チームにとって懐かしい研究テーマです。
ブルーモーメントとは日没後と日の出前の十数分間現れる
空が青の光に包まれる現象です。
この時間帯は太陽が空にないため、私たちの目には赤や黄色の光は届きません。
見えるのは波長の短い青色光が散乱した空だけ。
これが美しいブルーモーメントとなるのです。
一昨年、国立極地研究所の協力を得てチームフローラフォトニクスは
南極でのブルーモーメントを分析する機会をいただきました。
昭和基地から1年間も送られてくる膨大な動画データを卒業した女子の先輩が
画像をRGBで分析したところ、ブルーモーメントは
なんと最大で日没前後約3時間も続くことがわかりました。
青森県南部町の最大約40分に比べると3倍以上です。
理由は太陽が地平線に入る角度。
転がる太陽といわれるほど南極の太陽は地平線にほぼ水平に入るため
いつまでたっても青い光が空を包むのです。
極地研究所での報告会では、北極圏でも春から夏、夏から秋に変わっていく時期には
同じような長いブルーモーメント現象が起きるはずと述べて発表を締めくくりましたが
あれから2年後、ストックホルムで実際に観測できるチャンスを得ました。
そこで先輩に変わって空の色を見てみると現在でなんと約2時間もありました。
美しい街並みを包む美しいブルーモーメント。
先輩に見せたかった風景です。
ブルーモーメントとは日没後と日の出前の十数分間現れる
空が青の光に包まれる現象です。
この時間帯は太陽が空にないため、私たちの目には赤や黄色の光は届きません。
見えるのは波長の短い青色光が散乱した空だけ。
これが美しいブルーモーメントとなるのです。
一昨年、国立極地研究所の協力を得てチームフローラフォトニクスは
南極でのブルーモーメントを分析する機会をいただきました。
昭和基地から1年間も送られてくる膨大な動画データを卒業した女子の先輩が
画像をRGBで分析したところ、ブルーモーメントは
なんと最大で日没前後約3時間も続くことがわかりました。
青森県南部町の最大約40分に比べると3倍以上です。
理由は太陽が地平線に入る角度。
転がる太陽といわれるほど南極の太陽は地平線にほぼ水平に入るため
いつまでたっても青い光が空を包むのです。
極地研究所での報告会では、北極圏でも春から夏、夏から秋に変わっていく時期には
同じような長いブルーモーメント現象が起きるはずと述べて発表を締めくくりましたが
あれから2年後、ストックホルムで実際に観測できるチャンスを得ました。
そこで先輩に変わって空の色を見てみると現在でなんと約2時間もありました。
美しい街並みを包む美しいブルーモーメント。
先輩に見せたかった風景です。