花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

日向?日陰?

2015年03月18日 | 研究
場所をかえて光を読んでみます。
今度は遠赤色光のLEDの下で測定しているので
FARの方がREDより大きくなっています。
太陽光線は遠赤色光より赤色光の方が
10~20%多いのが普通です。
しかし木陰では逆に遠赤色光の方が多くなります。
植物は光を利用して光合成をしては栄養を合成します。
したがって日向にいるのか、日陰にいるのかは死活問題。
そのため植物は光受容体というセンサーを働かせ
この装置のように光を読んでは周囲の環境を察知しています。
チームはこんな植物の反応を利用して
新しい栽培技術を開発しようと研究しています!
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光を読む

2015年03月18日 | 研究
電池切れをおこしていたスペクトラムという装置。
やっと角型電池が手に入り動かしてみました。
これは波長660mnの赤のLEDの真下で測定しているところ。
すると液晶画面にRED 45、FAR 8と表示されています。
これは赤色光(RED)と遠赤色光(FAR)がそれぞれ
どのぐらいの量、届いているかを意味します。
これによると遠赤色光より
赤色光が多く届いていることがわかります。
赤のLEDの真下で測定しているから当たり前ですが
このように装置を使うと光は感じるだけでなく
読むことができるのです!
さて場所をかえてもう一度測定してみましょう。
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