花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ブルーモーメント談義

2018年10月16日 | 研究
ブルーモーメント現象が始まりかかった夕焼け空。
夕方のつくば市の風景です。
信号で待っているとメンバーの話題が突然ブルーモーメントになりました。
自分のスマートフォンではちゃんと写らないとか
どこのメーカーのものがきれいに映るとか
ブルーモーメント談義に花を咲かせています。
実はフローラの先輩が一昨年、南極のブルーモーメント研究をし
冬の校内プロジェクト発表会に出場し最優秀を受賞したのです。
その時、彼らはまだフローラに入る前の1年生でしたが、
南極のあまりに美しい映像が印象に残ったのか自分でも撮影してみたようです。
だからこそ誰からともなくブルーモーメントの話題が出てきたのです。
面白いことに一昨年の先輩たちも
みんなでブルーモーメントの撮影大会をしたことがあります。
それも11月の京都でです。
テクノ愛という科学アイデアコンテストに出場した際に、
寺院とブルーモーメントをスマートフォンで撮影しては競い合ったのです。
確かその時の優勝機種はエクスペリア。
iPhoneは完敗した記憶があります。
今年はストックホルムでのブルーモーメントの撮影に成功したフローラ。
ぜひ報告会などで皆さんに紹介したいと思います。
学校医主催の祝賀会は11月9日。
OBOGはもちろん、たくさんのお客様がお祝いに来られるようです。
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大学評論家

2018年10月16日 | 研究
JAXAの見学センターの後は筑波大学見学。
現在、高校時代にサクラソウ研究に取り組んだ
チームフローラフォトニクスのOGが4年生に在学しています。
東日本大震災で塩害を受けたサクラソウを救おうと
立ち上がったのが2代目、3代目のメンバー。
しかし彼女は塩害もほぼ修復された5代目のメンバー。
ではいったいどんなサクラソウ研究をしたのでしょう。
実は2年間にわたり種差海岸の環境が
サクラソウ自生地に与える影響を調査したのです。
その結果、増えてきたと喜んでいるサクラソウは
すべてクローンの可能性が高いこと、
さらに原因として結実率が極めて低いこと、
そしてそのまた原因がポリネーターであるマルハナバチが
少ないことなどを示唆しました。
このような自生地の保全研究は今まで行われたことがないため
青森県の依頼を受けて仙台で開催された
第1回国立公園会議で英語による発表もしています。
そんなこともあり保全生態学に長けた筑波大学に進学し
大学でもサクラソウの研究を続けてきました。
この先輩が大学のキャンパスや自分の研究室などを案内してくれたのです。
今までチームは学会やコンクールでいろいろな大学を訪問しています。
訪れた大学は酪農学園大、弘前大、岩手大、東北大、東京大、東京工業大、
東京農業大、東京理科大、学芸大、日本大、名城大など数知れず。
でも恐ろしいのは、彼らはその度に今まで見学してきた大学と
キャンパスや学生の様子などを比較しているのです。
ちょっとしか見ていないのにランク付けされる大学も大変です。
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男の子女の子

2018年10月16日 | 研究
先週末、つくばで開催された世界湖沼会議に参加したチームフローラフォトニクス。
今週はその時の様子を少しご紹介したいと思います。
発表は日曜日の午前中。したがって土曜日につくば入りしたチームは
せっかくだから少し市内を見学することにしました。
ここはJAXAの見学センター。
宇宙飛行士の真似をしているのはメンバーの男子。
さらにさまざまな宇宙船の実物大模型を見つけては
スマートフォンで撮影しています。
また男子はJAXAのお土産屋さんでも
さまざまな宇宙食を買い込んでおり、とても楽しそうです。
では女子はどうでしょう。
男子がまだ3分の1しか見てないのに
さっさと見学を済ませ、もうソファに座っています。
ところがこの後に寄ったショッピングセンターから出てきた女子は
なんと大きな袋を抱えています。
何かと思って覗いてみたら枕ぐらいあるブタのぬいぐるみ。
男の子と女の子ではこんなにも興味対象が違うものかと驚きました。
でもよく見るとブタの口に牙があります。
もしかしてこれってイノシシ?
フローラ女子はワイルドです!
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