花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フローラ着付け教室

2018年08月15日 | 研究
夏休みの家庭経営室で着付け教室が始まりました。
しかし女子生徒ではなくなんと男子です。
彼らは8月下旬にスウェーデンに渡航するチームフローラの2名。
国際大会には世界から33ケ国の生徒が集まりますが
いずれも各国の国内予選を通過した代表者。
そこで大会期間中に何度もパーティーが催されます。
中でも驚くのがスウェーデン国王主催の晩餐会。
このパーティーには各国の参加者が
民族衣装で参加するのが通例です。
日本の民族衣装といえば和服、
つまり着物ですが、自分では着ることができません。
とはいっっても誰も手伝う人などいません。
そのため今、一生懸命着方を先生から教わっています。
慣れない手つきの二人を見てフローラの女子も心配そう。
時間割外の生きた学びを全身で感じるメンバーです。
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台風が来る前に

2018年08月15日 | 研究
南部町の役場と町民のご協力を得て
行っていたため池での水上栽培試験。
先日、収穫が行われました。
結果的にこのため池は湧き水が流れ込むため水温が低く
トウモロコシにはちょっと厳しい環境でした。
しかしインゲンマメは適温が低いため
草丈こそあまり伸びませんでしたが
ちゃんと結実してたくさんの実をつけてくれました。
この栽培システムは赤道方面の途上国向けに開発したもの。
したがって現地ならもっとうまくいくかもしれません。
さてこれからが台風のシーズン。
海外に行っているうちに飛ばされてしまっては大変なので
収穫後、すぐに撤収しました。
長い間、ご協力ありがとうございました。
この成果もストックホルムで発表させていただきます。
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チャレンジャー

2018年08月15日 | 学校
高校時代に取得できる資格はさまざまありますが
農業高校生でなければ取れない資格が級位検定。
現在は主催の農業クラブの名前をかぶせてFFJ検定と呼ばれています。
この資格はいったい何の力をはかるものでしょうか。
実は農業教育の最も大切な柱である研究活動。
つまりプロジェクト活動の取り組みを評価するものです。
したがって会長などの役職についていようが
お粗末な研究内容だと落ちてしまうというシビアな検定です。
最近、農業クラブは農業クラブの大会やコンクールの成績、
さらに職業的資格に点数をつけて評価するアグリマイスターという
制度が設けられて、FFJ検定よりこちらの取得に励む農業高校生が増えています。
これはこれで良いのですが、研究に励んでいるチームフローラフォトニクスでは
結成時からFFJ検定を大切に考え、良い結果を出したメンバーが挑戦しています。
FFJ検定は初級、中級、上級、そして特級の4段階。
もちろんチームのメンバーは全員が上級まですでに取得しています。
これからが最高位の特級取得の季節。
今年も特級に挑むチャレンジャーが名乗りを上げています。
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