品種名を見落としてしまいましたが、これは甘柿。
今、青森県の店頭にはこのような甘柿が並んでいます。
しかし残念ながらすべて県外産のものばかり。
青森県でも柿は採れますが渋柿のためすぐ生食できないのが理由です。
名久井農業高校のある南部町も妙丹柿の産地ですが
渋柿のためもっぱら干し柿となります。
ところが柿は樹高が高く、さらに折れやすい木です。
そのため高齢化の進んでいる田舎町では危険なので
加工する人がどんどん減っているのです。
さらに生食するためにはお湯や焼酎を使って脱渋しますが
どうしてもアルコール臭が残ったり、果肉が柔らかくなってしまいます。
このように品質が落ちるのも妙丹柿を生食する人が激減した理由です。
これをなんとかしようとチームフローラフォトニクスは
2012年の秋に光を使った渋抜き法を考案し話題となりました。
その後、改良をさらに加え、硬いまま簡単に脱渋することにも成功しています。
ユニークな方法は福島県など他県の産地から問い合わせがあるほどですが
肝心の地元の農業クラブ大会で発表したことがありません。
もしチームがやり残したことがあるとすれば
この妙丹柿の新しい脱渋方法の紹介だと思います。
嬉しいことに生物工学研究班がチームのあとを引き継いでくれることになりました。
最後の年は企画サポートにまわりたいと考えています。
今、青森県の店頭にはこのような甘柿が並んでいます。
しかし残念ながらすべて県外産のものばかり。
青森県でも柿は採れますが渋柿のためすぐ生食できないのが理由です。
名久井農業高校のある南部町も妙丹柿の産地ですが
渋柿のためもっぱら干し柿となります。
ところが柿は樹高が高く、さらに折れやすい木です。
そのため高齢化の進んでいる田舎町では危険なので
加工する人がどんどん減っているのです。
さらに生食するためにはお湯や焼酎を使って脱渋しますが
どうしてもアルコール臭が残ったり、果肉が柔らかくなってしまいます。
このように品質が落ちるのも妙丹柿を生食する人が激減した理由です。
これをなんとかしようとチームフローラフォトニクスは
2012年の秋に光を使った渋抜き法を考案し話題となりました。
その後、改良をさらに加え、硬いまま簡単に脱渋することにも成功しています。
ユニークな方法は福島県など他県の産地から問い合わせがあるほどですが
肝心の地元の農業クラブ大会で発表したことがありません。
もしチームがやり残したことがあるとすれば
この妙丹柿の新しい脱渋方法の紹介だと思います。
嬉しいことに生物工学研究班がチームのあとを引き継いでくれることになりました。
最後の年は企画サポートにまわりたいと考えています。