プロジェクトX "TEAM NANO の挑戦"

土肥実験室にたくさんの人が集まっています。
これはチーム名物、ポスター発表の練習風景。
しかし今回は半分以上がチーム以外の２年生です！
実は今年の２年生は農学系に進学を希望する人が多い学年。
チームはいつも秋と春に学会主催のポスター発表に出向いていは
メンバーの知力やコミュニケーション能力、そして度胸を育てています。
大学教授や企業の研究者と議論できるこの体験は
進学希望者の意識を高める上でとても効果的です。
そこで今回は他の進学希望者にも声をかけてみました。
するとどうでしょう！
誰一人怖じ気づくことなく、みんな挑戦したいというのです。
そこで学校に交渉してチーム以外のメンバーも含めた混成チーム、
つまりTEAM NANOでポスター発表会に出場することになりました。
しかし参加するからには精一杯力を発揮しなければなりません。
適当に参加し、適当に終わっては何の効果もないからです。
そこ忙しい中、放課後、それも17時から練習をすることにしました。
これはその１回目の練習風景。初出場の人が多いはずですが
今回で３度目となるチームのメンバーの発表をお手本にして
目を輝かせて生き生きと取り組んでいます。
知的好奇心が高く、向上心をもったメンバーが集まれば
こんなにも学習が楽しいものに変わることを
おそらく彼らは感じているはずです。
さてTEAM NANOが出場する日本植物整理学会のポスター発表会は
明日の朝から15時過ぎまで東京農業大学で開催されます。
引率してくれる先生もポスター発表初めての若手。
チームが確立した農業学習のスタイルがこんな風にして
名農の財産として広がっていけば嬉しいと思います。

ナーセリーのロングポット

先日、チームは新しいクリスマスローズを手に入れました。
それがこの苗ですが、右側の苗は
びっくりするぐらい長いポットに植えられています。
クリスマスローズは根の生育が早くすぐ鉢一杯になってしまいます！
チームも毎年植え替えしていますが
すぐ根が鉢に回ってしまって
どんどん鉢が大きくなっていつも困っています。
根づまりを起こすと生育も悪くなるといわれるのでしかたないことですが
ナーセリー（種苗業者）のようにこんな横ではなく縦に長い
スリットの入ったロングポットを使うと
生育を確保しながら、面積を抑えられます。
さらにこれはプラ鉢なのでそんなに高くないはず。
チームも今年、こんな鉢を購入して育ててみようと思います。