何かしたかった」
「これからが本番だ」と
インタビューに答えていたのを今も覚えています。
今年の第6期メンバーはこの2年間で
さまざまなビッグタイトルを受賞しましたが
いずれも当時の彼女たちの活動があってこそです!
そんなFLORAももうお年頃。
心から祝福したいと思います。


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